心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

攻撃性の心理

2012-09-30 | 心理学辞典
攻撃性の心理
攻撃性は、誰の心にも潜んでいる人間の本性の一つである。しかしながら、攻撃性を行動として発現することは、多くの場合、厳しく抑制されてきた。なぜなら、攻撃性に源を発する行為は、他人への身体的あるいは心理的暴力、果ては社会的紛争や戦争さえ引き起こしてしまうからである。

しかし、攻撃性が人間の本性の一つだとすると、それは、常に抑制すべき心の機能と考えるのは適切ではない。進化論的にみれば、攻撃性は自分の身を守るための最後の砦として機能してきたはずである。したがって、過度の抑制は、身の破滅をきたすこともありえるし、また、攻撃性の暴発を招くこともある。

大事なことは、攻撃性の存在と意義を認めた上での、状況に応じた攻撃性のコントロールである。抑制もその一つであるが、たとえば、対抗スポーツ競技での発散、さらには、言葉による知性化などもある。
とりわけ、幼児期の対人関係の中での攻撃性の適切なコントロールスキルを体得させることは大事になる。

攻撃性を一つの性格特性としてとらえると個人の問題となる。攻撃性を個人と状況との交互作用としてとらえると社会の問題となる。いずれの観点もそれなりに重要である。攻撃性とその周辺をめぐっての考察に有効な心理学の基礎知識を拾ってみた。

●リスク・コミュニケーション

2012-09-30 | 心理学辞典
●リスク・コミュニケーション
(risk communication)
リスクをどのように伝えるかは、通常のコミュニケーションとくらべると、はるかに難しいところがある。たとえば、
・リスク発生確率の見積もりそのものが難しい。
・リスクだけを強調すれば、誰もがその受け入れを拒否したり、恐怖感をいたずらに高めてしまう。
・リスクをどのようなメディアを介してどのように表現するかが面倒。
・受け手のリスク認知、リスク行動に個人差が大きい。
・情報公開、説明責任についての最近の厳しい世論とどのように折り合いをつけるか。
こうした困難を克服しながら、最適のリスク・コミュニケーションを考えていくことになる。

最近の物忘れ事情

2012-09-30 | 心の体験的日記
昨日、駅の北海道物産展で2個1000円ほどの買い物
家に帰ってきたら、ない 
座席に置き忘れ

ここ数日、家に帰ると、電気がついている
家をでるときに、毎日、電気の確認をしていても
これ

うれしいこともある
久しぶりの上下そろいの背広をきた
ポケットにオーダーメイドの印鑑が出てきた


アマゾン、アフィリエイト、紹介料、ゲット

2012-09-30 | Weblog
1/2/2012 11/2011 紹介料 \174.00 \1383.00
2/2/2012 12/2011 紹介料 \221.00 \1604.00
2/28/2012 ギフト券による支払い -\1604.00 \0.00
3/2/2012 01/2012 紹介料 \367.00 \367.00
5/2/2012 03/2012 紹介料 \231.00 \598.00
6/2/2012 04/2012 紹介料 \781.00 \1379.00
7/2/2012 05/2012 紹介料 \40.00 \1419.00
8/2/2012 06/2012 紹介料 \28.00 \1447.00

ありがとうございました。
昨日、お祭りでみつけて募金箱に、寄付してきました
ありがとうございました。

認知と学習の心理学」目次

2012-09-30 | 認知心理学
認知と学習の心理学」培風館 企画書より


1章 記憶の衰えと馴染むーー記憶力
2章
1.1 講義中の記憶障害に悩まされる
●一部しか思い出せない
● 名前が思い出せない

1.2 ぼけに対応する
●認知症にはなりたくない
● ぼけに対応する

1.3 高齢者は結晶性知能で勝負する
● 2つの知能
●一度覚えたことは忘れない
●高齢者の持っている暗黙知を活用しよう
●処理速度が落ちるので要注意
● 高齢者は抑制が効かない

