TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

でもってEAGLES

2004-09-06 22:21:43 | Weblog
本題の前置きがだいぶ長くなりそうです。
今秋来日の懐かしバンド、JOURNEYに続いてはEAGLESです。

小生学生時代はバンドなぞやっていて、一応ドラムでした。
そのドラムをやろう、と思ったきっかけはこのEAGLES「ONE OF THESE NIGHTS」だったのです。ドラムのドの字も知らなかった私は、この曲のハイハットの音はどのように出すのか?と疑問に思ったのが始まりです。(もちろん当時はハイハットなんて言葉も知りません)今となっては別にどうということはない奏法だったわけですが・・・。そんなわけで、EAGLESといえば、ホテカリよりこの曲の印象が深いんですね。

さて、地獄が凍りつくまで再結成はないということだったそうですが、いとも簡単に凍りついてしまったようで、再結成されたわけです。MTVライブは円熟味を増した演奏がなんとも・・・といいたいところですが、なんかDON HENLEYのドラムの衰えを感じずにはいられませんでした。特に「IN THE CITY」ではドラムが完全に足をひっぱってます。昔は好きなドラマーといえばD.HENLEY、PHIL COLLINS、ROGER TAYLOR(要はテクはともかく唄えるドラマーってこと?)だったのですが、プロとは思えない状態に愕然としましたね。でも、全曲他人にまかせっきりにするのよりはましか。
でもやっぱり再結成はうれしいもので、その後の来日甲子園コンサートには足を運んで長年の夢であったEAGLESとのご対面を果たしたのでした。Tシャツ買って今でも大事にとってあります。

そしてどういうわけかインディーズレーベルから新曲DVD「HOLE IN THE WORLD」発表。
あれ、一人足んね。DON FELDERがいないやん。
何でも自分の取り分が少ないと文句言ったらクビになっちゃったそうな。
そりゃ再結成も金のためなのはわかるけど、この期に及んでまだ金でもめるか?特にFELDERのファンというわけではないですけど、あまりに生々しい解雇劇に正直EAGLESに対する興味を失ってしまいました。
今度の来日コンサートも全く行く気ありません。

話があっちの方向へ行ってますが、今度はEAGLES各メンバーのソロ活動を見てみます。
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JOURNEY OR TOTO?

2004-09-06 00:00:31 | Weblog
この秋TOTOのほかにもJOURNEY、EAGLESなど大物アーチストが来日しますね。私が洋楽を聴き始めた80年の前後(いわばベストヒットUSA時代ですな)に大活躍していたバンドが未だに存在するということ自体すごいことです。
とはいえJOURNEYは肝心のSTEVE PERRYは抜けてしまったし、EAGLESに至っては実質的な「HOTEL CALIFORNIA」の作者であるDON FELDERをクビにしてしまい、訴訟騒ぎなんぞやっていて、ちと痛々しい。

で、本題にとりかかる前に今日はJOURNEYについて書いてみます。
といってもまともに聴いたのは「ESCAPE」「FRONTIERS」だけですが。
実質的には「FRONTIERS」のヒットの後、STEVE PERRYが「OH SHERRY」などという大顰蹙PVを出してしまったがために終わってしまったという印象が強く、その後の動向はあまり気にしていませんでした。

しかし、唯一当時のメンバーの中でまともに生き残っているのは・・・STEVE SMITHです。確か「OPEN ARMS」のPVでは上半身裸でおもっくそドラムを叩く姿はヘビメタドラマーが間違ってこんなバンドでやっている、というような印象でしたが、楽屋のシーンではスティックをレギュラーグリップで握ってトレーニングする姿におや?と思ってました。今じゃ元JOURNEYなんて冠のいらないジャズドラマーとしてフュージョン界において、確固たる地位を築いています。元々JOURNEYに入る前はジャズドラマーだったんですね。
その後STEPS AHEAD、VITAL INFORMATION、GHSなどの様々なフュージョンユニットに参加しています。VITAL INFORMATIONでは元SANTANAのTOM COSTER(あの哀愁のヨーロッパの作曲者です)と組んでおり、SANTANAをルーツとするJOURNEYの元メンバーとしてみれば皮肉なもんです。

ついでにNEAL SCHONの97年発表のソロアルバム「ELECTRIC WORLD」にも触れたいのですが、実のところなんか期待はずれでほとんど聴いていません。主な参加メンバーは
ALPHONSO JOHNSON(b)
WALFREDO REYES(ds)
STEVE SMITH(ds) etc
などSANTANA~JOURNEY系統の人たちでしたから、SANTANAっぽい若干ラテンの入ったフュージョンサウンドを期待してたんですが、全体的に重苦しい曲が多く更に2枚組みでしたので、ほとんど聴けていないのが現状です。でもこんなこと書くんだったらもういっぺん聴いてみなきゃだめですね・・・。

そして、96年にJOURNEYは全盛期のメンバー再結成し、「WHEN YOU LOVE A WOMAN」が大ヒットしたのは記憶に新しいところです。
この曲を初めて聴いたのは出張でSANTA FEに行ったとき、砂漠の中を車で走っているときのFMラジオでした。曲の紹介は全く聞いていませんでしたが、STEVE PERRYのあの声ですから一発でわかりました。いかにもアメリカに来たぞ!っていう気分でしたね。とはいえまともに聴いたのはその時だけでしたけど。

STEVE SMITHがその後すぐに脱退したのは自然ななりゆきです。そしてSTEVE PERRYも・・・。この状態で来日しても客入るんでしょうかね?

TOTOの最盛期に人気を二分していたJOURNEYですが、個々のPLAYERの活躍を見ていると明暗を分けている気がします。
コメント (4)
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