あなたは“苦手な人”いますか?
もし、居たらちょっとその方を思い浮かべてみてください。
その人を苦手になった理由はわかりますか?
それは、その方が悪かったのでしょうか?
もしかすると自分で“苦手”を作ってるかも知れませんヨ♪
例えば、こういう方がいました。
Aさんが会社の車両部に使用予約を申込みに行ったときのこと。
Aさん「明日、○○まで行くことになったのですが・・・」と言ったら、
車両部Bさん「それで?」と返されて
なんて感じの悪い人なんだろう!と思ったそうです。
Aさんとしては、出かけるわけだから車両部の人が察して
「車の使用申込みですね」と言って書類を渡して欲しかったのだそうです。
自分だったら笑顔で「車の使用申込みですね♪」と、
書類を出してあげるのに、車両部の人は気が利かない!!
と、プンプン怒っていました。
一方、車両部のBさんもイラだっていました。
「明日、○○まで行くことになったのですが・・・」は、
文章の途中ですから、最後まで聞きたくて
「それで」と続きの言葉を促しただけなのです。
その続きは、果たして使用手続きの書類をくださいなのか、
車の空き状況の確認なのか、
最後まで聞かないと返事のしようがないからです。
(Aさんて、いつも最後まで言わないんだから・・・!!
大人なんだから、最後までちゃんと話せばいいのに・・・。)
あなたは、このようなコミュニケーションの場面に
遭遇したことはありませんか?
これは、右脳タイプのAさんと左脳タイプのBさんの
脳の特徴が良く出たコミュニケーションの事例です。
右脳タイプの方は想像力があり、察する力もあるので
「ビール持ってきて~」と言われれば、
栓抜きも一緒に持ってくるタイプ!
左脳タイプは事実重視なので、言われたことを忠実にすることが優先!
「ビール持ってきて~」と言われたらビールだけ持っていきますから
「あら、栓抜きは?」と言われるとムッとして
「最初から栓抜きもって言ってくれたら一緒に持ってきたのに・・・」
ということになります。
どちらが正しいとか正しくないとかではなく、
それぞれの脳の習慣ですから、そういうものだ!と受け入れることが大事♪
そして、ついつい相手も自分と同じタイプと思いがちですが、
意外と相手は別な脳タイプかも知れませんので、
コミュニケーションは『相手の脳タイプ』に合わせて
できるようにするといいですよね♪
言葉の選び方ひとつで、
相手を苦手な人にしてしまう『キケン』があること、
しかもその原因が自分にあったとしたらオドロキですね♪
脳タイプのことをもっと学びたい方は、
7月~9月に横手で極和ファシリテーション中級講座を行ないますので
ご参加くださいね♪
自分の脳タイプのチェックも行いますよ~♪