昨日は、年内最終のお稽古に伺いました。
最近は、東大寺の大仏殿の鴟尾を見るにつけ、
”がんばれ”と叱咤激励されように思えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/3f/883c8079763a0bef5fe2ec89d407e5b3_s.jpg)
重ね茶碗と員茶之式(かずちゃのしき)で、
この式は、七事式の最終の段階に位置しており、
お互いに忌憚なく、くつろいで話が交わされることで、
本当に、年末に相応しい式となります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/2a/0d0c4aa58d4a25cc838ee250f2f42bf6_s.jpg)
無学宗衍和尚が、この式に対する偈頌は、
『老倒疎慵無事日 閑眠高臥対青山』と
なにもかも洗い流したかのような心境ですね。
この『員茶之式』とは、
八畳が基本で、七人以上行われ、
目附、札元、亭主、正客、次客、三客、四客・・となり
席中で、十種香札を取りながら、
お互いに薄茶を点てて頂きます。
つまり、客の数だけ茶を点てるので、
『数茶』とも書かれております。
詳細は一回行うことを『一遍』といわれる廻り点で、
席入り後、全員で大折据を取り回し
「客」の札をとり、それぞれ自分の札を確かめます
札元が大折据に残る「一」の札を混ぜ、
あみだくじのように引きます。
引いた札を札元が読み上げ、その絵札の人が名乗り、
菓子と茶を頂き、点前座に進み、そして茶を点てます。
これを一巡するまで繰り返します。
なお三役は亭主側のため、菓子はいただけません。
私はこの式は二度目なのですが、忘れております。
しかし、回を重ねるうちにだんだんと思い出しました。
皆さまも、慣れてこられ、楽しい七事式となりました。
私の社中でも、初釜など人が集まった時のお薄席で、
ワイワイいいながら『員茶の式』ができるのが、
理想ですね。
やはり精進あるのみですね。
今日で、自宅稽古も終わりになります。
準備をしなくては。
最近は、東大寺の大仏殿の鴟尾を見るにつけ、
”がんばれ”と叱咤激励されように思えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/3f/883c8079763a0bef5fe2ec89d407e5b3_s.jpg)
重ね茶碗と員茶之式(かずちゃのしき)で、
この式は、七事式の最終の段階に位置しており、
お互いに忌憚なく、くつろいで話が交わされることで、
本当に、年末に相応しい式となります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/2a/0d0c4aa58d4a25cc838ee250f2f42bf6_s.jpg)
無学宗衍和尚が、この式に対する偈頌は、
『老倒疎慵無事日 閑眠高臥対青山』と
なにもかも洗い流したかのような心境ですね。
この『員茶之式』とは、
八畳が基本で、七人以上行われ、
目附、札元、亭主、正客、次客、三客、四客・・となり
席中で、十種香札を取りながら、
お互いに薄茶を点てて頂きます。
つまり、客の数だけ茶を点てるので、
『数茶』とも書かれております。
詳細は一回行うことを『一遍』といわれる廻り点で、
席入り後、全員で大折据を取り回し
「客」の札をとり、それぞれ自分の札を確かめます
札元が大折据に残る「一」の札を混ぜ、
あみだくじのように引きます。
引いた札を札元が読み上げ、その絵札の人が名乗り、
菓子と茶を頂き、点前座に進み、そして茶を点てます。
これを一巡するまで繰り返します。
なお三役は亭主側のため、菓子はいただけません。
私はこの式は二度目なのですが、忘れております。
しかし、回を重ねるうちにだんだんと思い出しました。
皆さまも、慣れてこられ、楽しい七事式となりました。
私の社中でも、初釜など人が集まった時のお薄席で、
ワイワイいいながら『員茶の式』ができるのが、
理想ですね。
やはり精進あるのみですね。
今日で、自宅稽古も終わりになります。
準備をしなくては。