気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

山百合の咲く雨の大和文華苑へ

2016-07-28 08:07:05 | 季節の花々
一昨日、『鉄斎』展の大和文華館を訪れており、
その庭を大和文華苑とされており、季節により
花々が咲きほこるのですが、紫陽花も過ぎてしまい
今の季節は・・・
雨で、駐車場からの入り口の松は

栴檀の木も青い実をつけ、

展示館へのスロープには木槿のみ

展示館の前の「三春の瀧桜」も葉が茂っており、
 今年の3/31
紅い芙蓉が雨に濡れておりました。

ササユリの小道へ下りますと
咲いた後、種を入れた実が

もう一つ角を下がると百合の花が咲いているのが、
目にはいり、かすかに香ってきました。
山百合』で、一年ぶりの再会です。
『道のへの 草深(くさふか)百合の 花咲(え)みに
  咲(え)みしがからに 妻といふべしや』
と万葉集で詠まれております。
 
雨にぬれ、重たげですね。 
 
斜面を下りきると、
アメリカフヨウが迎えてくれるのですが、
雨で、花も多くは萎んでおり、
一花だけが咲いておりますが、雨で頭を下げ
 
やや小ぶりになり、こんな花も

シャシャンボ(小小坊)にも青い実が、
そして黒い実が、これはロウバイ(蠟梅)なんですって
小小坊 
こうして駐車場に戻りますと、
人が少ないので、前から気になっていた横の建物

東大寺大仏殿のシビ様の瓦が屋根の上に

よく見るとその下にステンドグラスなんでしょうか

後で調べると、辰野金吾によって設計された
奈良ホテル・ラウンジの一部(明治42年[1909]建築)が
移築されており、文華ホールになっています。

奈良は昨日から盛夏へ逆戻りに、暑い!
三か月予想は高温注意ということで、
しばらく辛抱が必要ですね。