TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

HIP CHICK 2

2012-03-06 23:43:32 | J-FUSION
昨日はBLUESALLEYでHIP CHICKのライブ。
同日にBLUENOTEのDAVID GARFIELDとALEX LIGERTWOODのライブもあったので最後までどっちにしようか迷うも、BLUENOTEは1STは早すぎるし、2NDは遅すぎる、さらにHIP CHICKはライブ会場でしか手に入れることができないアルバムリリースツアーということもあって、最終的には予約もせずにBLUESALLEYに飛び込んだのであります。そういや初めてHIP CHICKのライブに行ったときも予約なしの飛び込みだったな…。

HIP CHICK…もう2年半振りくらいになりますでしょうか。前回行ったのが2009年11月ですからね。ホント久し振りです。とにかく忙しい人たちだけにたまにしか活動しないバンドということもあるし、昨年もライブやってたけどたまたま行けなかったということもあったりして。
どういうバンドか、ということは以前ここで書いたことを参照していただくとして…、普段は独り立ちしたプロミュージシャンとして各々がジャズをやってたり、メジャーアーティストのサポートやアレンジをやってる学生時代の仲間がたまに集まって肩の力を抜いてフュージョンをやるという場がこのHIP CHICK。卒業してそれぞれがバラバラの道を行くも、いずれも音楽家として活躍中。そんな日々成長のさなかにたまに集まってお互いの成長を確かめあう、とでもいいましょうか、いやいやそんな堅苦しいモノでもない、とにかくほんわかしたノリで、やってる本人達も楽しそうでね、見てる方もなんか見守ってあげたい的な感覚で見てしまう。なんというか…学生時代にバンドやってた人にとっては理想的な姿なんじゃないかな…。まあ理屈抜きでこういうフュージョンやってる若い人たちに肩入れしたくなってしまうんですよ、音楽好きなオジさんとしてはですね。

で、当日リリースのニューアルバム「HIP CHICK 2」。前作に引き続きレコーディングからジャケットデザイン、プレス手配まで制作の全てがメンバーと身内だけによる完全自主制作盤、しかもそれぞれがれっきとしたプロアーティストだけに諸事情あって流通を通すことは一切なく、ライブ会場のみでの販売ということ。とにかくこのアルバムを入手できただけでも行った甲斐があったというものですね、ホント。あれだけのメジャーなメンバーが揃いながら、やはり学生のノリそのままに初心を忘れない(?)姿には敬服するとともに、勿体ないな~、という思いもありつつ。ちなみに前作もレコーディングしてたハードディスクが途中で飛んでしまったというような受難もあったそうですが…今回もどういうわけか曲順が入れ替わってしまっていたそうで、夜なべでお詫び&訂正シールを貼ったんだそうな。そんなところも自主制作盤の醍醐味というか、らしくって思わずニヤけてしまいます。
さて、しばらくはこのニューアルバムを聴きまくるとしますか…。

ちなみに帰りにiPodがセレクトしたCDは菅沼孝三の「CONVERGENCE」でした。
実はこのアルバム、HIP CHICKの佐藤クンが参加しているアルバムなのです。
これまた何かの縁なんでしょうかね。

ご参考
http://blog.goo.ne.jp/imokenp/e/e6dd799b63f52f4a239b7866c2076c75
http://www.asahi.com/showbiz/column/ongakujin/TKY200909010221.html
コメント (2)
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