先日、「待つこと」の大切さをブログに書きましたところ、
早速!「待ってくださった」方々からメールやコメントを頂戴しました。
その中に、「何時まで待ったらいいのか?」という質問もありました。
何時まで待つかは、待つべきことの『内容』によります。
仕事の場合は、単独で行っている処理業務(報告書)などは
多少遅れても問題ないかも知れませんが、
その報告を会議で発表するとか、決議が必要の場合は、
内容の確認する時間、書類を印刷する時間、
間違いがあったら修正する時間を残した段階で
仕上がっていなければなりません。
また、その仕事(書類作成やスケジュール調整)を
待っている人がいるのであれば、
期日よりも前倒しで仕上げる方が良いでしょうが、
他の仕事で優先順位の高いものがあれば
そうもいかないこともあるでしょう。
ここで大切なのは、
いつまで待てば良いか?は
自分ではなく相手に決めさせることではないかと思います。
もちろん、上司の立場とすると期限もあり、責任もありますから
最終的には自分の判断をすべきときがありますが、
それ以外は、部下の方に任せてみてはいかがでしょうか?
「○○の書類の出来上がりは何時になりますか?」
と質問すれば、
「○日までにできます。」とか「○時までに仕上がります。」と
答えが返ってくると思います。
もしもその日程では、先のチェックの時間等不足しそうならば、
「もう少し早く仕上げてもらえないだろうか?」と話してみるとか、
「何時いつまでには仕上げてもらいたいんだけど、どうかな?」と
伝えてみてください。
大切なのは、部下が自分で判断し、仕上がりの予測を行なうことです。
このことによって、自分が示した期日に仕上げれば
些細なことでも仕事上の小さな成功体験になりますし、
期日に仕上がらない場合には、自分の予測の甘さがわかり
次からの予測の精度が増します。
部下を管理するとは、指示してその通りにしてもらうことではなく、
部下が自ら自己管理ができ、人財として力を発揮できるように
仕向けることだと思います。
それこそがファシリテーター上司ですよね♪o(^-^)o
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