心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

ごあいさつ

2021-08-14 | 認知心理学
父 海保博之は、去る令和3年8月9日、78歳にて永眠いたしました。

およそ4年にわたる闘病生活でしたが、手術の時以外はおおむね自宅で穏やかな生活を送り、最後も痛みに苦しむことなく、眠るように息を引き取りました。一貫したポジティブ姿勢、そして終活の段取りの良さは、そばで見ていた家族としても、人生の終い方のお手本を見せてもらった気がしています。

葬儀は近親者のみの家族葬にて見送りました。ご弔問、お香典、ご供花につきましても、故人の遺志によりご辞退申し上げます。

仕事や研究、プライベート、そして闘病生活など、さまざまな局面で父を支えてくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。このブログを通じた交流が、闘病期間中の父の心の支えとなりました。長きにわたるご愛読、本当にありがとうございました。




最新の画像もっと見る

13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (匿名S)
2021-08-14 12:23:58
永きにわたる読者です。
この度のご訃報に驚くとともに哀しみでいっぱいです。
日課として親しませていただきました貴ブログで心理学の面白さを知りました。
 啓発され、今年度公認心理師の国家資格を取得しました。先生のご記事に触れていたことが大きな素地となっていたことは確かです。
 以前幾度かコメントもさせていただいておりましたが、お礼のコメントを差しあげる予定でした。
 突然のお話で、動揺しております。
今回は匿名にて失礼致しますが、心をこめて合掌いたします。
 ご家族の方の心痛も計り知れないと存じます。偉大なお父上さまのご冥福を祈ります。
返信する
Unknown (小橋康章)
2021-08-14 14:16:38
お父上のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。海保先生には日本認知科学会の運営活動を通じて大変お世話になりました。また最近はFacebookを通じてこのブログを知り、闘病記録を始め色々な記事からインスピレーションを得たり励まされることが多くありました。

昨年の日本認知科学会の大会では私どもが企画したオーガナイズドセッションにご参加をいただき、学会活動の未来を垣間見る機会を与えていただきました。退院なさったら来月3日のセッションにもぜひご参加をいただきたかったのですが、残念です。差し出がましいこととは思いますが、できればこのブログは当分のあいだ残していただき、より多くの人々が先生の謂わば肉声に触れる機会としていただければ幸いです。

小橋康章
返信する
Unknown (関麻由美)
2021-08-14 21:29:12
海保先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ブログの更新を心待ちにしておりました。残念でなりません。。。が、ブログに残された先生のたくさんのおことばを噛みしめながら、ポジティブに生きていきたいと思います。ありがとうございました。
返信する
Unknown (はせがわまさこ)
2021-08-15 06:19:12
海保先生、
今までありごとうこざいました。
永年ブログを通して、先生のお考えに触れ、たくさんのことを授けていただきました。ブログ上でのささやかなやり取りも、大切な宝物です。
これからも、この学びを忘れすに、日々、ポジティブに過ごしたいと思います。
今まで本当に、本当にありがとうございました。

ご家族のみなさま、
先生がお亡くなりになられたこと、今も信じられず、寂しく思います。
けれども、終わりまでポジティブに穏やかに過ごされたとのお話に、先生らしさを感じ、勇気を頂きました。
お悲しみの中、お報せくださりありごとうございます。
願わくは、たくさんの方が読まれているこのブログを残して頂き、これからも先生の人生哲学に触れることができればと思います。

先生のご冥福を心からお祈りいたします。
ご家族のみなさまにお疲れが出ませんよう、お大事にすごされますこと、心よりお祈り申し上げます。
返信する
Unknown (takuo)
2021-08-17 11:00:01
申し上げる言葉を失い、コメントできずにおりました。
ブログに親しませていただきましたが、
いつでしたか、貴殿が改築のため東京に移住されていた頃、小生も同様に子の住まいに居候しておりました。
東京とはいえ、奇しくもどこかですれ違っているかのように近いところだったようですね。偶然に驚いたものです。
外出を控えねばならない時期でもあり、元の郊外生活に戻る前に、お目にかかる術があればよかったと悔やまれます。
貴殿のご冥福を心より祈っております。
毎日を大切に過ごされたことは皆の胸に刻まれているでしょう。尊敬いたします。
哀しみのうちにあられるご家族さま、謹んでお悔やみ申し上げます。
返信する
Unknown (長谷部孝司)
2021-08-17 15:04:39
海保先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
大学では、八千代、十条台の両キャンパスにわたって、大変お世話になりました。この度の訃報に接し、大変残念でなりません。心の元気づくりのお話は、ストレスフルな毎日の中で興味深く拝聴いたしました。また、何よりもそのお人柄に接したり、SNSの発信記事を拝見したりしておりますと、元気を分けていただけるような心持ちになりました。いろいろお世話になりまして、ありがとうございました。

長谷部孝司
返信する
Unknown (sawa)
2021-08-20 15:29:13
先生、早すぎます。

6月のSNSのある日には「あーいい一日だった」とおっしゃっていたではありませんか。体調調整の入院だと思っていました。
そんな大変な体調だったんですね。それなのにいつもと変わらぬおおらかな語りで、書き込みにはお返事までくださって。海保先生らしすぎます・・
先生に結婚式で祝辞をいただいた時、ウチの両親まで褒めてくださって、あんなにやさしさあふれる祝辞を今まで聞いたことがありません。
・・困りました。この数日いろいろ考えましたがやはりとりとめありません。ニコニコとまあまあ...となだめられそうです。
いまさらですがいったい何ができるでしょうか。一番のご供養は、今まで同様に思い、思い出し、思い出話をすることなそうです。先生のSNSの横繋がりで、線だけではなく面でもお話しを聞いたリするのが楽しみのひとつでした。先生もうれしそうに見ていらっしゃいましたよね。こんな時代なので今すぐ何かを思いつきませんが、ゆっくり考えます。
ご冥福をお祈りいたします。
本当にありがとうございました。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (K.yamamoto)
2021-08-21 01:27:39
合掌。
先生、ご体調もよい塩梅に保てていらっしゃると思っておりました。

ご闘病中ながらもブルーバックスを出され、素晴らしいと思っておりました。
貴ブログをずっと拝読しておりました。

知識、知恵はもちろんのこと、それ以上の魅力あるご記事は、私にとって欠かせないものです。

このブログもニューズレターから始まったと書かれていたことを思い出します。

時代を先取りしつつも、ユーモアと心の琴線に触れることばを大事にしておいででした。

先生の精神のベクトルは、過去ではなくこの先へ向かって生きつづけていらっしゃいます。

先生、語り尽くせない思いがたくさんございます。そのおりには、またコメントをお許しくだされば嬉しく思います。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-08-22 14:07:03
悲しい。
返信する
Unknown (伊藤江美)
2021-09-11 15:02:01
ご冥福をお祈りいたします。

私は先生の漢字に関するご研究について勉強させていただいておりました。一度だけメールを差し上げましたら、すぐにお返事がいただけて感動いたしました。謙虚で優しいお言葉に驚き、感激いたしました。

それから、時々、こちらのブログを拝読するようになりました。先生の膨大なご著書と同じように、こちらにも、たくさんの記事があり、まだ数パーセントしか読めていないと思います。

このブログの中には、研究者として人間として、教育者のはしくれとして、学ばせていただきたいことが山ほどございます。まだまだ、読ませていただきたいです。
僭越ながら、先生のご研究やお考えやお人柄に触れることができる、こちらのブログを拝見させていただく機会を残していただけますよう心からお願い申し上げます。
返信する

コメントを投稿