京都の冬の風物詩である無病息災を祈る「大根炊き」。「だいこだき」と呼びます。
「大根炊き」の発祥と言われる千本釈迦堂の大根炊きはとくに有名ですが、市内の他のお寺でも毎年11月から2月にかけて行われます。
京都の寒い冬にあったかく醤油で煮た大根と油揚げを食べながら無病息災や厄除けなどを祈ります。
今回は洛北、妙満寺へ。妙満寺では今年一年の無事を感謝し、この冬の無病息災を願い「釈尊成道会」に合わせて行われてます。
本坊の松永貞徳造営の「雪の庭」、道成寺由来の霊鐘「安珍・清姫の鐘」の拝観、そして祈願料(絵馬付き)込で一椀1000円で振る舞われました。
私も室内で雪の庭を見ながら、ほくほくの大根をいただきました。
雪の庭は名前の通り雪の日の景色が一番美しいお庭です。
千本釈迦堂、了徳寺、三宝寺、妙満寺の「大根炊き」は終わりましたが鈴虫寺、蛸薬師堂、法住寺、三千院の大根炊きはこれからです。
京都好き男 細木