TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

ありゃりゃ

2012-03-18 22:03:39 | J-FUSION
汐留BLUEMOODのBLOG、ライブの模様を毎回レポートしてくれてるんで、こないだのTRIXのうるう年スペシャルもどんなふうに書いてくれるんかいなと思って楽しみにしてたんですが…ふと気がつくと完全にスルーされちゃってましたね。なんか問題あったんですかね…。

それにしても今度は4月に則竹さんが復帰した安達久美CLUB PANGAEAがBLUEMOODに来るんだそうで。注目していたハコだけに、今までBLUESALLEYとかに聴きに行っていたいろんな方が出るようになるのは嬉しいこと。これまた是非とも行かねばなるまい…と言いたいところですが、既に4月前半には行きたいライブがまた固まって3つくらいありますんで、ちと微妙なところ…。なんか今年は行きたいライブの日程が集中してしまうという傾向があるようで。悔しいな~。そんなわけでちょっと様子見。
ところで、安達久美CLUB PANGAEA、急にツアーが決まるのって、そろそろニューアルバム?という時期なんでしょうかね。
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「きたぐに」のこと

2012-03-16 23:49:35 | 旅行記
今日はダイヤ改正前日。いろんなところでサヨナラ祭りが繰り広げられた日でありました。卒業式を終えたウチの息子も早速沼津方面に遠征して371系「あさぎり」と300系にサヨナラしてきたようで。
もちろん鉄道趣味の世界だけでなく、テレビのニュースでも300系新幹線や「日本海」の最終運転について中継がされたりして、世間一般の話題としても広く認知されたというのも特筆すべきことなのかもしれません。

そんな中、やはり今日で定期運転を終了する急行「きたぐに」。
今回消える列車・車両の中で最も小生にとって思い入れが深い列車なのです。
車両は583系。日本の高度成長期を支えて昼夜問わず走り続けた昼行夜行兼用の唯一の車両形式であり、もうこの「きたぐに」でしか乗ることができなくなっていた、いわば生き残り。であるが故、時間の問題であっただけにとうとうこの日が来たか、という思いに加え、実際今までよく利用していたものですから「きたぐに」に対するノスタルジーとこれからどうしよう、という寂しさと困惑は、小生にとって大きなものになっているのです。

関西圏と関東圏を行き来することが多かった小生、既に絶滅した東海道寝台急行の「銀河」と並び、好んで乗っていた列車でした。都合10回くらいは乗ったんじゃないかな。
学生の頃…京都から群馬方面に帰省するための足として、東京に就職した後でも2~3か月に一度は大阪に行っていたものでその往復の足として、その後大阪勤務になった際もやはり帰省時の足として、更に近年では京都RAGまでライブ遠征したとき、特にライブが終わるの夜中ですからね、泊まらずに列車で帰ろうと思ったらもう、「きたぐに」くらいしかなかったわけです。一昨年の夏にやはりTRIXのライブに京都RAGまで遠征したときはもうその時点においてもそろそろ…という雰囲気が漂っていたものですから、一度息子にも乗せてやろうと思って、息子と二人でほぼ貸切状態の寝台車に乗りこんだのが最後になりました。でも、その時点でもうこれが最後だろうな、という予感はありましたから、息子連れて乗っておいてホント良かったなと思いますし、その意味では悔いはないんですけどね。

とはいえとりあえずは臨時列車として今後も運転される、ということではあります。
でも急行「能登」も結局臨時列車化されてから2年で終焉を迎えました。それでも「能登」は毎週末には運転される、という臨時列車というよりは週末限定の定期列車的な存在でありながら、での2年です。「きたぐに」は多客期のみに限定される運行のようですから、2年ももたないんだろうな…。もちろん、また機会があって、たまたまその日に運行されるなんて偶然があるんだったら絶対乗りますけどね…。

とにもかくにも、もう「きたぐに」で新しい思い出を作ることができなくなってしまう。残念なのは当然として、このような時代背景に無念と無常が交錯します。
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PLAYIN' IT COOL / TIMOTHY B. SCHMIT

