例年ならば年末の雪山行きが今季は冬休みが始まるのが遅かったので年始の初登山へと変更。
そんなことで1月2~3日、雪山の相棒ぼんさんと共に1泊2日でテント担いで行ってきた。
しかし昨年に続き暖冬の影響で山に雪がないという事態で当初の目的地は諦めざるを得ないとう残念なことに。
そこで代替え地はぼんさんの提案により北アルプス鏡平、弓折岳に設定。
雪が少ないというのを逆手に取り、いつものシーズンなら雪が深すぎて入れないところに入れてしまうということでのチョイス。
ルート的には新穂高から左俣林道経由で鏡平を目指し、行ければ弓折岳に登るというもの。
このルート、通常の冬季であれば豪雪地帯で雪崩が頻発し人を寄せ付けない場所。
以前春に入ったことがあるが、ビル3階分ぐらいの高さあるデブリがあちこちに見られたのでああそういう場所なんだということを覚えている。
そういう場所ではあるが、今年は雪が少なく歩けてしまうのと雪崩の危険性も低いので入れるチャンスだという。
しかもぼんさんは年末の28日に下見済みだというので恐れ入る。
私はそのプランにしっかり乗らせてもらった。
当日は5時半に迎えて来てもらい、8時前新穂高の駐車場着。
私は滅多に来ないのでよくわからないが、駐車場がかなり空いてたらしい。
そしてやっぱり雪が少ない、全然ないと言っていいレベル。
軽く準備運動して歩き出す。
(左)当日の気温はここで氷点下だったと思うが、それほど寒くはなかったかな。
(中)林道に入ると雪が出てくるが普通に歩ける。
(右)約2時間歩いてワサビ平小屋着、ここからスノーシューを着用。
(左)トレースはぼんさんが年末つけたものと、その時にもう一人いたという登山者のものがまだ残っていて新しいものはない。
人は入っていない様子。
(右)いよいよ山らしいロケーションになる。
天気は良好、空が青く気持ち良い!
(左)まだ残るトレースを辿り歩いていく。
このルート、距離があるので新雪深雪だと相当消耗する。
(右)山岳地帯に入ると先に見える谷に雪崩跡、デブリを見ることができる。
雪が少ない影響かその雪崩は距離が短く歩くところまで来ていない。
天気がよく暑い。
ハードシェルのフロントジッパーは胸下まで開け、脇のベンチレーターは全開。
ツール的にはぼんさんの事前リサーチ情報があるので今回はスノーシューメインでクランポンとアックスは置いてきた。
また、雪が少ないので木々が出てしまっていて場所によってはその木々を押しのけて歩くような状態。
これがあると疲れる、、、
(左)すり鉢状の場所。
雪具合によってはここを雪が雪崩ていく。
(右)デブリゾーン。
雪の塊がボコボコしているのがそれの跡。
新たな雪崩が起きにくい状態であるのだが、やっぱりちょっと怖いのでとっとと通り抜けるに限る。
すぐそこにデカイデブリが!
そしてここは大きい岩がゴロゴロしているような場所、雪が少ないと踏み抜いて落ちてしまうこともあるのでそれにも注意。
ドーンと槍!!
