ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2016-351 福島 双葉郡をフィールドワーク 放射線量について

2016年08月03日 | 日記
警戒区域を再編
避難指示解除準備区域は年間20mシーベルト未満
居住制限区域は年間20~50ミリシーベルト
旗艦困難区域は年間50mシーベルトに
2013年春に再編された。

除染の目安は毎時0,23マイクロシーベルト(年間1ミリシーベルト)である。

バスで通過した際、峠を越えるとモニタリングポストが0、5ぐらいに跳ね上がった。

通常は0.05ぐらいであり福島市で0.15ぐらい。

当初国は年間20mシーベルトまで安全と言っていたらしい。
しかし多くの抗議をうけ
年間1mシーベルトまで下げたそうだ。
1時間当たり0,23である。
これは放射線技師などが労働安全衛生法で定められた安全基準であった。
実際のレントゲン技師の年間被ばく量は平均0,91マイクロシーベルトだという。

ではレントゲン技師と同じ1時間0,2マイクロシーベルトの所にすみますか?
住もうと思わないのが普通だろう。

しかし福島では
福島市が0.15前後(一般地域では0.05ぐらい)

さて浪江町など双葉郡では
第1原発から20㌔圏内は放射線の値が低い順に
避難指示解除準備地域、居住制限地域、旗艦困難区域に再編。

これによって賠償金のランクが異なるという。

しかしこの再編は自宅に戻れるという安全とは言い難い現状なのであった。

学校については更に遅く、多い地域のH小でも5割以下
双葉郡の全体では震災前に比べて戻ってきたのは1割に満たない現実。

主催者はこの現実を多くの人に知ってもらいたい、伝えてほしいと話されていたのだった。



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