北陸鉄道 電車・バス乗り継ぎ往復割引乗車券 ~その2

前回エントリーで北陸鉄道割出駅で発行された北陸鉄道 電車・バス乗り継ぎ往復割引乗車券を御紹介いたしました。
写真は全容に留めてありましたので、今回は券の仔細を観察しましょう。


はじめに表紙部分です。

   


この部分は乗車券ではありませんので使用できませんが、発売日と発売額はこの部分に記載されます。
この券は発売日共2日間有効となっており、その旨も表紙に記載されています。


次に、割出駅から北鉄金沢駅までの電車往路用の券片です。


   


「電車乗車券」というタイトルの券で、発駅部分が空欄となっており、ご丁寧に地紋まで印刷されていません。
この考え方は拙ブログ2016年11月18日エントリーの「北陸鉄道 割出から140円区間ゆき乗車券」で御紹介した乗車券と同様です。


2枚目は金沢駅前から北鉄バス200円(市内均一区間)ゆきのバス往路券片です。


   


「バス乗車券」というタイトルの券で、バスの金額部分が記入式となっており、ここにバスの運賃を記入します。


3枚目は北鉄バス市内均一区間から金沢駅前までのバス復路券片です。


   


様式としては、2枚目の逆バージョンとなります。


4枚目は北鉄金沢駅から割出駅までの電車袋券片となります。


   


表紙を含むすべての券片に「ロ連」という符号がありますが、恐らくこれは「連絡乗車券」という内容を意味するものと思われます。


市内でバスを利用する予定のある旅客は結構利用しているようですが、同社のホームページでは電車・バス乗り継ぎ往復割引乗車券のPRはなく、知っている人のみが利用している感のある券です。一応券売機にもボタンがありますので、大抵の場合、券売機で購入されているほうが多いようです。券売機ですと、何の変哲もない白い紙の券がゴソゴソと出て来ます。

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