心の風景 認知的体験

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スポーツを心の元気づくりに活かすコツ

2021-04-30 | ポジティブ心理学
スポーツを心の元気づくりに活かすコツ

①なにか一つ見つけて上達しておく
 スポーツはレパートリーが豊富です。早く自分にあったスポーツを見つけることです。なんといっても、時間のたっぷりある学生時代に見つけで、一定のレベルにまで上達しておくことです。
自分は、中学時代にたっぷりとやった卓球が、今でも楽しむことができます。からだで覚えたものは、一生覚えているものです。
②仲間と一緒に楽しむ
 スポーツは一人でやれるもの、楽しめるものもありますが、できれば、仲間と一緒のほうが、なにかとプラスです。スポーツを一緒にした仲間は、仕事仲間とはまた一味ちがって、親密さも格別です。
とりわけ、高齢者は、ともすると孤立しがちですので、地域でのスポーツ仲間を作ることが大事になります。行政の支援も結構ありますので、公民館あたりに出かけてみるとよいと思います。
③スケジュール化する
自分は、週末にテニスをします。「いつも時間にいつもの場所でいつものように」がスポーツをするための余計なコストを低減してくれます。おかげで長続きします。1週間の楽しみ目標にもなります。


文字を読む機会が極端に減った

2021-04-30 | 癌闘病記
①ネット朝日新聞は毎日読む
②「好きなサイトにすぐ」のサイトを使って、数社のネットニュースの拾い読みはしている
③小説は、桐野「日没」、3か月かかってやっと半分
④週刊誌、月刊誌は時折買うが、ほとんど読まない
⑤カタログな見出しの大きな文字だけを拾い読み



やってしまった

2021-04-30 | 心の体験的日記
一度やってしまい、あわててキャンセル。
同じことをやってしまったことを荷物が届いてきがついた。
500m㍑のペットボトルの水24本のかわりに2㍑ボトルを24本。
これからは、水分補給、大事だからがばって飲むことにする。



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2021-04-30 | 癌闘病記

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●沈黙の螺旋階段(spiral of silence)]心理学基本用語

2021-04-29 | 心理学辞典


●沈黙の螺旋階段(spiral of silence)
意見の対立する社会的な問題があったとき、一般に、多数意見のほうがおおっぴらに意見を公言しやすい。すると、それに影響されて多数派はますます増えて勢いづき、逆に少数派はますます減って沈黙しがちとなる。






目撃「安全・安心の心理学」新曜社

2021-04-29 | 安全、安心、
「安全・安心の心理学」新曜社

目撃———自信のある誤った目撃に要注意

●目撃情報は大事
犯罪の犯人探しのための一つの有力な方策の一つが、目撃者を探すことである。時折、目撃情報を求める立て看板を道路で見かけることもある。
最近は、監視カメラが人による目撃の一部を補完するようになったが、人による目撃も貴重な情報を提供してくれる。
アメリカでバスに乗っていたときに、接触事故が起こった。運転手は車を止めてすぐに乗客に白紙を渡しはじめた。何人かの乗客がそれをとった。目撃証言ができる人の電話番号を集めるためであった。

●目撃の特徴
 我々は、犯行や災害や事故の「後」を見ること/聞くことは多いが、事件、災害、事故が発生した瞬間、ましてやそれが起こるまでの過程をみずから目撃することはほとんどない。
 それだけに、その現場での人による目撃は貴重である。これには、当事者による直接目撃と周辺者による間接目撃とがある。いずれの目撃にも共通しているのは、その時その場でのごく短時間の、しかも、恐怖の感情にとらわれた出来事を見聞きしてそれを一定時間後に想起することである。ところが、想起は思いの外、脆弱なので、本人は真実を述べているつもりでも、そこにはさまざまな歪曲が忍び込んでくるので、扱いがなかなか難しい。
 直接目撃は、出来事に巻き込まれてしまっているだけに、その証言には、フラッシュブルブ記憶的な要素が入りがちである。つまり、その時その場での一瞬の光景をあたかもフラッシュバルブをたいてとった写真のごとく鮮明に思い出せるが、まさにその一瞬だけの想起、ということがある。出来事の流れを正確に想起できることはあまり期待できない。
 これに対して、間接目撃は、出来事を第三者的に観察できる立場にはいるが、やはりフラッシュバルブ的な記憶になってしまうケースも多い。したがって、事の一部始終を見聞きしてることはまれである。事が起こった後から、そう言えば、こんな事があった、という証言になる。後づけ想起である。
 したがって、断片的ではあるが、その出来事にとって意味があるとその人が解釈した「編集された」情報ばかりが出てくることになる。これに拍車をかけるのが、マスコミ報道である。自分の目撃とマスコミ報道との整合性がとれるような方向への変化さえ起こってしまうことがある。
 不審者情報がその典型である。警察による意図的なリークもあるのだと思うが、最近、立て続けに発生した幼児殺害事件の報道内容をみていると、いわゆる不審者に関する情報が実に多く報道される。ところが、犯人がつかっまってみると、それらの不審者情報はほとんど無関係ということがわかることが多い。

