京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都府府立植物園 №3

2021-04-26 | 京だより

うららかな春の陽気に誘われて京都府立植物園へ。
北山門を入ると花壇にはさわやかな花が咲き、園内のいたるところのツツジが来園者を出迎えてくれます。

 

 

「ぼたん・しゃくやく園」にはボタン約160品種、160株、シャクヤク約110品種、330株が植えられたいます。
今は、山姥、忘れ草、春霞、新鎌田等のボタンが見頃。

 



シャクヤクはまだ蕾。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
この言葉は女性の美しさを花にたとえたもの。
すらりと伸びた茎の先に華麗な花を咲かせる「芍薬」、枝わかれした横向きの枝に豪華な花をつける「牡丹」、風を受けて優雅に揺れる様が美しい「百合」。
ぜひそれぞれの美しさを堪能してください。
他にも、藤の花、山吹、モッコウバラが見頃。
はす池付近の新緑も清々しい。

 

 

5月から6月にはバラ、ハナショウブ、アジサイが咲き誇ります。
緊急事態宣言を受けて5月11日まで臨時休園しますが、楽しみに待ちたいと思います。

京都好き男 細木


頑張ろう!日本

2021-04-26 | 京だより

今まで何度も紹介しました東山三条の古川町商店街で新たな取り組みが行われています。
ここの近くを流れる白川は昔、陶器を作る工場などがあり、失敗した器を川に投棄していたそうです。
この破片を金継ぎでオリジナルの小物に再生させる体験講座や、地元の作家を応援しようと、木工細工や水引細工を扱う店をならべたりと、
今この大変な時ならではの事が行われています。

今こそこの様に人々が協力し合い明るい未来が来る日本の底力を見せようではありませんか。

松井でした