気付けば6月も中旬に入った。
入梅とともに今年は本当に良く雨が降る。団地内や遊歩道、そして学内のそこかしこに植えられた紫陽花の花たちが、俄然青々と美しく咲き誇り出した。
今日は時の記念日。そして4月に旅立たれたたぁさんの47歳のお誕生日だ。ご主人から、先週末は仏式で49日にあたる50日祭をなさると伺っていた。ああ、7週間・・・もうそんなに経つのだ・・・と、未だ信じられないような不思議な気分になる。
そして不思議なご縁といえば、先週末、たぁさんがとても親しくされていたお友達のUさんが上京され、3月、たぁさんが入院しておられたがんセンターまでお見舞いに行かれたSさんと3人で、都心のイタリアンレストランで夕食をご一緒する機会に恵まれた。
たぁさんからこのブログに初めてコメントを頂いたのが昨年の4月14日のこと。その時に彼女のブログの存在を知り、以来、お互いにブログを訪れ、しばしばコメントをやりとりし、今回ご一緒しているSさんを介して実際にメールやLINEのやりとりをするようになってから、僅か1年ほどのおつきあいであった。
けれど、昨年12月から先月迄の5か月の間、翼に乗って3往復もするという、我ながら驚きの行動を起こさせてくれた彼女は、やはり私にとってブログを通じて知り逢った知人以上のとても大きな存在であったのだ、と心にぽっかりと空いた穴を見つめながら、改めて思う。
Uさんには先月、有国ご住職の講演会の時にお目にかかって以来の再会、そしてSさんとは先月の患者会大会で、休憩時間にちょっとご挨拶をしたくらい。ゆっくりお話しするのは久しぶりだった。
こうしてたぁさんによって引き寄せられた3人が、彼女抜きでこんな夕食会をしているなんて・・・本当にたぁさんから頂いたご縁の賜物以外の何物でもない。4人席のテーブルで、椅子は一つ空いていたけれど、絶対ここに彼女は来ていますよ、と皆で言い合い、彼女との思い出話に花が咲き、尽きることがなかった。
そして気付けば2時間以上が飛ぶように過ぎた。
昨年の今日、2013年6月10日の彼女のブログを見ると、“来年の誕生日もきっとみんな一緒に。。。”とあった。本当に最期の最期までそう信じて疑わず、病と共にあったのだろうと思う。
けれど、誰もが必ず来年の誕生日を迎えられるかどうかは、神のみぞ知る、だ。生きていること、生かされていることは、本当に奇跡の積み重ね以外の何物でもない。
そして、来週までその奇跡が続くならば、今度は私の誕生日がやって来る。その日は、患者会でお世話になったTさんの3回目の命日でもある。
毎年、毎年、こうして齢を重ねられることを謙虚な気持ちで感謝しなければならない、と思う。
入梅とともに今年は本当に良く雨が降る。団地内や遊歩道、そして学内のそこかしこに植えられた紫陽花の花たちが、俄然青々と美しく咲き誇り出した。
今日は時の記念日。そして4月に旅立たれたたぁさんの47歳のお誕生日だ。ご主人から、先週末は仏式で49日にあたる50日祭をなさると伺っていた。ああ、7週間・・・もうそんなに経つのだ・・・と、未だ信じられないような不思議な気分になる。
そして不思議なご縁といえば、先週末、たぁさんがとても親しくされていたお友達のUさんが上京され、3月、たぁさんが入院しておられたがんセンターまでお見舞いに行かれたSさんと3人で、都心のイタリアンレストランで夕食をご一緒する機会に恵まれた。
たぁさんからこのブログに初めてコメントを頂いたのが昨年の4月14日のこと。その時に彼女のブログの存在を知り、以来、お互いにブログを訪れ、しばしばコメントをやりとりし、今回ご一緒しているSさんを介して実際にメールやLINEのやりとりをするようになってから、僅か1年ほどのおつきあいであった。
けれど、昨年12月から先月迄の5か月の間、翼に乗って3往復もするという、我ながら驚きの行動を起こさせてくれた彼女は、やはり私にとってブログを通じて知り逢った知人以上のとても大きな存在であったのだ、と心にぽっかりと空いた穴を見つめながら、改めて思う。
Uさんには先月、有国ご住職の講演会の時にお目にかかって以来の再会、そしてSさんとは先月の患者会大会で、休憩時間にちょっとご挨拶をしたくらい。ゆっくりお話しするのは久しぶりだった。
こうしてたぁさんによって引き寄せられた3人が、彼女抜きでこんな夕食会をしているなんて・・・本当にたぁさんから頂いたご縁の賜物以外の何物でもない。4人席のテーブルで、椅子は一つ空いていたけれど、絶対ここに彼女は来ていますよ、と皆で言い合い、彼女との思い出話に花が咲き、尽きることがなかった。
そして気付けば2時間以上が飛ぶように過ぎた。
昨年の今日、2013年6月10日の彼女のブログを見ると、“来年の誕生日もきっとみんな一緒に。。。”とあった。本当に最期の最期までそう信じて疑わず、病と共にあったのだろうと思う。
けれど、誰もが必ず来年の誕生日を迎えられるかどうかは、神のみぞ知る、だ。生きていること、生かされていることは、本当に奇跡の積み重ね以外の何物でもない。
そして、来週までその奇跡が続くならば、今度は私の誕生日がやって来る。その日は、患者会でお世話になったTさんの3回目の命日でもある。
毎年、毎年、こうして齢を重ねられることを謙虚な気持ちで感謝しなければならない、と思う。