1.4 覚えられない
●覚える力も低下する
●さらにこんな記銘力の低下がある
● マクロ情報は大丈夫

2章 ミスとともにむーーミス耐性力 11p

2.1 ミスだらけの毎日
● ドジ日誌
●ドジ日誌を書いてよかったこと

2.2 魔の一瞬
●ヒヤリハット
●魔の一瞬を作り出すもの

2.3 ミスしながらいきいき生きる
●ミスは成功のもと
●ミスが成功をもたらす
●考えどころその1「失敗についての知識を豊富に」
●考えどころその2「強すぎる正解志向は要注意」
●考えどころその3「失敗と共存する」
●考えどころその4「失敗体験を通して失敗に強くなる」
●考えどころその5「失敗を”まあ、いいかにする”心の訓練をする
●失敗に強い人、弱い人
***
3章 書くーー情報生成力

3.1 書くのが好き
●書けなくて七転八倒
●書くのが大好き人間に大変身

3.2 書くのがつらいのはどうして
●書くのは面倒
●思いの世界と表現の世界とのギャップが大きい
●書くことを制約するリテラシーが面倒
● あらたまったお膳立てが必要

3.3 書くことが好きになるために
●書けなくとも困らない?
●ともかく書くこと
●自分を出す
●読み手を意識すること
●外的制約を課す

3.4 文章作成環境が格段に良くなった
●「原稿用紙」はまもなく死語
●ワープロがもたらしてくれたこと
● 自己表現の場が広がった

4章 コンピュータで仕事をするーー知的道具活用力

4.1 コンピュータとともに40年

●ドッグイヤで進歩するコンピュータとともに
●コンピュータにはまる
●何が何やらわけがわからない

4.2 インタフェース研究
●認知工学とは
●インタフェースにおけるわかりやすさとは

4.3 メールを開けるのが楽しみ
●まずはメールを開ける
●メールリテラシー
●ボーダレス性
●瞬時性と応答性
●ビジュアル性
●保存・検索性

5章 研究するーー創造力
5.1 こんな研究をしてきた
●基礎研究からスタート
●基礎研究はなぜ大事なのか
●基礎研究から応用研究へ
● 応用研究だけはだめ

5.2 知の生産をする力
● 発想力
●企画力
●実行力
●解析力
●表現力
******
6章 本を作るーー情報編集力

6.1 43冊の本を作ってきた
●本作りの内容
●本ができるまで
6.2 本作りは楽しい
●論文を書くのとの違い
●表現上の工夫をするのが一番楽しい
●あれこれ構想をめぐらすのも楽しい

6.3 本つくりも苦労はある
●原稿が集まらない
●バグが消えない

6.4本が読まれない
●本が読まれない
●知識の体系度が低下する
●本を読まないと頭が馬鹿になる

* ******
7章 大学で教えるーープレゼン力   p11

7.1 大学で教えて40年
●授業遍歴
● 大学の授業

7.2 講義をする

●講義はしんどい
●内容と方法と熱意
●授業の技術
●熱意

7.3 授業を評価する
●授業評価花盛り
●授業評価をしてもらってわかったこと
●教員管理用の授業評価は危険
●生徒の反応を絶えずモニターする

7.4 演習と実習で鍛える
●演習で発想力とプレゼン力と討論力を鍛える
● 実習で「社会」を体験する

7.5 大学生の学習状況
●大学に入ると大学生の学習習慣が激変する
●学習への動機づけの低さ

8章 コンピュータ・ゲームで楽しむーー知的娯楽力

8.1 ひそかな楽しみ
●一人こっそりマージャンゲーム
●昔覚えた遊びの復活

8.2 手軽さ
●遊ぶのに努力がいる
●遊びの面倒さこそ大事
●コンピュータゲームは子供にさせるな

8.3 即応性
●反応があるのはうれしい
● 人間になじむ即応

9章 テニスをするーーー運動技能力

9.1 テニス歴40年
●職住近接がテニスをする余裕を
●楽しむだけのテニス
9.2  練習嫌い
●上達しない
●うまい人ほど練習する

9.3  なぜ練習が嫌いなのか
●練習すれば上達する
●競争のほうが楽しい
●練習そのものが嫌い

9.4  それでもうまくなりたい
●知は力なり
●見よう見まね
●ずるさで勝負



10章 ドライブするーー安全保持力

10.1 三大趣味の最後はドライブ

●中年になってはじめてマイカー
●ドライブが趣味
●行動範囲が広がるのは楽しい

10.2 ドライブで事故をしないコツ

●これほど道路が整備されているとは
●魔の一瞬
●危険を予知する
●スピードを出さない
●注意を自分で管理する
●注意特性から人を分類してみる












 


















