TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

LONELINESS / DIMENSION

2012-03-23 23:59:14 | J-FUSION
最近改めて聴いているアルバム、DIMENSIONの「LONELINESS」。
DIMENSIONによるカバー(中心の)アルバムです。
小生的にピークだったアルバム、「INTO A NEW WORLD」から1年半を経てリリースされた「MELODY」でズッこけたからかどうかわからんけど、それからまた1年半を経てリリースされたのがこの「LONELINESS」。そこは半分以上がカバーナンバーということで、賛否両論あったんだろうけど、小生的にはかなり「アリ」な一枚なのです。
なんてったって、1曲目がQUINCY JONESの名曲「IRONSIDE」。まさに勝田SAXが名刺代わりと言ってもいいくらい見事に映えていてメッチャクチャカッコエエ1曲ですし、続くPOLICEのカバー「WALKING ON THE MOON」から連なる数曲のオリジナルナンバー。このあたりから醸し出されるSIMPLY RED風なブリティッシュファンク調テイストがなんともハマるのです。ZARDのカバーとのどかな雰囲気のオリジナルでちょっと一息ついて、ERIC CLAPTONの「WONDERFUL TONIGHT」、CHRISTOPHER CROSSの「ARTHUR'S THEME」という硬軟を取り混ぜたストレートなアレンジによるカバーが続いて、またブリティッシュファンク調のオリジナル。そしてこのアルバムのハイライトとも言えるジャジーなアレンジのジミヘンからHERBIE HANCOCK、CHICK COREAと続くなんとも面白いカバーメドレー。最後はCAROLE KINGの「SO FAR AWAY」でシブ~く締めくくる。
DIMENSIONもフルでオリジナルナンバーばっかり続くとどっかで中だるみが出てしまうんだけど、こうしてカバーも併せて散りばめて構成すると、なかなかメリハリが効いていい感じ。改めて思う、やっぱり小生こういったジャンルごった煮アルバムが好きなんだよな。

LONELINESS / DIMENSION
TAKASHI MASUZAKI(g,b)AKIRA ONOZUKA(keys,b)KAZUKI KATSUTA(sax)MASAHARU ISHIKAWA(ds)SHIRO SASAKI(tp)WAKABA KAWAI(tb)
コメント
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