有明駅発行 東京都区内ゆき片道乗車券

前回エントリーで、2016(平成28)年3月にJR東日本有明駅で発行された、東京都区内ゆきの片道乗車券を御紹介いたしました。
今回は、国鉄時代の同駅で発行された、東京都区内ゆきの片道乗車券を御紹介致しましょう。


   

まだ国鉄時代の1983(昭和58)年9月に、大糸線有明駅で発行された東京都区内ゆきの片道乗車券です。
青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、新潟印刷場様式から民間印刷に移行された、国鉄末期の様式になります。


   

前回エントリーで御紹介いたしました、JR化後の同駅から東京都区内ゆきの券を再掲致します。
金額こそ変更になりましたが、記載されている内容はほぼ同一で、硬券時代から比較的基準が曖昧であった経由表記までが一致しています。
JRの券については「東京都区内 各駅([区]表示駅)下車前途無効」という記載がありますが、硬券にはありません。


   

硬券の裏面になります。JRの軟券では表面に記載されていた、「東京都区内各駅([区]表示駅)下車前途無効」という文言は、そっくりそのまま裏面に記載されています。
ここで「あること」に驚きました。


   


JR化後の券の裏面の画像を再掲いたします。なんと、国鉄時代の券とJR化後の券が、双方とも券番が0990番だったのです。
このことに気づいたとき「かなりの偶然」としか言いようのないほどの驚きでした。

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