先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

川村兼一 アイヌ博物館館長 亡くなる 69歳

2021-02-10 | アイヌ民族関連
HTB 2021/02/09 22:40

アイヌ文化の伝承に力を尽くしました。
全国で最も歴史のある旭川市のアイヌ博物館「川村カ子トアイヌ記念館」の館長・川村兼一さんが9日大腸がんのため亡くなりました。69歳でした。
川村さんは祖父の代から続く博物館の館長を引継ぎ、伝統儀式や舞踊の保存に努めたほか、アイヌ遺骨の返還運動にも取り組んできました。
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/e5-b7-9d-e6-9d-91-e5-85-bc-e4-b8-80-e3-82-a2-e3-82-a4-e3-83-8c-e5-8d-9a-e7-89-a9-e9-a4-a8-e9-a4-a8-e9-95-b7-e4-ba-a1-e3-81-8f-e3-81-aa-e3-82-8b-69-e6-ad-b3/ar-BB1dwU9r

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川村兼一さん死去 川村カ子トアイヌ記念館館長

2021-02-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/09 23:42 更新
 アイヌ文化の伝承・保存に尽力した「川村カ子(ネ)トアイヌ記念館」(旭川)の館長、川村シンリツ・エオリパック・アイヌ(兼一)さんが9日午前8時52分、旭川市内の病院で死去した。69歳。旭川市出身。大腸がんのため闘病中だった。自宅は旭川市北門町11。通夜は11日午後6時から、告別式は12日午前10時から、市内のベルコ川端シティホール(川端町5の10)で。喪主は妻の久恵(ひさえ)さん。
 アイヌ文化伝承者だった川村カ子トさんの長男として生まれ、父の死後、祖父が1916年(大正5年)に開設した同館の館長に就任した。アイヌ語教室の開催や古式舞踊の実演指導、各種講演活動などアイヌ文化の普及啓発に取り組んだ。
 アイヌ民族の遺骨の返還運動にも精力的に関わり、旭川アイヌ協議会の会長として2017年、市内の墓から掘り出された遺骨を保管する北大を相手取って提訴。翌年に和解が成立し、返還された遺骨3体を市内の墓地に再埋葬した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/509866

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平取町でアイヌの伝説が絵本に

2021-02-10 | アイヌ民族関連
NHK 02月09日 20時15分

日高の平取町にそびえる岩山の穴にまつわるアイヌ民族の伝説をもとにした絵本を、まちおこしグループが制作しました。
平取町二風谷地区には、アイヌ語で「穴があいた山」を意味する「オプシヌプリ」という岩山があり、山のくぼみは、アイヌの人たちに狩猟や織物を教えた神が地域の争いを避けるため、弓で射ぬいてできたという言い伝えがあります。
この「オプシヌプリ」の伝説を、まちおこしに取り組む女性グループ「かえーるCLUB」が絵本にまとめました。
完成した絵本は、町民の有志が15年前に版画で作った絵に加え、伝筆と呼ばれる丸みを帯びた文字で物語を綴り、アイヌ語や英語にも翻訳されています。
絵本は1300部作られ、平取町などの学校や図書館に贈られるということです。
「かえーるCLUB」代表の山本敦子さんは、「新型コロナウイルスの感染が収まったら、平取町に足を運び絵本に出てくる幻想的な風景を見てほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210209/7000030437.html

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【多摩市】宇井眞紀子写真展「アイヌ、現代の肖像」が2月16日よりベルブ永山で開催されます

2021-02-10 | アイヌ民族関連
号外ネット多摩市・稲城市 02月09日 
宇井眞紀子写真展「アイヌ、現代の肖像」が2021年2月16日(火)〜2月22日(月)迄、ベルブ永山3階の多摩市立永山公民館ギャラリーで開催されます。(入場無料)

写真家の宇井眞紀子さんは、29年間にわたりアイヌ民族の取材を続けていらっしゃいます。
北海道などに古くから住んでいるアイヌの人々は、自然の豊かな恵みを受け、独自の言語や文化を築き上げてきた先住民族ですが、それらの文化や営みの継承は幾度の戦いや明治期の開拓を経てなんども危機にさらされてきました。現在もアイヌ文化継承の難しさの中で、様々な取り組みがなされています。
アイヌ民族にルーツをもつ人々は、首都圏をはじめ全国各地に暮らしており、今回は”現代”の視点で映し出された、北海道・二風谷(にぶたに)に暮らすアイヌの人々と首都圏で暮らすアイヌの人々それぞれの生活をモノクロとカラーの写真で表現するそうです。
宇井眞紀子さんのホームページhttps://www.makikoui.com/では、アイヌの人々の躍動感あふれる写真が掲載されています。写真の背景から、アイヌ文化ならではの美しい刺繍や、装飾品、工芸なども見ることが出来るので、写真展開催の前に是非ご覧になってみてください。
2009年、アイヌ古式舞踏が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。そして昨年(2020年)7月に、北海道白老町にアイヌ文化復興等に関するナショナルセンター「ウポポイ(民族共生象徴空間)」と、同じ施設内に「国立アイヌ民族博物館」がオープンするなど、アイヌ文化の伝統継承の動きは国内外で注目されております。
最近では、野田サトル氏による漫画「ゴールデンカムイ」のアニメ化もあり、これを機にアイヌ文化に興味を持った方もいらっしゃるかもしれません。
この機会に多摩市で、現代のアイヌ文化に触れてみませんか。
詳しくは宇井眞紀子写真展「アイヌ、現代の肖像」の案内https://www.city.tama.lg.jp/0000012447.htmlもご覧ください。
ベルブ永山はこちらhttp://www.city.tama.lg.jp/0000008559.html
https://tama-inagi.goguynet.jp/2021/02/09/makikouiphotoexhibition/

