TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

今更ながらi-Tunesに挑戦~DIMENSION LIVE 2009

2009-10-16 23:55:32 | J-FUSION
相変わらずMDに拘っている小生でありますが…最後の砦である今のMDプレーヤーも何故か時々止まったり、MDを読んでくれなくなったりと、そろそろ先が見えてきたようであります…。こうなるとしのごの言ってても仕方ない、デジタル導入の準備をそろそろ始めなければなるまいか。
とりあえずi-Tunesを使ってみなければ、ということまずは手始めに楽曲を購入してみようか。もちろんCDで出てるのは絶対買うまい…。おぉ丁度いいのがあったということで、DIMENSIONのライブ「DIMENSION Live 2009 at Blues Alley Japan」を早速購入。確かにこれ、CDで出してもそれほど売れんだろうな…でも900円で6曲、54分ならば文句なし。これは意外とお得かも。もちろん、ライブとはいえすんごく完成度高いですね。さすがDIMENSION。音も完全にCDクォリティ、てか、そのままCDが焼けるのか、これはありがたい。HMVでダウンロードしたやつは意地でもCDに焼かせてくれなかったからな…更にPC移行のためにコピーしたら、再生するとき一々HMVサイトにアクセスして認証を迫ってくるし…。これならよっぽどi-Tunesの方が楽だわ。じゃHMVのダウンロード販売ってこんな不便なのに何のためにあるのかいな、と思いつつ。
ところで、せっかくCDに焼けるんだったらジャケットも印刷できればいいのに…、と思ったら簡易なモノなら印刷できるんですね、知りませんでした。欲を言えばホントのCDジャケットみたいにクレジットとかいろいろひっくるめて印刷できるとホント嬉しいんだけど…いかんいかん、あくまでもダウンロードはCDの補完的なモノであって、ちゃんとしたのが必要だったらCDを買うべし…と勝手に自己解決しておこう。それにしてもこういうライブの配信ならば歓迎です。
てなわけで、ようやくi-Pod使いになる覚悟を決めつつある小生であります。

で、このライブドラムは則竹さん、ベースは川崎哲平さんとやら。川崎さんって、マクドのCMで伊東たけしの横でノリノリでベース弾いてた人だよね?最近売出し中の若手ベーシストのようです。絶対そのうち櫻井さんがやるんじゃないかと思ってたんだけど…。ちなみに今度のニューアルバムリリースツアーもこのメンバーでやるそうで。それにしても最近則竹さん、石川さんの後釜的な役割が続いてますね。渡辺貞夫グループも完全に交代しちゃってるようですし。逆に石川さん、最近は是方・JINO・石川というユニットでKORENOSの代わりみたいなユニットの活動が増えてたりしてて。こういうフュージョンという狭い世界でのミュージシャンの移り変わりというか動きを見てるのも面白いものです。これもフュージョンならではのひとつの楽しみなのかもね。

DIMENSION Live 2009 at Blues Alley Japan
TAKASHI MASUZAKI(g)KAZUKI KATSUTA(sax)AKIRA ONOZUKA(keys)HIROYUKI NORITAKE(ds)TEPPEI KAWASAKI(b)
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向谷さんネタ

2009-10-15 23:12:03 | J-FUSION
今日の通勤MDは「鉄道ゼミナール 音楽編」であった。毎度のことながら毎日何が入っているかわからないMDをセレクトする中で今日セレクトしたこのMD、偶然にも今週末には海老名ビナウォークで向谷さんのバンド「メロディーズ」のライブがありますが、その予習にもなったのでしょうか。
で、今日家に帰ってきたら、これまたたまたま今日放送のNHK「ブラタモリ」なる番組に出るということで、メシ喰いながら見ておりました。お題は二子玉川。向谷さんの著書「鉄道の音」にも描かれていた二子玉川での幼少時代の生活の一端、いわば向谷さんの音楽のというかむしろ鉄の原点を垣間見ることができましたね。鉄道ネタになると向谷さんもタモさんもイキイキとしてること。二人とも全く子供です。そう、鉄道って少年のココロに戻れるんです…なんちって。(10/22の16:05から再放送があります)

ちなみに向谷さんライブは「ファミリー鉄道展」の関連イベントとして、今週末17日の15時から海老名ビナウォークで開催。バンドでのライブということでもちろん矢堀さん他4ピースバンドでの演奏。どんな曲やるんですかね、「鉄ゼミ」とか「京阪発車メロディ」あたりから&CASIOPEAのナンバーもやるんですかね。楽しみです…と言いつつも同日は中目黒で小林香織チャンのイベントライブも…こりゃタダモノライブのハシゴになりそうな今週末であります。
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家庭菜園の思い出

