今朝は自宅稽古日ですが、
お一人こられる予定で、四畳半でのお稽古に、
庭では椿以外の花が寂しくなっており、
さんしゅゆ、白侘助と寒椿を。
お待ちしております。
六畳間の稽古場には、一週間前になりますが、
お花をされている方に、「萬年青」を活けていただきました。
お正月までには少し早いのですが、縁起物ですからね。
漢字で萬年青(オモト)は特別な読み方をしますが、
縁起がいい植物とされ、古くから日本で栽培され、
現在は1000種ほどで、珍しいものは高値だそうです。
なぜそんなにも流行ったかといいますと、
一年中緑の葉を茂らせ、緑が絶えないことより、
縁起物として、庭に植えると災難を防ぎ、
家が万年栄えるといわれます。
特に長続きした江戸の徳川家の、
「家臣から献上された3本の万年青を携えて江戸城に入城した」
この故事から、大名の間に流行ったそうです。
江戸中期のブームが明治まで続いており、
福羽美静子爵が歌を詠んでいます。
「干代八干代 ふかきみどりの 根岸松
さかえめでたき 万年青なりけり」と
さらには、市井には「引越しおもと」として伝わり、
変じて結婚、出産など祝い事の贈り物としても。
また「オモト」に、赤い実が付いている様子は、
母が子を抱きかかえている様を想像させ、
『母性の愛』つまり、子孫繁栄の象徴とされております。
活けていただいたときはオレンジ色でしたが、
一週間後の今は、やや朱色が増してきております。
一週間後⇒
水の入れ替えを忘れなければ、3月頃まで飾れそうです。
お一人こられる予定で、四畳半でのお稽古に、
庭では椿以外の花が寂しくなっており、
さんしゅゆ、白侘助と寒椿を。
お待ちしております。
六畳間の稽古場には、一週間前になりますが、
お花をされている方に、「萬年青」を活けていただきました。
お正月までには少し早いのですが、縁起物ですからね。
漢字で萬年青(オモト)は特別な読み方をしますが、
縁起がいい植物とされ、古くから日本で栽培され、
現在は1000種ほどで、珍しいものは高値だそうです。
なぜそんなにも流行ったかといいますと、
一年中緑の葉を茂らせ、緑が絶えないことより、
縁起物として、庭に植えると災難を防ぎ、
家が万年栄えるといわれます。
特に長続きした江戸の徳川家の、
「家臣から献上された3本の万年青を携えて江戸城に入城した」
この故事から、大名の間に流行ったそうです。
江戸中期のブームが明治まで続いており、
福羽美静子爵が歌を詠んでいます。
「干代八干代 ふかきみどりの 根岸松
さかえめでたき 万年青なりけり」と
さらには、市井には「引越しおもと」として伝わり、
変じて結婚、出産など祝い事の贈り物としても。
また「オモト」に、赤い実が付いている様子は、
母が子を抱きかかえている様を想像させ、
『母性の愛』つまり、子孫繁栄の象徴とされております。
活けていただいたときはオレンジ色でしたが、
一週間後の今は、やや朱色が増してきております。
一週間後⇒
水の入れ替えを忘れなければ、3月頃まで飾れそうです。