2012-03-15 23:39:16 | AORとか
ちょっと前から深夜の時間帯に流れるCMで、「SO MUCH IN LOVE」が使われています。
懐かしいですね…ホント。ここで使われているのは違う人のなんだろうけど、やっぱり「SO MUCH IN LOVE」といえば、TIMOTHY B. SCHMIT。我々世代では例の映画「FIRST TIMES AT RIDGEMONT HIGH」のサントラにも収録されていたこと、それとなんといっても日本ではパイオニアのミニコンポだったかのCMで使われたのは知る人も多いかと。

そんな訳で最近引っ張りだして聴いてるのが、TIMOTHYのファーストソロアルバム、「PLAYIN'IT COOL」。EAGLES解散後の1984年にリリースされたものです。もちろん「SO MUCH~」も収録されてますが、このアルバムの凄さはやはりEAGLES人脈とTOTO人脈が全面バックアップで作られたというその豪華さ。TOTOの最大のヒットアルバム「TOTOⅣ」はTIMOTHYのコーラスワークが大きく貢献していたのは誰も否定できないところでしょう。そりゃTIMOTHYのためならTOTOも一肌脱ぎますわな。
4曲目「SOMETHNG’S WRONG」ではボーカルのみならずドラマーとしてDON HENLEYが参加。ギターはJOE WALSHとSTEVE LUKATHERの共演。6曲目「WRONG NUMBER」ではJEFF PORCARO、DAVID PAICH、STEVE LUKATHERが参加…異色なTOTO風ロックンロールになってます。
ちょっとイケてるロックンロールから心を打つバラードまで、AORの王道を行く「PLAYIN'IT COOL」。収録時間が30分少々と、かなりコンパクトなアルバムですが内容は濃厚。粒ぞろいの名曲が揃ってます。

PLAYIN'IT COOL / TIMOTHY B. SCHMIT
TIMOTHY B.SCHMIT(vo,b,g,perc) BOB GLAUB(b) DON HENLEY(vo,ds,perc)CRAIG KRAMPF(ds,perc)HARRY STINSON/JOHN ROBINSON(ds)JEFF PORCARO (ds,perc) JOSH LEO(g,b,perc,vo)STEVE LUKATHER/JOE WALSH(g) VINCE MELAMED/DAVID PAICH/MIKE UTLEY(keys)JOHN DAVID SOUTHER(vo,perc) KEITH KNUDSEN(perc) GREG SMITH/BILL BERGMAN/JIM COILE/STEPHEN ALLEN(sax)SAM CLAYTON/CARL WILSON/RITA COOLIDGE/MAX GRONENTHAL/DAVID LASLEY (vo)
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REUNION / SING LIKE TALKING

2012-03-13 23:05:48 | AORとか
たまたま昨日我がiPodがセレクトしたアルバムはSING LIKE TALKINGの「REUNION」。彼らの初期の頃、13CATSに出会う前あたり?までの音源を集めたベスト盤です。
13CATS化する前のSLTも、それはそれで良かったんですよね。ソウルがかったAORな曲にファンキーなカッティングときらびやかなシンセと、軽いんだけど深く響くエレピサウンド、時にDOOBIE BROTHERSを思わせるようなコーラスワークが耳に残る、オフコース的な心を揺さぶるというか、心に突き刺さるというか…というようなあの曲、その曲の素晴らしいこと。とはいえ妙に気取ってカッコ良さを前面に出そうとしてもなんか空回りしていてちいとばかしダサい雰囲気が漂ってしまってる…、みたいな曲もまたそれはそれで一つの味であり魅力だったんです。

で、今までに何度か書いてますが、やはりこのアルバムの目玉はSLTのデビュー時の貴重な音源が1曲のみだけど収録されていること。このアルバム買ったのも(中古だけどね)のそれが目的だったわけで。
これまた面白い偶然なのか、たまたま見た佐藤竹善氏の最新BLOGに当時のスナップ写真が掲載されていました…。
ホント得難い経験だったんだろうな。一生、いやいや末代までの記念ですよね…。
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DRAMATIC / CASIOPEA

2012-03-12 23:04:01 | J-FUSION
こないだのCHOPPERS REVOLUTION、そしてTRIXのライブの前になんか関連するCD聴きたいな~と思ってふと思いついてiPodに入れたのが、CASIOPEAの「DRAMATIC」。
言わずと知れた熊谷徳明が衝撃の?CASIOPEAデビューしたアルバムなのです。

