ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2019-65 ゾウ列車がやってきたから70年

2019年07月09日 | 日記
戦後の実話。
1937年(昭和12年)
あの木下サーカス団から名古屋の東山動物園にやってきた4頭の象

アドン、エルドー、マカニー、キーコ、は子どもたちの人気者。
しかし、戦争が激しくなって各地の動物園では動物たちが次々と軍の命令により殺されていきました。
上野動物園の「かわいそうな象」は絵本として有名です。

しかし東山動物園では園長を中心に必死で守り抜いた結果2頭が生き延びることができたのでした。

戦争が終わり1949年(昭和24年)象のいなくなった各地から「生き延びた象がみたい」という子どもたちの願いを叶えようと特別仕立ての列車が走ったのでした。

あれから70年がたちました。

この合唱構成曲は1986年に完成。
全国各地で歌いつないできました。
自分も盛岡の小学校に勤務していた30年前に学習発表会で取り組んだものでした。

この曲は日本だけでなく、韓国、タイ、中国の南京など世界中に広がりました。

今年はそれから70年。東北でも6県で歌う「ゾウ列車がやってきたの記念公演」が仙台で
開催されたのです。

楽しみだったのが名指揮者の小林さん。(山形出身で今、仙台拠点に活動。)
指揮者一つで歌が変わります。一つの振りでピタッとはまるのです。
演出者でもあります。ただ歌うのではないのです。
間の取り方、休符がしっかり伝わり歌いたくなるのです。
上手な指揮者や、コーチはこうまで違うのかということが実感されるのでした。

次はは8月に青森で合同公演が予定中。
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