●目撃証言
 今手元に「目撃者の心理学」という大著がある。その目次を列挙してみたので、ざっと眺めてほしい。
 アメリカの法廷には、記憶心理学者が引っ張り出されて、目撃証言の信憑性についての証言が求められることが多い。そのためもあって、目撃証言の心理学的研究も盛んである。日本でも、「法と心理学会」もでき、しかも平成21年度までに、陪審員制度に似た裁判員制度も始まることもあって、ようやく研究が活発化する兆しがある。
 閑話休題。目撃証言は、前述したように、直接、間接にかかわらず、それ単独では、信憑性の点で難点がある。  
 しかも、さらに誘導尋問効果として知られている現象もある。目撃情報を引き出す時の尋ね方によって、内容がゆがめられてしまうのである。たとえば、「その不審な車は」と聞くのと「その車は」と聞くのとでは、思い出す内容が異なってしまうのである。
 それでも、一人の人から何回かの繰り返し証言を求めたり、多くの人から目撃者証言を集めることができれば、そして、さまざまな証拠と照合したりすることで、おのずと真実が見えてくるところはある。

注1 最近、地震や事故が起こった瞬間からあとにさかのぼって20秒間程度、映像を再生できるような装置が普及しはじめた。事故原因な発生までの過程を探るのには強力な道具である。

注2 想起で起こる5つの歪曲(編集)
①調和的編集 現在の自分の考えや感情と調和するように編集する
②変化編集 自分が変化した方向にふさわしいように思い出す
③後知恵編集 結果が分かった現在にふさわしいように想起する
④利己的編集 自分の都合のいいように思い出す
⑤ステレオタイプ編集 世間一般の考えに合わせて思い出す
いずれも、意識的に歪曲しているわけではない。
(D.シャクターによる)

注3 Sporer,S.L.ら1996(箱田祐司ら訳)「目撃者の心理学」ブレーン出版
第1章 序;間違った犯人識別200年
第2章 目撃証言の法的諸局面
第3章 目撃者要因、目標人物要因、状況要因が目撃者識別に与える影響
第4章 人物記述の心理学的諸相
第5章 顔の再生—方法と問題
第6章 人間とコンピュータによる音声の識別
第7章 他人種効果と目撃者による識別
第8章 目撃記憶の促進
第9章 ラインナップ研究の裁判への応用
第10章 子どもの人物識別
第11章 高齢の目撃者
第12章 目撃に関する実験心理学研究;理論と方法
第13章 結語
 


 





こんなときだから 2011-04-29 | 心の体験的日記

2021-04-29 | 心の体験的日記
こんなときだから
2011-04-29 | 心の体験的日記

さー連休
10日も休める人もいる
この際、思い切って
今年の夏場は厳しそう
それにめげないためにも
ここで元気だめ

新幹線も青森から鹿児島まで
いい時期の開通

空元気でもよい
元気に表に出よう
気持ち、明るく楽しもう
そして、思いと行動の10%を被災者に持続的に向けよう

大丈夫
政治もうえを向いてきた
インフラ整備には増税は必須
義捐金は個人へ



我慢。自粛を訴えるしかないのかなーないなー

2021-04-29 | 心の体験的日記



yafooニュース 20214-29 より
ワクチン確保の致命的な遅れにより、優先接種としていた「医療従事者480万人」の「1回接種率」は36%台、「2回接種」が完了しているのは、わずか18%台にとどまっている。 4月12日から始まった「高齢者3600万人」に対する接種はたったの0.2%、約7万5千人。2回接種は0%なのだ(4月27日現在)。これでは高齢者の命は守れないし、64歳以下の一般人は、いつになっても順番が回ってこない。

●使い勝手調査」心理学基本用語

2021-04-28 | 心理学辞典

●使い勝手調査(usability
testing)
製品、とりわけコンピュータおよびコンピュータを組み込んだ機器を実際にユーザ(消費者)に使用させて使い勝手を調査すること。
これが国際標準化機構による国際標準(ISO13407)として制定されるまでになったのは、コンピュータという高度技術が急速に一般ユーザ(使用者)に普及したことに伴う、使い勝手の悪さへの不満がある。
コンピュータは、認知的人工物と呼ばれることもあるように、従来の機械や道具と異なり、それを使いこなすには、ユーザ側の知的対応を要求する。そこで、コンピュータとユーザが交流する接面(インタフェース)の設計にあたっては、ユーザの知的特性に配慮する必要がある。ここで、心理学的な知見や研究手法が有効となる。



◆メンタルモデル」心理学基本用語

2021-04-28 | 心理学辞典

◆メンタルモデル(mental model)〔心理学〕

研究者が研究をするとき、見通しをつけるために、とりあえずのモデル(作業モデル)を頭のなかに設定する。これと同じように、なんらかの課題解決の状況に直面すると、だれしもがとりあえずのモデルを構築する。これをメンタルモデルとよぶ。研究者の作業モデルと同じで、メンタルモデルも、状況と試行錯誤的にかかわるための手引きであり、それによって状況の認知的複雑さを低減できる。しかし、作業モデルと異なるのは、メンタルモデルが、個人的で、恣意的なところである。(海保) 