相当昔にここで書きましたが、初めてこのアルバムの曲を聴いたのが、当時のテレビ番組、「夢がMORIMORI」。この番組とCASIOPEAは何かと縁があったようで、ゲストとして出演、そしてこのアルバム2曲目収録の「FLY TO THE SUN」を演奏していたのです。
今でも覚えてます。この曲を聴いた時のときめき。あぁ、CASIOPEAが以前のようなCASIOPEAに戻ったんだ、という感動。正直日山氏のドラミングは、どうもジャズドラマーが無理してフュージョンやってる感があって、CASIOPEA特有のアグレッシヴさと温度差があったように思う。CASIOPEAなんだけどCASIOPEAから一歩退いたような感じ。ところがこの新ドラマー…やるじゃないの。特にこの「FLY TO THE SUN」のアグレッシヴさは日山氏には絶対に無かったものだと思うし、曲自体も今までのCASIOPEAには無かったような雰囲気。更には神保さんにも引けを取らない見事な千手観音ドラミング、待ってました!ってなもんでしたね。とにかくこの1曲は新生CASIOPEAを語るにもってこいの名曲でした。
もちろんそれだけじゃなくって、3曲目「THE TORNADO」もタイトルそのままの独特のウネリ感がまた素晴らしい。そして4曲目の「SHADOW OF MIDNIGHT」のスリリングでミステリアスな雰囲気といい、5曲目「LIFE GOES ON」のアコースティックでジャズジャズしたサウンドにしびれ、これぞCASIOPEAサウンドという「VOICE FROM OTHERS」にニヤケつつ…てな感じでとにかく内容が濃いんですよね。捨て曲がないというか。とどめは熊ちゃん作曲の「SHOCKING FUNCTION」。TRIXの原点でもありながら、デビューでいきなりCASIOPEAらしさを爆発させてしまった名曲。改めて今聴くとこれTRIXなのかCASIOPEAなのかよくわからんようになりますな。
もうこのアルバムも20年近く前になるのか…。だけどちっとも古く思わないし、何回聴いても新鮮だね。てかその当時のようなサウンドと変わらないモノを求めるのがフュージョンファンたる所以なんだろうか。改めて聴いてしまうと再び熊谷時代のCASIOPEAに脳内回帰してしまいそうな今日この頃なのです。

DRAMATIC / CASIOPEA
ISSEI NORO(g)MINORU MUKAIYA(keys)YOSHIHIRO NARUSE(b)NORIAKI KUMAGAI(ds)KIYOHIKO SENBA(perc)
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BRUCE GAITSCHの来日

2012-03-11 22:10:03 | AORとか
ここでも何回か書きましたが、小生の好きなアーティストの一人であるBRUCE GAITSCH。
4月に来日して一夜限りのライブをやるそうで…。

BRUCE GAITSCHという人、ギタリストというよりはコンポーザーとしてボーダーレスジャンルの秀逸な曲をいろいろと聴かせてくれるところが小生の琴線に触れるところでありますが、いかんせん黒子に徹していて自身のライブのために来日するなんてことは考えられなかった。つい最近のPETER CETERA公演でもサポートとして来日してましたけど、やはりそこは主役はPETER CETERAだしね。で、今回の来日も実のところは奥方JANEY CLEWERの新作アルバムのプロモーションの一環。とはいえさすがに奥方のサポートですから、ほぼ主役同然と思ってもおかしくない。いやはやこれはまたとない機会…と思いつつも、BRUCEのギターと奥方二人でのライブになるらしい。う~むここは是非とも、という思いもありつつ、やっぱりバンドとして極上のインストとかも聴きたいしな~。加えてこのライブの週は、既に他のライブ2本に行く予定も確定しちゃってるし…。あ~また行きたいライブの時期が重なっちゃってる。期待もあるけど、ちょっと難しいのかな…。悩ましいところです。
JANEY CLEWERの新作、コラボレーションナンバーを集めたベスト盤+新曲という形態のようですが、少なくともそれはそれでとりあえず聴くようにしよう。
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FRAGILE / YES

