気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

山茱萸が満開に

2016-03-13 15:18:06 | 季節の花々
山茱萸を 見て得し風邪は 悔もなし
           水原秋櫻子 餘生
相方の風邪が長引いておりますが、
庭の『山茱萸(さんしゅゆ)』の花が満開になりました。
昨年と同様に、枝を切り詰めていただいており、
少な目ですが、黄色い花が、かわいらしく、
ハルコガネバナ」とも呼ばれるのに相応しいですね。
  
でも名前の由来は、秋には赤い実(別名「アキサンゴ」)になり、
 その実から種子を除いて乾燥したものが、
漢方薬『山茱萸』とされております。
この音読みが由来でしたね。
なんと、日本では奈良県が栽培と生産で有名!、
薬用酒も作れるそうで、
秋にでも作ってみましょうか?フフフ
効能表を見ますと
滋養強壮、止血、鎮痙、鎮静、抗アレルギー、利尿などと
還暦を過ぎた相方には良いようです。

本当に早く治ってもらわないと、旅行に行けませんよ。

山茱萸の花が咲くまでを紹介しますのでご覧ください。
2月29日

3月6日 
 
3月8日の釣り釜稽古の花入れに活けてみました。

3月12日の花月之式での稽古の花入れも。

3月13日満開ですね。
 
よく見てください。
花に昆虫?(ハグロケバエ)が蜜を吸いに
ハチやハエなどの昆虫は、黄色い花に誘われやすく、
春に咲く花は、菜の花のように黄色い花が多いですね。
クリックで拡大 
なお日本で咲く花の色
1位は「白色」(全体の32%) 
2位は「黄色」(全体の30%)
3位は「紫~青色」(全体の23%)
白色がもっと多いのかと思っておりましたが・・・
外来種の影響もあるからでしょうか。