名寄本線 四号線仮乗降場

もう廃止されてしまいましたが、北海道の名寄本線には中湧別駅から湧別駅に至る、通称「湧別支線」という枝線が存在しました。

   images (中湧別駅乗務員発行の車補…再度クリックすると大きく表示されます)

これが当時の湧別支線の列車内で購入した車補です。
駅名式なので路線の並びがわかりにくいですが、中湧別駅の他に湧別駅があることがわかります。この車補は使い勝手からこのような様式に落ち着いたのでしょうか、なんとなく湧別駅を起終点として比較的需要のある駅名が並べられているような感じがします。

   images (湧別支線サボ)

湧別支線には中湧別~湧別間に、もう一つ駅がありました。これが四号線(しごうせん)駅です。
国鉄時代、正確には駅ではなく仮乗降場として設置され、国鉄民営化によってJR北海道となった際に駅に昇格されたようです。

   images (四号線仮乗降場駅名票)

これは当時車内から撮影した四号線仮乗降場の駅名票です。確か当時の列車は朝夕2往復しかなく、終着の湧別駅にも訪問するためには降りて撮影するということはできませんでした。
板切れを並べて打ち付けたような一面式のホームに、これまた板切れ一枚の駅名票の建つ雰囲気は、降りてみたくなる衝動に駆られるような駅でした。

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