2009-10-13 23:10:39 | Weblog
前回書きましたが、小生数年前まで家庭菜園をやっておりましたんで、今回はその思い出話を少しばかり。

茄子~栽培は簡単です。ほっといても結構収穫できます。ただ、あんまり茄子って普段の利用価値があまりないもので…作りすぎるのもちょっと考えもの。

トマト~これもいい苗なら結構ほっといてもよくできます。難点は大きくなるのを待っていると実が割れてしまうところでしょうか。でもちょっとくらい割れていても全然問題ないです。

胡瓜~これも簡単。でもすぐにうどんこ病にやられてしまうのは無農薬の悲しいところ。それでもなんとかしばらくは収穫はできますが。結構成長が早いもので、来週には収穫できるかな~と思ってそのままにしといて翌週採りに行ったらすでにヘチマと化していたことは幾度となく。マメに見ないと収穫時期を逃してしまう作物です。

ジャガイモ~これもよく採れました。すんごい大きいものもできましたね。でも畑じゃそんなことなかったんだけど、ベランダだとすぐに虫が付いてしまいます。葉っぱ食われると、芋の成長が止まっちゃうんですよね…。

ピーマン~ちょっと難しいかも。いくつかは採れたんだけど、小ぶりなモノばっかりで店で売ってるような大きいのはできなかったな。

トウモロコシ~何回か失敗したけど、すんごい上手くいった時もありました。モノの本とか種袋にはある程度離して種を撒くように書いてるけど、それを無視して密集させた方が間違いなくいいモノが採れます。

サツマイモ~狭い畑では往生します。一苗植えただけで、しまいには畑全体を占拠されてしまいます。その意味では手間がかかります。でも思いもよらない所に芋ができてたりして…収穫は大変だけど結構楽しい。

枝豆~手軽にできそうでなかなか…。毎年のように挑戦したけど、店で売ってる枝付きのような出来にはなりませんでした。でも無農薬の枝豆は美味いです。

メロン~これも毎年植えましたが…ちっさいのがいくつか出来た年もあったけど、お味は...まあ失敗作ですな。

スイカ~これはいい苗にあたるとよく出来る、というのを実感しました。ある時は一つの苗から店で売ってるくらいの大きさのモノ(もちろん小玉ですけどね)が5~6個収穫できましたから。味はまあそれなりに、というレベルだったけど、十分美味しくいただけました。一度カラスに全部つつかれたことがあって、それ以来必ずゴミCDROMを実のそばに置くようにして防いでましたね。

ブロッコリー~これ無農薬じゃ絶対無理です。一度作ってそれなりのができたんだけど、青虫だらけで、とても食えたものではなかった。すなわち、その辺で売ってるブロッコリーも…農薬漬けなんだろうな…。ちなみに収穫したあとの残り株がまたすぐに腐ってえらいことになったりして。ブロッコリーもそうだけど、葉モノは農薬無しではつらいかも。

玉ねぎ~これも中途半端に採れました。まあ、その辺で売ってるようなのに比べるとかなり見劣りするものでしたが。

ハバネロ~一時期流行ってましたね。そのブームに乗ってハバネロの苗をノリで買って植えたんですが…これがすごい、とにかく一杯アホほど採れました。だけどこいつら素手で切ったりするとそれだけでえらいことになります。とんでもない毒物です。結局何の役にも立たんかったな~。

家庭菜園をやられている方のご参考にちょっとはなりましたかね?
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レモンです