      


8. 4 上達する
●仕掛けを知る
● 頭の使い方の上達

8.5  まだあるコンピュータゲームに熱中させるもの
●達成感
● 挑戦心
● 集中性
● コントロール感

**********

9章 テニスをするーーー運動力

9.1 テニス歴40年
●職住近接がテニスをする余裕を
●楽しむだけのテニス
9.4  練習嫌い
●上達しない
●うまい人ほど練習する

9.5  なぜ練習が嫌いなのか
●練習すれば上達する
●競争のほうが楽しい
●練習そのものが嫌い

9.5  それでもうまくなりたい
●知は力なり
●見よう見まね
●ずるさで勝負


検索トップ10

2012-09-30 | Weblog

順位 検索キーワード 閲覧数
1 海保博之 9 PV
2 認知機能 6 PV
3 指差呼称 効果 3 PV
4 あっはっは 心理 3 PV
5 養命酒 ゾウ 2 PV
6 福祉心理学とは 2 PV
7 認知機能とは 2 PV
8 東京成徳 心理学検定 2 PV
9 世界の名著 心理学 2 PV
10 書くこと 効果

愛読感謝です


高規格社会「駅(舎)」

2012-09-29 | 心の体験的日記
最近、もより駅にエレベーターが設置された
ほとんどいつもがらがらの駅にもかかわらずである
今、どの駅にも、エレベーター、エスカレータは設置
駅によっては、車椅子運搬レールがあるところもある
さらに、トイレがキレイになった
これに転落防止柵がついたら完璧駅舎になる

王子の玉子焼き

2012-09-29 | 心の体験的日記
王子駅かいわい
やたら玉子焼きを売っている
食してみた
薄味でおいしい
なんで、このあたり玉子焼きが多いのですか?
店員さん、さー、わかりません

でも、あとで気がついた
おうじ>王子>たまご>王子焼き>おうじやき  
たぶん、これで正解だと思う わらい

爆笑、俺はゾウか!!

2012-09-29 | Weblog
今朝の朝日新聞
65歳ゾウ、長寿の秘密は養命酒?
とある

自分もいま養命酒を毎日のんでいる
そして、生きている

養命酒は、子どもの頃、からだがよわいからという理由で
自分だけ飲まされた
その記憶が甦り、ここ5年くらいのみ続けている
したがって、長生きしている 笑い

これで、養命酒
売れるようになるのか
それとも、俺はゾウではない だから飲まない となるのか
笑い



認知と学習の心理学

2012-09-29 | 認知心理学
培風館 認知と学習の心理学――知の風景

はじめに

● 知の現場で働いて40年
認知の心理学、認知の科学の研究者のはしくれとして40年働いてきた。
最初は、文字認識の研究から入り、漢字情報処理の研究を経て、実験室の外に出て、取扱説明書をわかりやすくする研究、インタフェースの研究、さらにヒューマンエラー研究を行ってきた。
基礎研究からはじめて実践研究へという研究者としての一つの典型的な歩みであった。
大げさな言い方になるが、これは、知の生成の現場である。
また、24歳で徳島大学の助手として働かせてもらって以来、大学での教育にも携わってきた。それは、まさに知の消費と流通の現場であった。
こうした個人的な知的体験の中味を紹介しながら、そこから発展して自由自在に、知をめぐって論じたり、考えてみたりすることが、本書の主旨である。
テキストではない。個人的な思いを込めた「認知と学習の心理学」にしてみたつもりである。

●誰に読んでもらうか
読者対象として想定したのは、大学2年生くらい、あるいは、認知科学や認知心理学ってどんなものとの興味を抱いている隣の専門家の方々である。
そうした読者が、本書を読んで、みずからの知と、社会における知についての関心を深めていただき、本シリーズの2部で構想されているより専門的でオーソドックスな認知心理学および学習心理学の学びへと進んでいただければ、言うことなしである。

