何とも、弱々しい…

6月になり、だんだんと冷房が恋しい季節に近づきつつあります。
久々に、「紙モノ」ではない話題をひとつ。

先日高崎線の普通列車に乗車した際、何とも弱々しい弱冷房車の表示が付いた車両がありました。


    


何で「弱」の字が落っこちちゃっているんでしょう?
普通であれば、「冷房車」と一列に並んでいるものですが…

なんとなく弱々しく感じられるのは、私だけでしょうか?

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名古屋駅発行 ナゴヤ球場正門前ゆき乗車券

昭和62年にJR東海名古屋駅で発行された、ナゴヤ球場正門前ゆき乗車券です。


   


ナゴヤ球場正門前駅は東海道本線の貨物支線である名古屋港線に球場観客輸送を目的として昭和62年7月1日に開業した臨時駅で、野球開催日のみの営業となっていました。
しかし、ナゴヤドームの建設が始まり、また、ウインズ名古屋が近いことから今後の需要が見込まれ、平成7年3月に尾頭橋駅が開業することとなり、平成6年度の公式戦最終日である10月8日を以って廃止されました。

運賃140円という近距離のため、本来であれば券売機対応で良いのですが、試合開始前の旅客集中に対応するためなのでしょうか、一般式の硬券乗車券が登場しました。
名古屋印刷場近距離用一般式硬券乗車券はA型赤地紋ものが一般的ですが、なぜか長距離券のようなA型青色地紋の硬券となっています。
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C型準常備往復乗車券

昭和47年の鉄道100年を記念して国鉄東京印刷場が発行した、乗車券見本帳に掲載されている、C型硬券の準常備往復乗車券(準往)の見本券です。


      

日立駅発行のもので、最遠区間は亀有駅となっています。

準常備片道乗車券(準片)を横に2枚繫ぎ合わせたようなスタイルで、右側が往路用、左側が復路用となっています。そのため、復路用は発駅準常備券のような風合いです。

準往は大変珍しく、新潟印刷場や大阪印刷場調製のものは見たことがありますが、東京印刷場のものは現役では未見です。
もしかすると、様式見本のためにわざわざ拵えただけのもので、本来は存在しなかったのかもしれません。

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JR東海発行 あさぎり号 硬券特急券

JR東海沼津駅発行の新宿ゆきのあさぎり号特急券です。


   


5月のゴールデンウィーク真っ只中の3日乗車のため、繁忙期料金となっています。そのため、地紋は黄褐色地紋となっています。

確か、繁忙期用と閑散期用が黄褐色で、通常期用が緑色地紋であったと記憶しています。


様式は国鉄時代から引き継がれたD型硬券の特急券の様式となっていますが、JR東海御殿場線から小田急線への連絡特急の特急券であるため、「連絡特急券」という名前になっています。


当時、小田急ロマンスカーの座席番号は3桁の連番になっていましたため、席番表示が3桁で表示されており、ABCDの枝番がありません。そのため、指定席欄に枝番を書く欄が設けられておりません。


   


こちらは、駿河小山駅発行のグリーン車用の連絡特急券です。

「連絡特急券・グリーン券」というのが正式な名称ですが、特急券とグリーン券の文字が2段書きになっていて少々窮屈なレイアウトです。

禁煙席の捺印の下になっていてわかりづらいですが、この券には指定席欄の枝番を記入する欄が設けられています。


小田急の座席番号表示は、平成15年頃に小田急の座席指定システムが更新された際に、「○号車×××番」という表記から「○号車××番△席」というJRと同じ方式に改められたと記憶しています。
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