2009-10-12 22:23:38 | Weblog
前回のエントリーの写真、あれ実はレモンなんです。ウチのベランダで栽培してたレモンの苗が、数年を経て今年初めて実を結んだのであります。まん丸でとてもレモンには見えないんですけどね~。できた実は4個。このたわわな実のせいでしょうか、こないだの台風で鉢植えのレモンの木がかなり傾いてしまったんで、とりあえず負担を軽くしようということで大きくなってるのを2個もぎとりました。まだ緑色ですけど、ほっとけばそのうち黄色くなるでしょう。黄色くなって見るからにレモンになったらいろいろとやってみたいことがあるんで楽しみにしております。それにしてもレモンってある意味楽ですな、だって甘くなる必要がないから。他の果実だと甘いとか酸っぱいとかあるけどレモンだったら甘くなる必要ないですからね、その意味では失敗がないというか。まあもちろんその酸っぱさにもうまいまずいはあるんでしょうけど、そこは大目に見るとして。とはいえまだ味わってないですけど、どんなもんだろ?楽しみな反面戦々恐々でもありまする。
先日のむさしの村の芋掘りじゃないですけど、実は小生結構土いじりが好きなもので、数年前まではちょっとした畑を借りていろんな野菜やらなんやらを作っておりました。さすがに農薬を使わない週末農業では草むしりがとても追い付かないのと、やはり小生ヘヴィなアレルギーなもので、草と戯れるのにどうも耐えられなくなってしまってやめてしまったんですけどね、収穫の喜びを忘れることができず、細々とベランダの鉢植え農業ながらも毎年とうもろこしやらじゃがいもやらを育てております。ただ、じゃがいもはなぜか肝心の成長時期に必ず葉っぱを虫に食われてしまうんで、なかなか大きく育てることができません…畑の時はそんなことなかったんだけどな。なもんで、ちょっと方針変更して今年の冬はにんにくとわけぎを育てることにしました。特ににんにくは結構難しそうなので、うまくできるかな、来年の初夏が楽しみです。
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これなんでしょう

2009-10-11 19:52:43 | Weblog
もちろん左側の緑色の物体です。
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ちょっと寂しい

2009-10-10 23:46:22 | Weblog
ホントは今日は横濱ジャズプロムナードでSPICY KICKIN’でも聴きに行こうかと思ってたんだけど、せっかくの連休、これからまた毎週のようにライブ行く予定入ってるんで、家族サービスの一日となりました。

娘がプリキュアのキャラクターショーを見たいとか、カミさんが栗拾いやら芋掘りした~いとかいうことで、行ったのがむさしの村。ほっこりできる自然豊かなテーマパークです。プリキュアショーはまあともかくとして、新しくできた迷路とか、もちろん栗拾いにさつま芋堀りと、なんか久々に表に出て太陽の下での休日を満喫。娘も満足していたようです。

ただ、3連休の初日だというのに、ちょっとお客さん少なめだったな~。以前にも何回か行ったことありますが、正規の駐車場に置けなくてへんぴなところに連れて行かれたこともあったし、キャラクターショーなんか広場が埋め尽くされていて遠くからしか見えなかったような気がする。メシ食うところなんか場所取りでえらいことになってたし。今日は広場の半分も埋まっていなかったし、レストランやら食事する場所も閑散としていてかなりの余裕。遊園地の遊具も午前中はお客さん一組だけで動かしてるような状態。お土産売ってるとこも全然人いなかったしね…。そのせいか、以前は宿泊施設や、温浴施設もあったんだけど閉鎖されちゃってましたし。あんまり混み混みなのもいかがなものかとは思うけど、なんかちょっと心配になってしまうような状態だったな。まあ昼前後にはそれなりの人出にはなっていたけど、やっぱり広い園内、閑散としていた場所もあって。これも1,000円高速の影響なのか悪景気のせいなのかどうかわかんないけど、なんか人の動きが急激に変ってしまったのを実感した次第、ちょっと寂しい思いです。
こんな手軽に土と触れ合うことができる場所ってなかなかないですからね、もっとこういう施設に目を向けて欲しいな。
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BILLY JOELのライブ雑感

2009-10-09 23:33:46 | AORとか
こないだNHK-BSハイビジョンで、BILLY JOELの昨年行われた東京ドームでのライブを見た。(これ再放送なのかな?)本当に久々にまともに見たBILLY JOEL、わかりやすい年のとりかたしてますね…。ほとんど髪の毛ないし、鬚真っ白で横幅もそれなりに…。それでもどんぐり眼とあの声は昔のまま、ピアノプレイだって円熟味を増したのかも…と思えるくらい。もちろんどの曲も知っているしね、懐かしさ一杯プラスアルファで楽しめました~。
バンドのメンバーの名前を見ると、昔から知ってる名前はMARK RIVERAくらい。そりゃこれだけ年月も経ってるんだからメンバーも代わるんだろうけど、逆にたった一人でも昔からのメンバーが残ってるって、ちょっと感動です。それだけ信頼が続いているということなんでしょう。ちなみにドラムのLIBERTY DEVITOあたりも残ってそうだと思ってたんだけどね、すでに代わってました…残念。とはいえ、今回のドラマーCHUCK BURGIという人、LIBERTYとかなり近いドラミングのように思います。最初姿が映る前はてっきりLIBERTYが叩いているもんだと思ってしまいましたんで。ワイルドだけどテクニカルなドラミング、LIBERTY DEVITOって結構独特な音を出していて、それがBILLY JOELサウンドの一つの核でもあったように思います。やはり後任もそれに近い音を出す人が選ばれたんでしょうかね…。
で、LIBERTY DEVITOって今何してるんかと思ったら、つい数年前までBILLY JOELバンドで活躍していたんだそうですが、結局BILLYともめて辞めてしまったようですね…更には訴訟までも…あぁ結局そういうことなのね~こんなことなら調べなきゃよかった。アルバム「TURNSTILES」から30年も行動をともにしていたのにね…。ちと悲しい結末に若干ヘコんでおりまする。
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東京JAZZ2009 オンエア第4夜雑感

