JR東海ツアーズ「そうだ 京都、行こう」キャンペーン、今年取り上げられたのは「酬恩庵一休寺」。
酬恩庵一休寺は京都府南部、京田辺市にある一休さんでお馴染みの一休禅師(一休宗純)ゆかりの寺。
妙勝禅寺に始まり荒廃していた旧地に一休宗純が晩年草案を結んで復興、法祖の恩にむくいることから「酬恩庵」と命名した。
一休宗純はここで生涯を送り、八八歳でこの地で没した。81歳で天皇の勅命で大徳寺の四七代住職になった時もこの寺から通ったとの事。
境内には一休前肢の墓所「宗純王廟」があり、宗純は後小松天皇の落胤であったことから、その敷地だけは宮内庁の管轄で、門扉には菊の紋章があり、内部は立入禁止。
さて、一休寺総門をくぐれば境内は紅葉のトンネル。
正面には方丈、方丈周囲には、北、東、南、三面の禅院枯山水庭園が広がる。
北庭は蓬莱庭
東庭は十六羅漢の庭
南庭はサツキの刈込と白砂の庭。
庭園全体は国の名勝に指定されている。
方丈内陣の仏間には檜の寄木造の等身大像が安置されている。
他にも境内には小坊主姿の一休さんの像やエピソードん一つでもある「このはしわたるべからず」の橋、、二十世紀の森、宝物殿など見所一杯。
今日は京田辺「一休さんウォーク218」も開催されており多くの人で賑わっていました。
一休寺も11月中旬から下旬にかけて境内は紅葉の見頃。京都市内から少し離れていますが、南部の隠れた名所です。
当館からは京阪電車に乗っていただき丹波橋駅で近鉄に乗り換えて新田辺駅下車、歩くと結構あります(約25分)のでタクシーでどうぞ(約5分)。
京都好き男 細木