この処急にさむさを覚える頃になり山野の木々達も思い思いのきれいな色に染めその美しさを競うようになりました。
また、我がふるさと京北へ向け162号線(周山街道)を走る事にしました。
高雄に着くともみじの名所らしく多くの観光客がバスを連ね足を運んでおられました。
清滝川の川面に届くようにもみじの細枝をそれそれが張り出しやさしい風に揺れながら美しい紅葉を見せつけているようでした。
一日一日青い葉が色付いてまいります。
その先に進むと九重桜で有名な常照皇寺があります。
春のさくら同様秋のもみじも又格別の美しさを演出しております。
高雄から少し距離がありますが途中の北山杉の美しい木立をながめつつ京の奥座敷にも足をお運びいただければうれしい限りです。
和食調理部仕入担当 上野 薫
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(京都の「みつお」と言われる高雄(清滝や神護寺)・栂尾(高山寺)・槇尾(西明寺)あたりの春と秋の絶景はやはり見応え十分な場所で皆様御存じで良くテレビや雑誌などでも紹介されています。その奥座敷にひっそりと佇むようにある常照皇寺はやはり京都の魅力のひとつとなっています。)