気軽に茶道をしてます。

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震災から5年、今だから聴きたい曲は『ラデツキー行進曲』

2016-03-11 09:27:58 | 日記
今日は、東日本大震災から5年
TVから映し出される風景は、まだ復興半ば
それぞれの思いが・・・

昨晩?、ふと夜半に目が覚め、
枕元のFMラジオから流れてきた音声、
60代の男性らしく
”こう見えても、クラシックとジャズが好きなんですが、
津波で全部流されてしまいました。
ぼちぼち中古レコードを買っておりますが、・・・”
NHKのラジオ深夜便からです。
被災地の人々へのインタビューとリクエストのなかの一こま、
震災から5年、今だから聴きたい曲はと聞かれ
”『ラデツキー行進曲』で、元気が出ます。”と

通常、ニューイヤーコンサートのアンコールを飾る曲で、
観客と一体になって手拍子されるほど、楽しい曲ですが、
こんな夜中に、聴くことに驚くとともに、
その方のお話の中に含まれている『思い』に、
考えさせられました。

なお『ラデツキー行進曲、作品228』は、
ヨハン・シュトラウス1世が、1848年に北イタリアの独立運動を
鎮圧したヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて作曲されましたが、
今ではイタリア人指揮者でも、わだかまりなく演奏されるそうです。

さらに聞き続けておりますと
『大阪ラプソデー』
『365日の紙飛行機(あさが来た)』
『ジュビター』
・・・・・
演歌もあり、人それぞれ、思いが詰まっておりました。

朝、目覚め、戻り寒波の中、庭に出ますと
沈丁花の香りが、深夜の事を思い出させてくれ、
人それぞれの思いと重なりました。