氷川駅発行 東京電環ゆき乗車券

昭和37年7月に青梅線氷川駅で発行された片道乗車券です。


   


青色こくてつ地紋のA型一般式券で、東京印刷場にて調製されたものです。

氷川駅は現在の奥多摩駅で、昭和46年2月に駅名が改称されています。山小屋風の駅舎があり、東京都内の駅としては最西端かつ最も標高の高い駅となっています。


経由欄に国立と記載されていることから乗車経路は氷川~(青梅線)~立川~(中央本線)~東京電環という経路が一般的であると考えられますが、意味なく敢えて遠回りをする旅客はそう居ないものと思われるものの、実際には途中の拝島から非電化路線である八高線で八王子を経由する旅客も少なからず居たのではないかと考えます。

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