ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

梅田で飲んだ仕上げの蕎麦なら、「潮屋」。

2016-03-21 21:55:20 | 人生、飲んでナンボ
飲みも食いも中途半端な状態で店を出た。
ここはやはりラーメンはヘビーでも、軽く蕎麦でも流し込んで仕上げたい。
ふらりと寄ったのが、新梅田食道街の「潮屋」。

立ち食いなので、価格も全く心配ない(笑)。

私はシンプルに、かけそば200円。
トッピングフリーの天かすと七味を少々。

こんな店の割に、と言ったら失礼だが、自家製麺なので口当たりが実にいい。ダシもしっかりしている。
あぁ、やっと落ち着いた…

スタレビ35周年ツアー@守山。

2016-03-20 23:40:16 | No Music,No Life.

今宵は我が愛してやまないバンド、スターダスト・レビューのデビュー35周年記念ツアー初参戦のため滋賀・守山市民ホールに出向いた。

1年2ヶ月にもわたるロングツアーのまだ6本目のためネタバレは避けるが、これから参戦する人のためにむしろこれだけは伝えておきたい。
・要さんの、あるべきものがない。
・貴重な動画が見られる。
詳しくは、行ってのお楽しみで(笑)…

まだ6本目であり歌詞は鬼のように間違うし、曲順も危うく間違えるところだったりとバタバタした感もあるが、それも含めてライブである。セットリストもこれからどんどん替えていくそうなので、何度も参戦する私も楽しみだ。

いつも言うが、ライブのお楽しみと言えば
「程よいお約束と、程よい裏切り」
のバランスだ。
お約束と言えば定番曲だが、普通には演らない。もちろん歌と演奏は普通にやるが、そこに至るまでのネタにご期待いただきたい。
そして裏切りといえば意外な曲の掘り起こしだが、これは充分に期待してよい。おそらくその曲がリリースされた直後のツアーでしか演っていなかったのでは?という曲もいくつか登場し、どよめきと感動が押し寄せる。

しかし93年のアルバム「SOLA」と94年の「楽団」は、第1期キーボードの三谷泰弘が脱退する直前だけにアルバムを通して微妙な空気なのだが、それらからいくつか引っ張り出してきたという事はもう気持ちの整理はついたのだろうか…?

河内松原「ヘルシーバスごくらく」で、くつろぐ。

2016-03-19 21:55:41 | 旅行・レジャー
近鉄南大阪線・高見ノ里駅へやってきた。

生まれて初めて降り立ったのだが、駅前通りからしてもう人情味溢れる街である。

駅から歩いて数分のところに、「ヘルシーバス ごくらく」がある。

ここは銭湯なのだが、銭湯組合に加入していないので銭湯より安い。それでいて湯が軟水のためヒジョーによい、という話なのでわざわざやって来たのだ。

早速入浴してみると、確かに軟水で湯が柔らかく、温泉でもないのに肌はスベスベ、湯上がりはいつまでもホカホカだ。
さすがに中の写真は撮れないので、パンフレットの写真を。

たまたま今日来たら、何やらイベントをやっていた。
表のスペースに、怪しげなクルマ。

なんと、いか焼きのクルマなのだ。
これも一期一会、いか焼き400円をいただいてみる事に。

コレは、大層驚いた。ふんわり柔らかく、ソースも絶妙だ。
阪神百貨店地下のいか焼きがスタンダードだと思っていた私にしてみれば、あの硬くゴワゴワしたいか焼きはもう食えないかも。

さらに湯上がりスペースでは、ショーをやっていた。
PUFF(パフ)という、女性2人のユニット。

プロデビューしているそうだが、どこかに初々しさがあり可愛らしい。

さらに、ダンディーなヤッホ寺田さん。

実にシブい歌声で、オリジナルに加えやしきたかじんやバブルガム・ブラザースの曲を聴かせる。

しかし一番笑ったのが、公式カメラマンのチルデンセーターが後ろ前なのである(苦笑)…

弁天町「赤丸」で、ワンコインランチ。

2016-03-18 21:54:35 | うまいもん
大阪・弁天町。
かつては四国航路の発着港として栄え、「交通科学博物館」には全国から鉄道マニアが押し寄せ、23年前には地上200㍍のホテルとマンションを擁した「オーク200」が完成し、西の拠点として無限大の可能性を感じさせた近未来都市、と期待された。

