旧三井家下鴨別邸は下鴨神社の南に位置し、三井二家の共有別邸として大正14年、木屋町別邸にあった明治期の主屋を移築して作られました。
昭和26年から平成19年まで京都家庭裁判所の所長宿舎として利用され、主屋、玄関棟、茶室の三棟で構成されています。
主屋の3階には望楼が設けられ、鴨川や東山の眺望が楽しめますが、残念ながら撮影禁止。
平成16年10月1日から公開され、平成23年には重要文化財に指定されました。
午前9時から午後5時までの通常公開は、主屋2・3階は見られませんが、12月4日まで望楼まで見学できる特別公開が行われました。
期間間際という事もあって多くの人が訪れ、入館に1時間ほどかかったほか、階段や望楼は狭く入場制限もあったほどです。
下鴨地域は京都でも紅葉が遅いので、庭の紅葉も見頃で、望楼からの眺めは素晴らしかったのですが、撮影禁止は本当に残念でした。
京都好き男