2012-03-10 00:12:36 | その他の音楽
今更ながらYESのYESたるアルバム「FRAGILE」を最近買って聴いております。
これも今更ながら。このアルバムって実はバンドのナンバー4曲と、各メンバーのソロナンバー5曲で構成されているんですな。そんな不統一感がこのアルバムの味であって、最もプログレらしいプログレたる所以なのか…。
で、味といえばこのアルバムの音。悪い音なんだけどいい音。これリマスター盤なのかな。所詮は1971年の録音。それぞれのパート音そのものは古くさくて薄っぺらい。ドラムの音なんかカスカスだしギターの音なんか半分ノイズみたい。だけどそれぞれの音が粒立っていて、奥行きというかそれぞれの音にレイヤーを感じる。まるで目の前で演奏しているような…。ステレオという機能を目いっぱい効果的に使ってるんですね。それとやっぱり70年代初頭ならではの手作り感とでもいいましょうか。よくよく聴くと実は結構リズム的にはかなり怪しくも絶妙なところも。当時の音質だからこそなんとかなっているという部分も無きにしも非ず。でもこの微妙さ加減がまたこのアルバムの妙味であって、現代のような録音技術で録音されてたら、こんな雰囲気は出ないんだろうな…と思ったりもするわけで。生身の人間がテクノロジーを使わずに持てる技の限界に挑戦したような気合すら感じます。やはり名作は何度聴いても飽きないものだ。
ちなみに小生的にはCHRIS SQUIREのソロ作「THE FISH」の深海を漂うようななんとも独特な雰囲気にハマっています。9012ライブのソロパートばっかり集めたアルバムをLPで持ってたけど、これもCDで買い直そうかな~。

FRAGILE / YES
JON ANDERSON(vo)CHRIS SQUIRE(b)BILL BRUFORD(ds,perc)STEVE HOWE(g)RICK WAKEMAN(keys)

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雪萌え

2012-03-08 22:27:30 | Weblog
今日もまた鉄ネタ。
asahi.comにこんな記事がありました。
寝台特急「日本海」の写真集。
もう、たまらん。小生このテの写真が大好き。萌えるのです。惚れてしまうのです。
雪にだらけになりながらもひた走る鉄道車両。
体に雪にどれだけまみれようと、体がどれだけ凍てついてしまおうと、レール上の雪をかきわけ目的地に向かってひたすら走るという使命を全うするために存在する鉄道車両。これほどの力強さがあるでしょうか!!でっかく引き伸ばした写真をポスターにして部屋に貼りたいくらい。
やはり夜通し走るからこその姿。最近ではちょっとでも大雪になりそうになるとすぐ運休しちゃいますからね、こういう姿はそうお目にかかれるものじゃないし…。貴重な瞬間です。これがもうすぐ見られなくなってしまうとは…。残念、というか残酷な現実です。
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300系

2012-03-07 23:24:37 | Weblog
再び鉄な話題。
もう10日後に迫っているJRのダイヤ改正、今回消える車両の一つに新幹線の300系があります。
実は小生、他の車両、列車はいざ知らず、こと300系新幹線については、これといった感慨はありませぬ。要はあまり好きな車両ではなかった…てかむしろ嫌いだったと言ってもいい。
そりゃ初めて乗ったときは、そのスピード感…いやいや200km/h超えてりゃ、感覚的には今までとそんな変わった印象もなかったけど、そのジェット機のような音が凄かったね。それに路盤の起伏までも感じられる、猛スピードで地を這うような感覚もあった。そんな意味での面白味はあったんだけど、いかんせん乗り心地が悪い。なんといっても結局300系はとにかく速くなった、という功はあったけれど、旅の楽しみが薄められてしまったという罪も併せ持った車両だった。
新幹線0系の座席は論外としても、300系の前の車両、100系の座席は最高だった。実際には最近の車両の座席の方が質はいいのかも知れないけど、それまでが0系だったから余計にそう思えるのかもしれない。だけど300系は…軽量化のためなんでしょうね、座席は見るからに安普請、背もたれも座布団も薄っぺらで軽々しいこと。バブル崩壊後の味気ない徹底した効率主義的な思想も見え隠れする。
100系は食堂車がついていた車両もありつつ、食堂車がない編成でも、カフェテリア、いわばお惣菜専門のコンビニみたいなのがあった。わざわざその車両を訪れ、弁当とかつまみとかビールとかね、ゆっくりと選ぶ楽しみもあったけど、300系以降はワゴンサービスのみ。当然にして積める品数にも限界があって、いいとこ弁当にサンドイッチ、あとは袋入りの珍味くらいしかないし、とにかくワゴンを足止めてゆっくり品定めしているわけにもいかない。おおよそ自分の欲しいものを予め想定してからワゴンを止めなければならないのだ。もちろんそれが実際にあるかどうかはわからない。そんな実態を思えばカフェテリアがどれだけ便利で楽しかったことか。こないだは結局駅弁にはありつけなかったけど、カフェテリアだったら遅い時間であっても、種類少なくなってたとしても弁当くらいはいくつかあったしね。文字通り新幹線の旅を味気なくした張本人が300系だったわけであります。
全然関係ないけど、昔0系のビュッフェで食った作り立てのうなぎ弁当…うなぎは小っさかったけど、あれはあれで美味かったな~。そんな思い出も過去のもの。
ちなみにこの改正から、「こだま」でのワゴンサービスもなくなるそうです…。
なんて思ってたら、似たようなこと考えてる人も多いようですね。