あれから23年。
そのオーク200は第三セクターによる経営がアダとなって600億を超える負債を抱え、ついに外資に代わってしまった。
テナントも空きが目立ち、かつてシュラスコを食わせる小洒落たレストランはつぶれ、随分前から税務署の窓口になった。
ホテルも三井グループが手放し、現在は札幌に本社があるグランビスタの経営に。かつて格調高いレストランだったフロアにはなんとサイゼリヤが入り、なりふり構わぬ経営となっている。

交通科学博物館も閉鎖になり、間もなく京都に完成する鉄道博物館に一部の車両が移され、駅のホームから見える跡地は廃墟同然になっている。

そんな魅力いっぱいの弁天町に燦然と輝く一膳メシ屋・赤丸。

昔ながらの、いわゆる大衆食堂だ。
おかずも冷陳にズラリ。

コレで定食らしく仕上げてもいいのだが、私はどうも表のこの看板が気になった。

なんと500円、ワンコインでランチが食えるではないか。
こちらに路線変更。唐揚定食だ。

悪くないではないか。大きな唐揚げがゴロゴロと4つ。ちゃんと汁もあり、ごはんの量も充分。
野菜が少ないが、この値段なら文句は言えない。

味も悪くない。揚げたてのうえ、唐揚げの鶏肉にもしっかり下味がついている。決して「ランチ=余りもののディスカウント」ではないのが素晴らしい。

いくらオークの経営が外資に買われ、いくらホテルにサイゼリヤが入り、いくら交通科学博物館がなくなろうとも、弁天町には「赤丸」というコスパにすぐれた食堂があるのである。
まさしく、弁天町の救い主だ。
救い主…メシア…メシ屋…バンザ~イ!

新聞は、誰の味方なのか?

2016-03-17 22:30:35 | 思うこと

今日の朝日新聞社説「消費増税は予定通り実施すべきだ」に、ヒジョーに残念な思いになった。
一昨年の消費増税による経済の停滞で、デフレは一向に改善せずGDPも2期連続マイナス。この日の1面トップでも「官製春闘 3年で頭打ち」と、アベノミクスが失敗であった事を間接的に報じている。
しかし何故、消費増税だけは予定通り実施せよと強弁するのか。新聞にだけ軽減税率が適用されたのを反故にされるのが、そんなにイヤなのか?とうがった見方をしてしまいたくなる。

いや、この国の財政が逼迫しており、健全化が必要なのはよく分かっている。社会福祉を充実させ、例の「保育園落ちた日本死ね!」などという哀しいブログが書かれないような社会の実現に向け努力せねばならないのは、誰だって理解している。
しかしそれは、この国家予算が正しく配分され、正しく使われていると客観的に認識されたうえで収入が不足しているのなら致し方ないのだが、その検証をマスコミは果たしてやっているのか。

東日本大震災の復興予算も正しく消化されているとは言い難いが、それを指摘する論調は一切見受けられない。
安倍首相が、この2年余りで海外にバラまいた総額は数十兆円にものぼる。海外ではやたらと気前が良いくせに、国内ではカネが足りないから増税に走る。もっとも、消費増税をブチ上げたのは政権時代の民主党なのだが、増税せねばならないほど我が国が逼迫していると言うなら何故これらのバラマキを誰も指摘しないのか。
海外で数十兆円、国内では1千万人のお年寄りに選挙対策で3万円?冗談もたいがいにしていただきたい。

記者クラブが官邸に飼い慣らされ、政府にとって不都合な事が書きにくいというのはもはや世間にバレバレなのだ。
首相のバラマキをはじめとする税金のいびつな使われ方を指摘する事もなく、市民の暮らしより財政健全化のために増税を支持する新聞は、一体誰の味方なのだろうか…