途中、数日前に入った人のトレースが止まる。
どうやらそこで引き返したみたい。
ソロだったらしいしトレースもなく一人ラッセルでは進みも遅かったと思われるので諦めたのだろう。
しかしこの日はコンディションよく予想以上に進めた。
下から遠く見える場所を差しながらあの地点までに何時という目途をクリアし、この調子だと鏡平は間違いないだろうというくらい。
しかしそれまでの天気がウソのように天気が崩れ出す。
時刻は14時、場所は鏡平に続く取り付きの結構な急斜面、標高は2000Mを超え2080Mまで来たが一気に暗くなって吹雪く。
鏡平までまだ近いようで遠い、吹雪が続けば退路も心配だ。
ヤメましょう。
思った以上にイケてたけど私的にはそれで満足。
目的地は達しないが、この日は雪の中でテント張って晩飯(もちろん鍋)食って寝るのが目的の一つでもある。
そちらがあるじゃないかということで来た道を戻り、予め設定していた幕営地まで下りるのであった。
つづく
そんなことで1月2~3日、雪山の相棒ぼんさんと共に1泊2日でテント担いで行ってきた。
しかし昨年に続き暖冬の影響で山に雪がないという事態で当初の目的地は諦めざるを得ないとう残念なことに。
そこで代替え地はぼんさんの提案により北アルプス鏡平、弓折岳に設定。
雪が少ないというのを逆手に取り、いつものシーズンなら雪が深すぎて入れないところに入れてしまうということでのチョイス。
ルート的には新穂高から左俣林道経由で鏡平を目指し、行ければ弓折岳に登るというもの。
このルート、通常の冬季であれば豪雪地帯で雪崩が頻発し人を寄せ付けない場所。
以前春に入ったことがあるが、ビル3階分ぐらいの高さあるデブリがあちこちに見られたのでああそういう場所なんだということを覚えている。
そういう場所ではあるが、今年は雪が少なく歩けてしまうのと雪崩の危険性も低いので入れるチャンスだという。
しかもぼんさんは年末の28日に下見済みだというので恐れ入る。
私はそのプランにしっかり乗らせてもらった。
当日は5時半に迎えて来てもらい、8時前新穂高の駐車場着。
私は滅多に来ないのでよくわからないが、駐車場がかなり空いてたらしい。
そしてやっぱり雪が少ない、全然ないと言っていいレベル。
軽く準備運動して歩き出す。
(左)当日の気温はここで氷点下だったと思うが、それほど寒くはなかったかな。
(中)林道に入ると雪が出てくるが普通に歩ける。
(右)約2時間歩いてワサビ平小屋着、ここからスノーシューを着用。
(左)トレースはぼんさんが年末つけたものと、その時にもう一人いたという登山者のものがまだ残っていて新しいものはない。
人は入っていない様子。
(右)いよいよ山らしいロケーションになる。
天気は良好、空が青く気持ち良い!
(左)まだ残るトレースを辿り歩いていく。
このルート、距離があるので新雪深雪だと相当消耗する。
(右)山岳地帯に入ると先に見える谷に雪崩跡、デブリを見ることができる。
雪が少ない影響かその雪崩は距離が短く歩くところまで来ていない。
天気がよく暑い。
ハードシェルのフロントジッパーは胸下まで開け、脇のベンチレーターは全開。
ツール的にはぼんさんの事前リサーチ情報があるので今回はスノーシューメインでクランポンとアックスは置いてきた。
また、雪が少ないので木々が出てしまっていて場所によってはその木々を押しのけて歩くような状態。
これがあると疲れる、、、
(左)すり鉢状の場所。
雪具合によってはここを雪が雪崩ていく。
(右)デブリゾーン。
雪の塊がボコボコしているのがそれの跡。
新たな雪崩が起きにくい状態であるのだが、やっぱりちょっと怖いのでとっとと通り抜けるに限る。
すぐそこにデカイデブリが!
そしてここは大きい岩がゴロゴロしているような場所、雪が少ないと踏み抜いて落ちてしまうこともあるのでそれにも注意。
ドーンと槍!!
途中、数日前に入った人のトレースが止まる。
どうやらそこで引き返したみたい。
ソロだったらしいしトレースもなく一人ラッセルでは進みも遅かったと思われるので諦めたのだろう。
しかしこの日はコンディションよく予想以上に進めた。
下から遠く見える場所を差しながらあの地点までに何時という目途をクリアし、この調子だと鏡平は間違いないだろうというくらい。
しかしそれまでの天気がウソのように天気が崩れ出す。
時刻は14時、場所は鏡平に続く取り付きの結構な急斜面、標高は2000Mを超え2080Mまで来たが一気に暗くなって吹雪く。
鏡平までまだ近いようで遠い、吹雪が続けば退路も心配だ。
ヤメましょう。
思った以上にイケてたけど私的にはそれで満足。
目的地は達しないが、この日は雪の中でテント張って晩飯(もちろん鍋)食って寝るのが目的の一つでもある。
そちらがあるじゃないかということで来た道を戻り、予め設定していた幕営地まで下りるのであった。
つづく