2005年8月11日




心理学検定、1級合格者も

2012-09-29 | 教育
心理学検定の最終結果が出た
特1(全科目制覇)1人は報告済み
さらに1級合格者も1人でた
なんと1年生で、2級合格も1人
今年は、受験者が10名
これを応用心理学部で実施できる20名以上にすることが
当面の目標
学生諸君、よくがんばった
応援してます


日本大沈没「藤巻健史」著

2012-09-29 | 心の体験的日記
とってもわかりやすい日本沈没論
明日沈没してもおかしくないとおもってしまうほど
でも、政治家も官僚も
そして国民もそれほど危機意識がない
どこでも、金をくれの要望ばかり
復興予算にまで群がるひどさ
金銭モラルもおかしくなっている
解決策はたったひとつ「外貨をかえ」
これもまたあまりに単純すぎるような気もするが
年金もらったら、ドルでも買うかなー」笑い いやわらいごとではない
日本大沈没
クリエーター情報なし
幻冬舎

年金、決着するも、あと3か月余り

2012-09-28 | 心の体験的日記
時効寸前の決着
ほっとした
今日、その旨をしらせる郵便が届いた
年金機構のやまとさん
ありがとうございました。
ただ、
書類決済まであと2月
さらに、年金支給まで50日
あと4か月ばがんばらないと年金なるものを
受け取れない 笑い
それまでは、石にかじりつても です
がんばります


がんばります


昔昔の企画

2012-09-28 | 心理学辞典
脳が心の諸現象の発生の土台であることは間違いが、心の世界のすべてを脳に還元できるわけではないことも確かである。そのことをきちんと認識した上で、本書では、心理学を中核とした、心の世界の用語を基礎、先端をにらみながらまずはしっかりと取り上げ、その中で脳科学の知見がはっきりしているものを追加解説するという方式をとってみた。これが本辞典の一つの大きな特徴である。
さらなる工夫として、心についての先端的な知識を収集するために、ばりばりの心の研究者から、既存の辞典にはまだ掲載されてはいないが今後は重要になってくると思われる用語や人名を募集して解説するという新形式も試みてみた。それらのいくつかは日の目をみないまま消えていくかもしれないが、もしかして、この辞典で取り上げられたことが、きっかけで勢いがついて、心の科学のキーワードにまで昇格するようなこともあるかもしれない。
ここでは、心理学研究者はむろんのこと、精神医学者、社会学者、哲学者、工学者など心に関心を持つ研究者にも広く呼びかけて、用語を収集してみた。これによって、心の科学を広く展望できることを期待したからである。これが、本辞典のもう一つの特徴である。




 近年、心の科学は、心理学を核に、ますますその研究領域を拡大させている。たとえば、脳科学、生物学、精神医学、社会学、教育学、情報科学、経営学、経済学、犯罪学、統計学などなど。
 本辞典では、この認識のもとで、心理学用語を中核としながらも、可能な限り、心にかかわる諸科学はもとより、哲学、文学などの諸学問にまで用語選択の領域を広げてみた。
散漫にならないように配慮しながらも、心理学用語は最新のものから歴史的な価値のあるものまで、また基礎領域から実践領域まで、もれなくきちんと拾い上げたつもりである。その上での上述のような工夫である。

日本の心理学者、3巨頭

2012-09-28 | 心理学辞典

●みなみひろし(南博)
社会心理学者。東京都生れ。京都帝国大学卒。一橋大学教授。アメリカでphD取得後1947年に帰国し、アメリカ社会心理学を日本に導入し、国民性から大衆文化まで広範かつ多彩な社会現象の背後にある心理を解き明かした。著「体系社会心理学」など。(1914~2001)

●みやぎおとや(宮城音弥)
心理学者。東京都生まれ。京都帝国大学卒。昭和医学専門学校卒(医師免許取得)。東京工業大学教授。心理学の普及に尽力し、さらに、県民性の心理や犯罪心理などの日常心理学の新領域を開拓した。著「心とは何か」など。(1908~2005)

●はたのかんじ(波多野完治)
児童・教育心理学者。東京都生まれ、東京帝国大学卒、お茶の水女子大学学長。児童心理、視聴覚教育、言語教育の分野で、以後の発達・教育研究の里程標ともなる数々の業績を残した。ピアジェの紹介者でもある。著「児童心性論」など。(1905~2001)