時々小雨が降る中、祇園祭前祭り巡行も終わりましたね。
BSフジで中継されており、山は雨よけシートが掛けられ
残念ですが、鉾の多くは雨よけシートもなく、
立派な前懸・胴懸・見送りなど拝見でき、嬉しいことです。
祇園祭は後祭りのあとも、31日まで行事が続きます。
16日の自宅稽古日の玄関のしつらえです。
14日の宵々宵宮に山鉾見物時に
長刀鉾の『粽』は流石人気があり、並ばないとだめでした。
『月鉾』の拝観で、鉾の上(写真禁止)に上がらせて頂き、
団扇を買い求め、早速玄関に飾ってみました。
月にウサギはどうしてなんでしょうか?
京都文化博物館「祇園祭・月鉾の名宝」展でもふれておりますが、
『月鉾』は、山鉾32基の中でも最も大きく、重い鉾で、
鉾頭に“新月”18金の三日月、
天王座には“月読尊”が祀られることから『月鉾』と。
「古事記」で伊奘諾尊が黄泉の国から戻られた折、右眼を洗い
月読尊が生まれ、夜を支配する神、さらに水徳の神になられ、
それで月鉾には月や水に関連する装飾品が多くみられるのです。
2014.7巡行時
稚児は3代目伊藤久重作の美少年人形『於菟麿』で、
前掛けは17世紀インドムガール王朝時代の「メダリオン緞通」
天井裏には、岩城清右衛門作“源氏物語五十四帖扇面散図”
屋根裏には、円山応挙作の“金地彩色草花図”
破風中央下には、左甚五郎作といわれる“うさぎ”の彫り物
やっとウサギがでてきました。
鉾を飾る装飾は、細部に至るまで素晴らしく、
本当に動く美術館です。
でも、今朝8時から鉾が解体され収納されます。
来年までのお楽しみですね。
BSフジで中継されており、山は雨よけシートが掛けられ
残念ですが、鉾の多くは雨よけシートもなく、
立派な前懸・胴懸・見送りなど拝見でき、嬉しいことです。
祇園祭は後祭りのあとも、31日まで行事が続きます。
16日の自宅稽古日の玄関のしつらえです。
14日の宵々宵宮に山鉾見物時に
長刀鉾の『粽』は流石人気があり、並ばないとだめでした。
『月鉾』の拝観で、鉾の上(写真禁止)に上がらせて頂き、
団扇を買い求め、早速玄関に飾ってみました。
月にウサギはどうしてなんでしょうか?
京都文化博物館「祇園祭・月鉾の名宝」展でもふれておりますが、
『月鉾』は、山鉾32基の中でも最も大きく、重い鉾で、
鉾頭に“新月”18金の三日月、
天王座には“月読尊”が祀られることから『月鉾』と。
「古事記」で伊奘諾尊が黄泉の国から戻られた折、右眼を洗い
月読尊が生まれ、夜を支配する神、さらに水徳の神になられ、
それで月鉾には月や水に関連する装飾品が多くみられるのです。
2014.7巡行時
稚児は3代目伊藤久重作の美少年人形『於菟麿』で、
前掛けは17世紀インドムガール王朝時代の「メダリオン緞通」
天井裏には、岩城清右衛門作“源氏物語五十四帖扇面散図”
屋根裏には、円山応挙作の“金地彩色草花図”
破風中央下には、左甚五郎作といわれる“うさぎ”の彫り物
やっとウサギがでてきました。
鉾を飾る装飾は、細部に至るまで素晴らしく、
本当に動く美術館です。
でも、今朝8時から鉾が解体され収納されます。
来年までのお楽しみですね。