秋の「京都非公開文化財特別公開」
期間 平成30年11月1日(木)~11日(日)
会場 京都市、八幡市の18か所
料金 1か所大人800円
今回は、銀閣寺参堂手前にある「白砂山荘 橋本関雪記念館」へ。
ここは明治から昭和末期の京都画壇で活躍した日本画家、橋本関雪が京都に移り住むために1916年から30年に渡って造営された邸宅。
庭園と建物の基本設計は全て関雪自身が行いました。
3400坪の広大な敷地には大正から昭和の建物が配置され2800坪の池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。
庭園内には関雪が作品を描いていた大画室、存古楼と主屋や、妻であるヨネのために建てられた茶室、憩寂庵(けいじゃくあん)、倚翠亭、四阿如舫亭などの
建物ばかりではなく全国の寺社より集めた平安~桃山期の石造美術品が数多く置かれています。
今回は普段非公開の持仏堂に祀られた「地蔵尊立像」が10年ぶりに公開され、一般には初公開となる大画室存古楼の二階望楼も公開されています。
近くの「哲学の道」の紅葉も色づいてきました。
「哲学の道」と言えば春の桜が有名ですが、関雪と妻ヨネが植樹されたもの。
京都の紅葉は今年は少し早く、11月中頃より見ごろを迎えそうです。
京都好き男 細木