通称くろ谷と呼ばれる金戒光明寺が今秋より夜間特別拝観を始めました。
紅葉はまさに見頃です。
光明寺は京都守護職である会津藩松平容保公の本陣として用いられました。
遠くまで見渡せる小高い山の上にあり、大軍の侵入を防ぐための小さな門など
それとわからないように、密かに城構えの作りになっているのです。
当時会津藩士約1000人が寄宿に使っていただけに広大な敷地。
庭には大きな池があり、それを囲むように美しい紅葉が。
手入れの行き届いた庭内は昼間とは違った幻想的な雰囲気が漂います。
3連休後の平日ということもあり、目立った混雑がなく静かにゆっくり庭内をまわれました
日中少し雨が降ったの紅葉が散ってはいないかと思っていましたが、無用な心配でした。
濡れた石や地面がキラキラ反射し、紅葉の赤が美しく引き立ちます。
今月30日までの公開です。
さて、来年の大河ドラマは幕末が舞台です!
幕末の京都の姿をさがす旅もなかなか面白いですよ。
容保公も見た光明寺の紅葉を見に、ぜひぜひ京都へおこしやす。
<KURO>