ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2020-99 100歳の敬老の日、

2020年09月21日 | 日記
今年のコロナ感染の中、
無事、母は100歳を迎えた。
なんでも100歳以上は8万人でうち女性が88パーセントの7万人なそうだ。
県内では100歳が910人うち女性が813人とか。母はそのうちの1人だ。
まさに人生100年の時代だ。
大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生き抜いてきた。

今年に入って、近代史の明治、大正、昭和の前半の社会を
TV土曜日の近・現代史で理解しようと努めている。

母は「おしん」より20歳若く、森光子と同年だ。
また漫画家の長谷川町子とも同年。瀬戸内寂聴より2歳上にあたる。

母の両親が亡くなったのは半世紀前だ。
当時中学生だったがあのバタバタと慌ただしい日々ははっきり記憶に残っている。
その頃、大工の棟梁をしていた祖父は病に伏せており、
誰もが祖父の方が先になくなるだろうと思っていた。
しかし、突然、元気だった祖母が脳溢血で倒れ、そのまま亡くなってしまった。
75歳ぐらいだったらしい。
祖父には亡くなったことを伏せ、祖母の葬儀の打ち合わせをしていた。
祖父はこれを敏感に察したのか翌日、祖父も亡くなったのだ。78歳だっただろうか。
結局、信じられないことに⒉人の葬儀を一緒にすることになったのだ。
⒉人同時の葬儀、これは幸せな結末かもしれない。

当時は平均寿命が60歳代だったから母は長寿の家系なようだ。
母は親族が集まってわいわいすることがなによりうれしいようだ。
子どもや孫、ひ孫たちに会えることを楽しみにしている。

100歳の誕生日にはみんなが集まってお祝い会を開く予定だった。
しかし、このご時世だ。コロナ感染が怖い。
やむなく誕生日の数日後の平日に近場の人たちだけのお祝い会にすることにした。

なんとも残念であったが仕方がない。
当日は精一杯の感謝のお祝い会を開きたいと思う。



















コメント
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