気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

暑気払いに平花月を

2016-07-24 20:27:30 | お稽古
自宅稽古で、平花月は3月からできておりません。
思い切って7月24日日曜日は、
5人揃ったら花月をしましょうと決め、
この日に集まれる人この指とまれ形式で・・・
嬉しい事です。5人様お揃いです。
暑気払いに皆さん浴衣姿で花月をして
気合をいれましょうね。

七夕月ですので糸巻き棚を準備して
ガラスの水指(花瓶ですよ)
亀蔵棗。

床は、今月のお軸『清流無間断』
五色の紙釜敷に茄子香合を
 
籠に宗旦木槿と萩、ホトトギスを入れ

後は、炭を熾して、お湯を沸かすだけ
いえいえ、お菓子も涼やかな物ご用意いたしました。
『フランボワーズの錦玉』昨晩作っておきましたよ。

花月ですので、お取回しになるので
下に小振りな梶の葉を敷いて
お皿ごと冷やしておきました。
干菓子は祇園さんの岩戸煎餅(撮り忘れ)
  (昨年緒写真です)

朝から槿は紫をチョイス、同じような色調ばかりで、
あわてて白の宗旦槿を小庭に採り、床に活けており、
それで玄関には紫の槿、百日紅、萩とムラサキシキブで。
 

時間までにはおいでになり、準備の後
皆様に『花月之式』の偈頌は
互換機鋒看仔細”ごかんのきほうしさいにみよ
どんな境遇にあっても慌てふためくことなく、
精一杯の働きができるように、厳しく自己を見つめなさい
との教えの話から始まりました。

”どこに戻るのでしたかね”やや右往左往

なんとかスムーズに 
 
前回よりも、少々成長が見られており、
私にとっても、うれしいこと、
浴衣姿で楽しい暑気払いになりましたね。
次回は忘れないうちに・・・