雨が止むとともに、若草山から水蒸気が昇っていきます。
平城京跡の東側に出っ張りがあり、発掘調査から
「続日本記」に記された「東宮」あるいは「東院」で、
皇太子の宮殿とされております。
その南東隅に東西南北60mの池が確認され、
宴会や儀式を催されたこともあるそうで、
東院庭園として再現されております。
エントランスを兼ねた復原建物から庭内へ
中央建物と池が見えますが、ブルーシートが邪魔です。
現在修理工事中のため、半分しか公開されておらず
残念です。
最初に作られた時は、単純な逆L字の池でしたが、
その後、入り江や出島をもつものに作り直されており、
自然の風景を主題とした池泉回遊式と呼ばれる庭です。
平安時代以降における庭園の原形になるそうです。
この石組や景石の一部は、実物だそうですが、
無くなったと考えられる位置に補充した石には、
奈良時代のものと区別するため、
石の裏側に補充した年度を墨で書かれております。
木簡と同じで、地中にあれば・・・
やはり墨でしか保存は考えられないのですね。
ちなみに、世界最古の墨は、なんと、
日本の正倉院にある、新羅墨(716年製)だそうです。
もう少し、紅葉を楽しみたいのもです。
隅楼
平城京跡の東側に出っ張りがあり、発掘調査から
「続日本記」に記された「東宮」あるいは「東院」で、
皇太子の宮殿とされております。
その南東隅に東西南北60mの池が確認され、
宴会や儀式を催されたこともあるそうで、
東院庭園として再現されております。
エントランスを兼ねた復原建物から庭内へ
中央建物と池が見えますが、ブルーシートが邪魔です。
現在修理工事中のため、半分しか公開されておらず
残念です。
最初に作られた時は、単純な逆L字の池でしたが、
その後、入り江や出島をもつものに作り直されており、
自然の風景を主題とした池泉回遊式と呼ばれる庭です。
平安時代以降における庭園の原形になるそうです。
この石組や景石の一部は、実物だそうですが、
無くなったと考えられる位置に補充した石には、
奈良時代のものと区別するため、
石の裏側に補充した年度を墨で書かれております。
木簡と同じで、地中にあれば・・・
やはり墨でしか保存は考えられないのですね。
ちなみに、世界最古の墨は、なんと、
日本の正倉院にある、新羅墨(716年製)だそうです。
もう少し、紅葉を楽しみたいのもです。
隅楼