ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2015-260 93歳、寂聴節、健在なり

2015年10月12日 | 日記
日曜日浄法寺の天台宗に
瀬戸内寂聴の青空法話を聴きに行った。
数年前にも聴いたことがあったが
年をかんじさせない早口ではりのある話は魅力がある。


高速を使って1時間。丁度1時30分着。
天台宗の境内には2000人。すきまなくびっしりだった。
雨が心配だったが、どうにか終了までもった。

1年半前に腰痛、がんなど大病を患う。
幸い、杖をつき歩けるまで回復し今に至る。

初めは病気になった時の全身麻酔。
気持ち良くて死ぬ時もこわくないと思ったそうだ。

天台宗の住職を引き受けたのが昭和62年。65歳。
あれから28年間

当時はボロボロのお寺で夜はタヌキやキツネがでてこんこんと。
屋根も床も修理が必要な状態、なにも無かったそうだ。
幸いマスコミが取り上げてくれ、法話を始めてどうにか再建できるようになった
これまでの道のりをユーモアたっぷりに話す。

その間に源氏物語を6年半かけて執筆。
今、思う存分生きてきたと。
会場からは九州の福岡からきたという若い夫婦が質問に。
若い人へ、若さとは恋と革命である。どちらも情熱が必要だと。
今、金が全てという考えであるが
己を忘れて他人の幸せを祈る戦争はしてはいけない。これが教えであると。

全国各地からこの法話を楽しみに集っていたようであった。







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