2009-10-08 23:37:34 | その他の音楽
しつこく東京JAZZ2009のBSでのオンエア第4夜最終回編…

大西順子 TRIO
すいません、多分小生的に一番苦手なタイプのジャズなんだろうなこれが。ジャズの魅力はこういうスリリングなアドリブ演奏にもあるんだろうけど、なんというかただの音の組合せにしか聴こえないんですね。難解であり、耳に残らない。だけどこれもジャズの一つの典型的なスタイルなんだろうな。

MCCOY TYNER TRIO WITH JOHN SCOFIELD
MCCOY TYNERのメロディアスなジャズにジョンスコのギターが加わると…ああそうか、これがフュージョンなんだ。ジャズとフュージョンの間を埋めるのがこういうスタイルなんだなと思ったりもして。ジャズの素敵さ、フュージョンのカッコ良さ。フュージョンの原点を見て聴いた気がした。

LOU DONALDSON
サックスの巨匠なんだそうですが、やっぱり全然知りませんでした。ファンキーかつソウルフルなナンバー、それを飄々と演奏する姿はなかなかユーモラス。漫画みたいな人ですねいろんな意味で魅力的な人です。
そして何よりスゲェーと思ったのがオルガンの敦賀明子さん。日本でサポートにつれてこられたのかと思ったら、実際NY在住でLOU DONALDSON QUALTETのパーマネントなメンバーとして普段から活躍してるのか。ハンパなくカッコエエと思った次第です。CDもいろいろ出てるんでちょっと聴いてみたくなったな~。

SUPER JAM
まあ演奏内容はともかくとして、神保さんが借り物のセットを使ってレギュラーグリップでスネアを擦ってる姿って珍しいな~と思ったのが第一印象。こういうモロジャズな神保さんを見られるのも東京JAZZならではということでしょうか。今回のメインバンドはQUASIMODE…って初めて聞いたなこのバンド。こういうクラブジャズ系のバンドがいろいろ出てきているのは時々認識はしてるんですが。クラブジャズってジャズだけどノリが良くって、カッコ良くって、みたいな感じがして聴いてる分にはとってもいいと思うんだけど、なんかこう…バンドが根付かないというか、長持ちしないという印象があります。末永く頑張ってもらって、クラブジャズというジャンルをもっとマニアックでない、普遍的な存在になってもらいたいものです。
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東京JAZZ2009 オンエア第3夜雑感

2009-10-06 23:25:18 | その他の音楽
東京JAZZ2009のBSでのオンエア第3夜は…

MCCOY TYNER TRIO
なかなかメロディアスで聴きやすいジャズでした。こういうジャズなら自然に耳に入ってきますね。ある意味今でいうスムースジャズの流れなのかな。素敵でした。
このバンドのドラマーさん、トップシンバルをかなり高い位置におっ立てていて、壁をチンチキ叩いているようなドラミングが面白い。腕疲れないのかな~。でも真似してみると案外叩きやすいのかも。

CHINA MOSES
MELODY GARDOTが陰ならこちらは陽のジャズボーカルといったところでしょうか。ファッションもAMERICAN GRAFFITIしていてこちらもジャズというよりは、ロックンロールとブルースを混ぜたような感じ…、てか最近ロックンロールとブルースの境目がよくわかんなくなってきた。なんかイメージからするとMELODY GARDOTの方がいかにもジャズっぽい感じだけど、これもまた一つのジャズの形なんですな。

WOUTER HAMEL
オランダのジャズボーカリストなんだそうで。てかオランダのFRANK SINATRAと称されるように、60~70年代アメリカンポップスの王道を行っているような気も。MONKEESとか、みたいな。あっちこっちのジャズフェスに引っ張りだことか。でもこれをジャズボーカルって言うんでしょうかね…。さすがにこうなるとジャズって何?という気分です。とにかくジャズというものの多様性を実感します。

