何気なしに玄関のわきにある庭の中で薮蘭 (やぶらん)の花が咲きかけていました。薮蘭 (やぶらん)の花言葉は「謙遜」「忍耐」「隠された心」と言う事ですが今初めてなるほどと感心しています。
目立つような花ではないにしても立派にここで咲いているんだぞ~と言っているように感じて思わずシャッターを。
ユリ科の多年草で日陰や半日陰で育つそうで、葉の間に隠れるようにうす紫色の花が咲き、日本の庭園に似合うかわいらしい花なのです。
花言葉も恥じらいを持った奥ゆかしい言葉でいかにもヤブランにふさわしい言葉のように感じるのは私だけでしょうか。
お彼岸で目立つのはこの時期やっぱり彼岸花かもしれませんね。
小さいときにお墓参りに連れて行ってもらったときにおばあちゃんに来た話が記憶に残っていて、彼岸花の赤い色は死んだ人の血の色で、お墓に咲いているのが彼岸花だよって聴いていて、なるほどと信じていました。
そんな事もあってかなんとなく印象が悪かったのですが、今は生け花などの材料としても重宝されていて、良く見るようになったのでこの時期になると思いだすのは何故あんなことを聞かされたのかなと言う思いだけです。
時期を同じくして最盛期を迎える花も多いと思います。
実はこの藪欄もブログで毎日のように季節の出来事をつづってくれている上野さんが植えてくれたもので、お客様をお出迎えする玄関口のほんの些細な演出になっています。
この花の前では良く皆様が記念写真を撮影されていて、いつまでも思い出に残していただけるようにと藪欄も言っているようにも見えます。
本日も戯言にお付き合いありがとうございました。
そしてご先祖様には深く心より感謝しています。
A (^^)v