JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
10年以上前に御紹介した券も再度御紹介しようかと思います。
古紙蒐集雑記帖
東京ステーションシティ あるこう!東京駅~日本橋百年散策 記念レプリカ硬券 ~その5
引き続き、「あるこう!東京駅~日本橋百年散策」レプリカ硬券の話題です。今回が最終回ですので、もうすこしお付き合いください。
では、今回はそれぞれの券の裏面を見てみましょう。
まずは東京駅で配布された券です。
JRのマークではなく、国鉄時代に使用されていた動輪マークです。ここで動輪マークが出てくるのですから、やはりこくてつ地紋として貰いたかったところです。
券番は通し番号となっており、右側に「②」の表記があります。これは恐らく循環番号であるものと思われます。
レプリカ硬券の配布は10月11日から行われており、これをゲットしたのはイベント開始1か月後の11月8日でしたので、28日目の配布となります。すると、単純に15,771枚目ということになり、1日あたり563枚近くの枚数が配布されていることになります。
次はCOREDO室町の券です。三井不動産のマークとなっています。ここはいちばん東京駅から遠いことと、テナントビルであることから客の入りが悪いのでしょうか、一番券番が進んでいません。
こちらは大丸東京店のもので、大丸のマークとなっています。
ここは券番が進んでおり、循環番号は「③」まで行っていますので20,478枚目となっております。
やはり東京駅に一番近いデパートであることが枚数が進んでいる理由であると思われます。
日本橋高島屋のもので、高島屋のマークとなっています。
大丸東京店ほどではありませんが、間もなく循環番号が一巡しそうな勢いです。
最後は日本橋三越本店のもので、三越のマークとなっています。
日本橋高島屋に比べると券番は進んでいないようです。
この連休、日本橋散策を楽しまれた方も多いのではないでしょうか?
鉄道とは関係の薄いレプリカ硬券とは言え、よくよく観察してみると大変面白いものです。
まだ、蒐集に出かけられていない方、今度の土日は必須ですよ。
※ 高島屋の「高」は「髙」と言う字が正当ですが、環境依存文字のためにすべての機器で再現されないため、敢えて「高」という字を使用しています。