京都の疎水の事は以前に(2010/4//26日のブログで)書かれていますが、私なりに京都の疏水を皆様にご紹介したくて書きました。
京都の疏水と言ってもテレビなどでは南禅寺のところにある「水路閣」が結構有名で、琵琶湖から京都まで続いているのは御存じでも、どこをどお通っているのか、あまり御存じない方が多いように思います。
そこで早わかりガイドをと言う事で。
まずは琵琶湖から始まりますが
第1疏水大津制水門・第2疏水大津制水門・大津閘門から水の流れのスタートになります。
第1トンネル・第2疏水連絡トンネルを抜けて京都の山科言うところへ、そして、諸羽トンネル・第2トンネル・第3トンネルを経て京都市内へ到着です、そして蹴上船溜りへと続く場所になりこの先は皆様も御存じの方も多いと思いますが、でも、あまり御存じないのが琵琶湖疏水分線、ここが南禅寺の奥にある南禅寺水路閣から銀閣寺を通り松が崎浄水場の方へ続くものです。
つまり哲学の道沿いに流れている約2キロの小川の元も琵琶湖疏水だと言う事で、桜で有名な松が崎の疎水も続いていて、なんという事でしょうか、本当に素晴らしい水の恩恵を与えている事でしょう。
そんな中、京都市では疎水の世界遺産登録を目指し疏水周辺の調査を開始しました、周辺には色々な庭園があったり岡崎公園一帯も含まれていて、楽しみです。
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銀閣寺から始まる哲学の道途中にコイがいたり夏にはホタルが飛んで情緒を盛り上げています。法然院あたりの風情は東山にたたずむ京都らしさが色濃く出ています、時間によってはここにあるノートルダム女子高校の学生らの声があたりに響きにぎやかで華やかな哲学の道になる事もありますよ。
この道の名前の由来となった、哲学者の西田幾多郎が慣れ親しんだ道で、道中に西田幾多郎の碑があり「人は人、吾は吾なり、とにかくに吾行く道を吾行くなり」と書かれている碑がありますので見つけて下さい。
これからの季節、銀閣寺から出発し紅葉の名所永観堂を経て南禅寺へ歩くと約2~3時間です、東山の散策路の中でもお寺巡りではない季節感と自然(お店屋さんがなく)を味わえるコースとなっています。
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客室係 修 からのご案内です。