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オーティス・ホープ・キャリー(Otis Hope Carey)の「NGALUNGGIRR MIINGGI – HEALING SPIRIT」

2021-02-10 | 先住民族関連
日豪プレス 2021年2月9日
第22回 オーティス・ホープ・キャリー(Otis Hope Carey)
「NGALUNGGIRR MIINGGI – HEALING SPIRIT」

Title : NGALUNGGIRR MIINGGI – HEALING SPIRIT Artist: Otis Hope Carey Size: 90cm x 60cm medium: acrylic on canvas
今回紹介するのは、アボリジニの血を引くニューサウスウェールズ州北部出身のサーファー・アーティスト、オーティス・ホープ・キャリーの作品だ。
キャリーは現在バイロンベイに拠点を置き、彼自身のルーツである伝統的なアボリジニ・アートと、現代的なオーストラリアのサーフィン文化を融合した彼独自のアートを制作し続けている。アボリジニ・アートで多用されるシンボルや物語を再構築しながら、アートを通じて現代の人びとに伝統的な文化を伝えている。
表題で紹介している「NGALUNGGIRRMIINGGI–HEALINGSPIRIT」について、オーティスはこう語っている。
「私たちは海をガアガル(Gaagal)と呼んでいます。ガアガルは非常に重要なクラン・トーテム(部族を象徴するもの)として、私たちに多くの癒しの要素をもたらしてくれます。
祖母はGumbaynggirr(アボリジニの一部族)で、彼女が亡くなってしまった時、彼女の魂を癒し、無事に海(Gaagal)へ戻れるようにしたいと考え、私はこの作品の制作を始めました。制作を進める中で家族の心と体は癒され、また、祖母が海へ、家へ帰れたのだと感じました」
絵を見ると、絡み合っている線が描かれており、複雑ながらも柔らかい印象を受ける。線は精神的な存在、個々の国、そして地球とのつながりを表しており、点は家族を守る闘争心、同時に癒しの要素のシンボルとして描かれている。
「作品には、私にとっての過去、現在、未来への課題を残すようにしています。過去に取り組むべきだったこと、過去を癒すこと、今取り組むべ
きこと、未来に向けて癒すこと、そして世代間のトラウマを子どもたちに引き継がないようにすること。作品が先住民族の人びとを癒し、非先住民族との関係を癒すことを望んでいます」
彼は制作への思いをこのように語っている。
オーティスは、NSW州立美術館の風景画で2020年ウィン賞のファイナリストに選出されている。また、シドニーのレッド・ファーンに位置する、世界的にも有名なチャイナ・ハイツ・ギャラリーの代表アーティストに認定されており、2021年2月12日から3月7日まで展示会を開催予定。詳しい情報は下記ウェブサイトから確認を。
China Heights Gallery
Web:chinaheights.com / Instagram:chinaheights / Instagram:otishopecarey
https://nichigopress.jp/live/lucy_art/203254/

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繊細で素朴な世界観 インドの民族アート90点を一堂に展示

2021-02-10 | 先住民族関連
アメーバニュース2月9日(火) 16:30提供:OVO

 雪深い新潟の森にある「ミティラー美術館」は、インドで3,000年にわたって伝承されてきた壁画から新しい作品まで多くを所蔵しているが、これを東京で見ることができる機会がやってきた。「ミティラー美術館コレクション展 インド コスモロジーアート 自然と共生の世界」が、「たばこと塩の博物館(東京)」で始まった。5月16日まで開催されている。
 同美術館は、インドのミティラー地方の壁画、ミティラー画をはじめ、インド先住民族が描くワルリー画やゴンド画、5,000年以上の歴史を持つテラコッタ(素焼きの陶器)などを所蔵しているほか、インド人の描き手を招へいし、新たなアートの創造の場を提供している。2006年以来約15年ぶりとなる本展では、伝統的な手法を守りつつ、現地の生活環境では生まれることのなかった創造性豊かな作品など、約90点が紹介されている。
 繊細でありながら、どことなく素朴で土の香りがしてくるような独特の世界観に酔えそうだ。大人・中学生の入館料は100円、満65歳以上と小・中・高校生は50円。
https://news.ameba.jp/entry/20210209-782/

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