ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2018-55 ある総会の学習会、奨学金問題。

2018年04月26日 | 日記
4月に入って総会があいつぐ。
支部退女教、先人記念館ボラ、合唱団、そして先日
4つ目の県消費者団体の総会が開かれた。参加人数50人

昨年度は12月に開かれた消費者大会が1カ月半早く、今年度は10月末に予定されている。
来年度の10月に10%に値上予定の消費税には反対の立場がこの消費者団体の立場である。

この日の総会の前に奨学金問題について取り上げ学習を深めた。
奨学金が学生をとりまく大きな借金問題になっているのだ。

国によるローンというのが実態。しかも延滞となるととりたてが厳しく、保証人にまで及ぶ。
世論の後押しから今年から給付をきめた。しかし割合からみると
今年から①学年2万人に月2万給付とあるが学生人数からみると
①学年70万人からみると35人に一人救済。
しかも生活費、授業料からみるとほんのわずかである。

学生時代
国立は授業料が1万2千円で次の年から3倍の3万6千ということで
全国各地反対運動した当時。
今は比較にならないくらい国立の授業料が高騰している。
かつて私立大との差は5倍だった。
今は1,6倍である。つまり国立と私大の差が少なくなったということだ。
それだけ国立の授業料が私大並みに高くなってしまったのだ。
学生をもつ親の支援が大変厳しいもので
奨学金に頼る学生が2人に1人。
やむなく自己破産に陥る若者が増えている実態。
長い目で税金を納める若者たち、明日を担える若者を育てる教育の在り方が問われている。






コメント
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