伊集院静「ミチクサ先生」(320)「日経新聞連載」がとてつもなく面白い

2021-04-28 | 心の体験的日記
伊集院静「ミチクサ先生」(320)「日経新聞連載」
4/26
金之助の講義を見学した高浜虚子と寺田寅彦は並んで千駄木の家へ続く坂道を歩いていた。
「どうですか、寺田さん、俳句の方は?」

@@@
夏目漱石も草葉の陰でにたにたしているのではないか。
著名人のプライベート開陳。
ときにはくすくす、はらはらしながらよんでいる。



小説「心の元気づくりのための文化」

2021-04-28 | ポジティブ心理学
小説「心の元気づくりのための文化」

「仮想世界で遊んで元気をつける」

「仮想の力はすごい」
IT技術の進歩のおかげで、仮想世界が爆発的に拡大しました。その特徴のいくつかを挙げてみると、
  • 仮想世界の新たな表現が可能となった
  • 仮想世界へのアクセスが容易になった
  • 結果として、仮想と現実との区画があいまいになった
かつては、小説と映画が仮想世界で遊ぶための唯一の道具立てだったの
が、IT技術のおかげで様相が一変したのです。
 ところで、私たちは、どうしてこれほど仮想世界が好きなのでしょうか、あるいは求めるのでしょうか。(なお、ここで言う仮想世界は、小説や映画のような物語性のある仮想世界に限定します。これ以外の仮想世界も多彩です。)
 一つには、日常生活のつらさ、しんどさ、めんどうくささから逃れて、自分の好きな世界に逃げ込みたいたいというということがあります。仮想世界のネガティブな側面です。自室でパソコン相手に毎日を過ごす引きこもりの若者が、この典型です。
 2つには、逆にポジティブな側面になりますが、祭りと似て、普段とは違ったハレの世界としての仮想世界です。
 昔、田舎では野外映画会がときおり開催されていました。夏の風物詩の一つで、いつも楽しみでした。まさに、お祭りにいくような、わくわく気分を味わえました。仮想世界には、こうした側面がありますね。
 これには、もちろん、仮想世界の内容も影響してきますが、それよりも、仮想世界に没入できることのほうが、大きいと思います。集中して物語を追うことで我を忘れる、時には、登場人物に感情移入をする経験は、日常とは違ったハレの世界を実感させてくれます。

「小説は頭を鍛えるには必須」
IT技術の仮想性の大きな特徴の一つは、ゲームにみられるように、仮想世界との相互交流です。仮想世界に「身体的に」働きかけることでその世界を自分なりに変えることができるのです。ここにおもしろさがあり、また有能感も高まります。ITオタクへの道まっしぐらとなるほどの強力な仕掛けです。
ところが小説には、それがありません。いや、あるのですが、仮想世界との相互交流は、「頭の中」だけで行われます。
この違いはかなり重要です。
 小説を読む、味わうためには、かなりの知識量と、その運用力が必要です。これが頭を鍛えることになるからです。
 反射神経だけが鋭い若者ばかりになってしまっては困ります。認知能力の高度化は、これからの社会では避けて通ることはできません。小説を読むことは、頭を鍛えるには必須です。
 やや心の元気づくりから話がそれましたが、こうした背景を念頭において、心の元気づけのための小説の活用を考えてみたいと思います。

「小説で心を元気にするコツ」
  • 好きな作家、シリーズものを見つける
小説を楽しんで心を元気にするには、国語の授業のような微に細にいっての読書は避けたいですね。それは、頭を鍛えるための読書です。
となると、できるだけ、認知的なコストは下げたいところです。そのための一つは、好きな作家や、シリーズものがおすすめです。
なぜかというと、関連知識が頭の中にありますから、どんどん読めるからです。登場人物も同じ場合もありますね。安心してストリーを楽しめます。すぐに没入できます。

  • 読書を習慣にする
それでも、読書は、TVなどよりは向っていく気持ちが必要です。「さー、
本でも読むかー」という気持ちが必要です。
 そういう気持ちになるのを待つのもありだとは思いますが、できれば、その時間、その場所では読書、というようにしておければ、すんなり読書に世界に入り込めます。電車での通勤、通学をされている人は、電車の中は格好の読書場所ですね。
 一日一回の読書の習慣。癒しとしても心の元気づくりとしても、ぜひとも考えてみてください。
 最近は、電車の中でも携帯いじりばかりで読書している人が極端に減ってしまいました。心配です。

  • 内容はそれほどこだわる必要はない
 心を元気にするための小説もあるとは思います。
 以前、仲間の心理学者が、その日の気分にふさわしい本を探すシステムを開発したことがあります。今日は気分が沈んでいるから、こんな小説、今日は心を元気にしたいからこんな小説、というわけです。
 おもしろいシステムだとは思いますが、実際には、なかなか難しいですね。それよりも、本は、積読(つんどく)が必要です。読みたいと思ったときに本を買っておいて、机に積んでおくのです。そして、読みたいとき、読めるときに、そこから1冊引き出して読むのです。
  積読のための本の選択、そしてその中から1冊を選ぶところに、あなたの好み、その日の気分が影響するようにするのが実際的です。