博多⇔小倉間の区間変更券

発着区間に博多~新下関間を含む場合、JR西日本である山陽新幹線とJR九州である鹿児島本線の利用では運賃が異なります。

そのため、同区間を各々別ルートで往復する場合、JRでは往路と復路の金額が異なる「別線往復乗車券」を発売することは拙ブログ9月29日の「別線往復乗車券」にてエントリーさせていただいておりますが、これとは違い、原券が当該区間を新幹線利用の乗車券で在来線に変更する場合、改札にて差額である140円の精算した際に区間変更券が発行されます。

   images (博多駅改札発行の区間変更券)

これは博多駅発行の区間変更券です。
変更区間と経由欄が補充式となった券です。大きさは車急式の券に良く似いる券で、改札補充券に該当します。

   images (小倉駅出札発行の区間変更券)

こちらは小倉駅発行の区間変更券です。
博多駅のものとは違い、変更区間と経由の他、領収金額の記入欄も補充式になっています。黒崎駅に設備されている券もこの様式でした。
小倉駅の面白いところとして、改札補充券であるはずの区間変更券ではありますが、なぜかここでは改札外のみどりの窓口に設備されていました。もっとも、新幹線からの乗換客の利便性を考えてのものかと思われます。

この他、区間も印刷された常備式も存在すると聞いておりますが、あいにく訪れた駅には置かれていませんでした。
また、西小倉駅など駅によっては区間変更券を置いておらず、精算済の印として原券にスタンプを捺印する方法を採っている駅もあります。

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