写真はその昔会社の寮の窓から撮影したデビュー直後の300系。
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HIP CHICK 2

2012-03-06 23:43:32 | J-FUSION
昨日はBLUESALLEYでHIP CHICKのライブ。
同日にBLUENOTEのDAVID GARFIELDとALEX LIGERTWOODのライブもあったので最後までどっちにしようか迷うも、BLUENOTEは1STは早すぎるし、2NDは遅すぎる、さらにHIP CHICKはライブ会場でしか手に入れることができないアルバムリリースツアーということもあって、最終的には予約もせずにBLUESALLEYに飛び込んだのであります。そういや初めてHIP CHICKのライブに行ったときも予約なしの飛び込みだったな…。

HIP CHICK…もう2年半振りくらいになりますでしょうか。前回行ったのが2009年11月ですからね。ホント久し振りです。とにかく忙しい人たちだけにたまにしか活動しないバンドということもあるし、昨年もライブやってたけどたまたま行けなかったということもあったりして。
どういうバンドか、ということは以前ここで書いたことを参照していただくとして…、普段は独り立ちしたプロミュージシャンとして各々がジャズをやってたり、メジャーアーティストのサポートやアレンジをやってる学生時代の仲間がたまに集まって肩の力を抜いてフュージョンをやるという場がこのHIP CHICK。卒業してそれぞれがバラバラの道を行くも、いずれも音楽家として活躍中。そんな日々成長のさなかにたまに集まってお互いの成長を確かめあう、とでもいいましょうか、いやいやそんな堅苦しいモノでもない、とにかくほんわかしたノリで、やってる本人達も楽しそうでね、見てる方もなんか見守ってあげたい的な感覚で見てしまう。なんというか…学生時代にバンドやってた人にとっては理想的な姿なんじゃないかな…。まあ理屈抜きでこういうフュージョンやってる若い人たちに肩入れしたくなってしまうんですよ、音楽好きなオジさんとしてはですね。

で、当日リリースのニューアルバム「HIP CHICK 2」。前作に引き続きレコーディングからジャケットデザイン、プレス手配まで制作の全てがメンバーと身内だけによる完全自主制作盤、しかもそれぞれがれっきとしたプロアーティストだけに諸事情あって流通を通すことは一切なく、ライブ会場のみでの販売ということ。とにかくこのアルバムを入手できただけでも行った甲斐があったというものですね、ホント。あれだけのメジャーなメンバーが揃いながら、やはり学生のノリそのままに初心を忘れない(?)姿には敬服するとともに、勿体ないな~、という思いもありつつ。ちなみに前作もレコーディングしてたハードディスクが途中で飛んでしまったというような受難もあったそうですが…今回もどういうわけか曲順が入れ替わってしまっていたそうで、夜なべでお詫び&訂正シールを貼ったんだそうな。そんなところも自主制作盤の醍醐味というか、らしくって思わずニヤけてしまいます。
さて、しばらくはこのニューアルバムを聴きまくるとしますか…。

ちなみに帰りにiPodがセレクトしたCDは菅沼孝三の「CONVERGENCE」でした。
実はこのアルバム、HIP CHICKの佐藤クンが参加しているアルバムなのです。
これまた何かの縁なんでしょうかね。

ご参考
http://blog.goo.ne.jp/imokenp/e/e6dd799b63f52f4a239b7866c2076c75
http://www.asahi.com/showbiz/column/ongakujin/TKY200909010221.html
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