こんにちは~~~ 一 で~す(^^)v
京都には観光で見たいところが多いとよく聞きますが欲張りなのでは?なんてことは申しません。
本当に多いと思います、そんな時にはテーマを決めたり、場所を限定したり、時間に制約があれば、地図でいえばほんの一握りの場所だけでも、結構色々な事や歴史があって、見応えがある物です。それが京都かもしれませんね。
私の好きな場所ばかりですが、毎年京都五山の送り火が済み、夏の終わりに催されるのが子供の祭りである”地蔵盆”があり、子供たちが楽しんでいるのとは別に、8月22・23日の両日は善男善女で賑わう「六地蔵めぐり」と言うのが行われます。
今年も行って来ました。ゆっくり1日かけて回ればちょうどいいコースです。
六つの地蔵がある場所は、山科、伏見、鳥羽、鞍馬口、桂、常盤と、いずれも洛中と洛外を結ぶ街道の出入り口にあたるところに祀られています。
家内安全、厄病退散を祈り、各寺の赤、青、黄、緑、黒、白色のお札を授与してもらい、祇園祭りの厄除けちまきとともに、玄関先に吊るし祀るのです。
1、奈良街道 伏見六地蔵 大善寺 伏見区桃山西町六地蔵
2、西国街道 鳥羽地蔵 浄禅寺 南区上鳥羽岩ノ本町93
3、丹波街道 桂地蔵 地蔵寺 西京区桂春日町
4、周山街道 常盤地蔵 源光寺 右京区常盤馬塚町
5、若狭街道 鞍馬口地蔵 上善寺 北区上善寺門前町338
6、東海道 山科地蔵 徳林庵 山科区四ノ宮泉水町16
“お地蔵さん”と気軽に親しまれていますが、地蔵菩薩は衆生を救済するために、あえて仏にならずに悟りを開く一歩手前の菩薩の状態に留まって、身代わりとなって衆生を救ってくれるという菩薩の1つなのですよ、覚えておいて下さいね。
六地蔵巡りをしたいけど、時間がないという方に最適なお寺があります。
智恵光院ですが、ここは北の天満宮さんの近くにあり、六臂地蔵尊が祀られています。
六臂(ろっぴ)地蔵尊は、仏教で死後いずれかに転生するとされる「地獄道」「餓鬼道」「畜生道」「修羅道」「人道」「天道」の六道それぞれを救う六体の地蔵を一本の桜の大木から6本の腕を持つ地蔵尊を掘り出されたものです。
この六臂地蔵尊を拝めば、六地蔵を全て廻らなくても大きな功徳が得られるとされている地蔵尊なのですが、どちらを選ぶかはあなた次第でしょうね。
今回も皆様の京都巡りのお役にたてばと思っての投稿です。
参考にしていただければ幸いです。ありがとうございます。
厨房 山内 一 です !(^^)!