奈良の今朝の最低気温は13.4℃、肌寒い朝を迎え、
早めに目を覚ましました。
NHKラジヲから流れてきた今日の誕生日の花は、
『ヤマボウシ』、花言葉は「友情」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/ed/8f74d0d3bf494fbf1f79f8c996231e28_s.jpg)
白い頭巾をかぶった比叡山延暦寺の法師の姿からだとも
白い四枚は花びらではなく総苞片で、
真ん中に黄緑色の花が密に生えています。
『山法師抹茶一服いただきて』
石脇みはる
こんなお稽古にしたいのですが、ヤマボウシの木がなく、
頂きに行けばよかったのですが、子育てママお二人は
早くお出でと、準備もあり断念しました。
今日も含め土曜から、三日続けてのお稽古、そんな訳で
同じ花ばかりになってしまいました。
今年は、本当に庭には良い花がないのです。寂しい
花入れに、昨日写真を撮った葦穂を挿してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/6d/7d0559a6e9c461ac9f3a8e55ffe4ffc3_s.jpg)
お出でになり、長板総荘でお薄を、
話が弾みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/34/2dadb0090b77784b1b7e00140bf8a0d5_s.jpg)
若い方々ですのでどんな質問が来るのかわかりません。
前日事前に基礎からと思い茶道大辞典(淡交社)を手に取り、
「長板」の項を読んでおりますと
”・・・・・長板の点前は台子の扱いに準じるため、
台子の地板をかたどったとも、天板を下したともされる。
しかしその起源はむしろ台子より古く、
「おようのあま絵巻*」では一間近い木地の長板の上に
風炉釜・水桶・天目盆が並んでいる。
おようのあま絵巻、部分サントリー美術館
茶湯棚の代用として茶湯成立以前から使われたものだった。”
急いで「*おようのあま絵巻」の項を開くと
”奈良絵本系の絵巻、二巻。 室町時代中期制作。
・・・(中略)・・・御伽草子。
茶を振る舞う場面では、木地の長板にのせられた
茶道具一式が 押入に描かれており、
草庵茶成立期の絵画資料として注目される。”と
また出てきました。「草庵」の項をめくると、
”茶室として完全に具象化されたのは利休時代の草庵風茶室
であった。・・・かくて草庵は書院に対称され、
侘び茶、侘びの小座敷(小間)の代名詞になった。
ただし「おようのあま絵巻」に見られるように、
遁世者の草庵の茶湯が書院茶と並行して存在し、
それが茶湯の主流になって行ったとする考えも近年
提起されている。”と
歴史を学ぶのも良いことですね。
知らないことばかり、一緒に勉強させていただきました。
早めに目を覚ましました。
NHKラジヲから流れてきた今日の誕生日の花は、
『ヤマボウシ』、花言葉は「友情」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/74/568c2d4616bd3f7018f6795138b5c8bf_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/ed/8f74d0d3bf494fbf1f79f8c996231e28_s.jpg)
白い頭巾をかぶった比叡山延暦寺の法師の姿からだとも
白い四枚は花びらではなく総苞片で、
真ん中に黄緑色の花が密に生えています。
『山法師抹茶一服いただきて』
石脇みはる
こんなお稽古にしたいのですが、ヤマボウシの木がなく、
頂きに行けばよかったのですが、子育てママお二人は
早くお出でと、準備もあり断念しました。
今日も含め土曜から、三日続けてのお稽古、そんな訳で
同じ花ばかりになってしまいました。
今年は、本当に庭には良い花がないのです。寂しい
花入れに、昨日写真を撮った葦穂を挿してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/ee/2b87ca537323022c375c3e1e87be2229_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/82/16628d7b48149801694871897205d796_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/6d/7d0559a6e9c461ac9f3a8e55ffe4ffc3_s.jpg)
お出でになり、長板総荘でお薄を、
話が弾みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/34/2dadb0090b77784b1b7e00140bf8a0d5_s.jpg)
若い方々ですのでどんな質問が来るのかわかりません。
前日事前に基礎からと思い茶道大辞典(淡交社)を手に取り、
「長板」の項を読んでおりますと
”・・・・・長板の点前は台子の扱いに準じるため、
台子の地板をかたどったとも、天板を下したともされる。
しかしその起源はむしろ台子より古く、
「おようのあま絵巻*」では一間近い木地の長板の上に
風炉釜・水桶・天目盆が並んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/56/43e3a787f5b81e896828cd18d003cad3_s.jpg)
茶湯棚の代用として茶湯成立以前から使われたものだった。”
急いで「*おようのあま絵巻」の項を開くと
”奈良絵本系の絵巻、二巻。 室町時代中期制作。
・・・(中略)・・・御伽草子。
茶を振る舞う場面では、木地の長板にのせられた
茶道具一式が 押入に描かれており、
草庵茶成立期の絵画資料として注目される。”と
また出てきました。「草庵」の項をめくると、
”茶室として完全に具象化されたのは利休時代の草庵風茶室
であった。・・・かくて草庵は書院に対称され、
侘び茶、侘びの小座敷(小間)の代名詞になった。
ただし「おようのあま絵巻」に見られるように、
遁世者の草庵の茶湯が書院茶と並行して存在し、
それが茶湯の主流になって行ったとする考えも近年
提起されている。”と
歴史を学ぶのも良いことですね。
知らないことばかり、一緒に勉強させていただきました。