MANHATTAN JAZZ QUINTET
おぉこれぞいわゆるジャズ、って感じでしょうか。ドラム・ベースにピアノにサックス、トランペットという構成。非常にわかりやすくて親しみのあるジャズ。それにしても見てて初めて気付いたんですけど、リーダーのピアニストDAVID MATTHEWSさん、右手が不自由なんですね。ほとんど左手だけでピアノを弾いている。ピアニストにとって手が不自由ってのは本来致命的なんでしょうけど、本人の努力とセンス、そしてアレンジの能力がそんなことを問題にしないんでしょうね。MELODY GARDOTも障がいを持ちながらも活動をしていますが、凡人ではとてもなれないプロのミュージシャンに障がいを持ちながらもそれをものともせずに活躍しているって…尊敬します。
ちなみに…MANHATTAN JAZZ QUINTET/ORCHESTRAのCDが実は何枚かウチにあるんですけど、封も切ってなかったりして…。見ると以前のメンバーにはSTEVE GADDやJOHN SCOFIELDも参加。(この時のGODDさんにはタトゥーありません)このメンバーだったら凄いな~、みんなせっかく来てたんだからスペシャルイベントでREUNIONできたのに。いずれにしてもこのCD(MANHATTAN BLUESというタイトルです)、今度聴いてみよ~。

原信夫とシャープス&フラッツ
まさにビッグバンドジャズの王道。まるで絵にかいたような。ある世代の人に言わせりゃこれがジャズであって他のはジャズじゃない、ってなことになりそうなくらい。映画「SWING GIRLS」のおかげで、こういう分野にも随分とスポットがあたったりしたんでしょうね。ただ、こういう没個性的なビッグバンドよりは、熱帯ジャズ楽団とかNO NAME HORSESとかEMバンドみたいな個性的な人達のビッグバンドの方が最近じゃ流行りなのかな。でも何にも考えずに楽しめるビッグバンドは気持ちいいです。
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東京JAZZ2009 オンエア第2夜雑感

2009-10-04 23:23:31 | その他の音楽
東京JAZZ2009のBSハイビジョンでのオンエア第2夜は…

まずはNHK交響楽団SPECIAL GUEST ELDER。
う~んなんかJAZZイベントに交響楽団を出すのってちと反則のような気も…?。
もちろんELDERとかいうピアニストをフィチャーするためなんでしょうけど。ただ、交響楽団がやってもジャズになるんですから、ホントジャズの懐は深いものです。
まあ、こうして交響楽団との演奏を聴いてしまうとこのELDERとかいう人、ホントにジャズピアニストなの?なんて思ったりもしたんですが、何でも今日から始まっているRON CARTER QUARTETのピアニストが急遽来られなくなって、そのトラをこのELDERさんがつとめるんだそうな。これって何気にすんごいことなんだろうな~。

MELODY GARDOT。
この人も全然知らなかったんだけど、体に障がいがありながらもこうして杖つきながらも来日までしてステージ活動をしているんですね。映画「キャバレー」の世界を思い出してしまうような、裏通り風で陰鬱なボーカル。心を揺さぶるものがあります。これもまたJAZZの一つの形態。

上原ひろみのソロピアノ。
彼女のバンド形態のライブは結構面白いんですけど、ソロになったらどうなのかな~と思ってましたが、やはりソロでも落ち着いてしまっていることなくハジけてますね。STANLEY CLARKE TRIOのアルバムではなんかこう存在感がも一つかな~と思ってたんだけどね…。
もう彼女のピアノはロックでありプログレであり、でもジャズでもあり。不思議な存在感です。

L'IMAGE。
音楽ということよりもSTEVE GADDのタトゥーにばかり目がいってしまいましたわ。昔はなかったですよね。ロックミュージシャンならまあ普通なのかも知れないけど、ジャズのしかもこれだけの重鎮の方が入れるってどうゆう心境の変化なんでしょう。なんかイメージが違う。日本じゃ刺青ってえとどうしても「威圧感」のために入れるみたいな印象があるんですけど、向こうの国では別に普通のことなんだろうか。お国柄の違いなのかな。全然関係ないけど、海水浴行くと日本の刺青人口が確実に増えているのを実感します…。
ちなみにTONY LEVINという人、どうしてもKING CRIMSONやPETER GABRIELのイメージがあって、プログレの人(スティックベースなんて妙なものも使ってるし…今回のリハ映像では映ってたんだけど、本番でも使っていたんだろうか…)だとばっかり思ってたんで、東京JAZZに来るというのは意外でしたね。オンエアではアップライトベースで普通に弾いてたんで、全然違和感なかったんですけど。
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