2019年の中秋の名月は9月13日(金)でした。
十五夜とも呼ばれ、各社寺では様々な付を愛でる行事を開催。
真言宗智山派総本山智積院では「智積院観月会」が行われ、月を愛でる参拝者で賑わいました。
観月会のメイン会場は講堂。
第一部は講堂の特設舞台で智積院に伝わる声明(節つきのお経)の僧侶による公演。
続いて中秋の満月を本尊に瞑想する「月輪観」。私にとっては初めての瞑想体験。
そして第二部は「お月見コンサート=二胡の夕べ」。
一人の琶奏都と二人の二胡奏者のコンサート。「涙そうそう」、「川の流れのように」の日本の曲や、中国、台湾の曲を20曲。
静かな講堂に流れる曲に、秋の夜長を楽しみました。
当日は国宝長谷川等伯画の障壁画、年に一度の名勝庭園ライトアップ、非公開宸殿の堂本印象の襖絵の特別公開も。
今回のチケットはお月見弁当、お茶付きで前売り3700円。
大書院等でライトアップされた庭を眺めながら自由に食べられ、一瞬でしたがお月様を見ることが出来ました。
京都好き男 細木