先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

HTB特番「アイヌの私」ナレーターは柴咲コウ

2021-02-19 | アイヌ民族関連
日刊スポーツ [2021年2月18日17時11分 ]

HTB(北海道テレビ)は、20日に「テレメンタリー2021・ポネオハウ-アイヌの私-」(午後4時)を放送する。
北海道帯広市でアイヌ料理を提供する「ポンチセ」を経営する豊川純子さんの日常、アイヌ民族への差別や偏見に対しての子どものころからの苦悩などを描いたドキュメント。「ポネオハウ」はアイヌ語で骨のスープを意味し、代表的な家庭料理として親しまれている。ナレーターを務めた女優の柴咲コウは「悩み苦しんだ過去を感じさせないほど、笑顔が素敵な純子さん。ぜひ皆さんに見ていただきたい番組です」と話している。全国の系列局でも日時を変えて放送される。詳細は同局HPで。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202102180000581.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐々木史郎さん=国立アイヌ民族博物館初代館長

2021-02-19 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2021/2/19 東京朝刊
佐々木史郎(ささき・しろう)さん(63)
 先住民族アイヌの文化の復興拠点として2020年7月に北海道白老町にオープンした民族共生象徴空間(ウポポイ)の中核施設。新型コロナウイルスの感染拡大で開館が2度延期され、入館制限も続くが、初代館長として「『今を生きるアイヌを理解できた』など肯定的な声が多い。コロナの影響は大変だが、いい船出となった」と開館後の半年を振り返る。
 東京大や国立民族学博物館で文化人類学を専攻。旧ソ連や中国などで北方先住民を研究する中でアイヌに出会った。海外の博物館との交流経験が豊富で国際的な発信力の強化を期待され、16年からアイヌに関する初の国立博物館の設立準備を主導した。
 「文化人類学が、研究する民族の現代的課題に積極的に関わるように変わってきた。博物館も展示される文化の担い手との共同作業で作る考えが強まっている」と話す。同館でもアイヌ自身が自分の文化を紹介する主体性を重視。新たに作られた伝統工芸品も多い。「例えば世界観の展示には多種多様なイナウ(祭具)が必要だが、欠けているなら作る。これは当事者の発想。更新していくことで文化継承にもつながる」
 観光偏重との声もあるが、「反響の一つ一つに応えていきたい」と試行錯誤を続ける。頭にあるのは米国立アフリカンアメリカン歴史文化博物館。「民主主義と奴隷制度の関係を直視した展示をしている。社会の本質を問うインパクトのある展示をアイヌ文化からも発信したい」<文と写真・山下智恵>
 ■人物略歴
佐々木史郎(ささき・しろう)さん
 東京都出身。東京大大学院中退。大阪大助教授、国立民族学博物館教授などを経て、昨年4月から現職。
NPO法人トルシーダ代表、伊東浄江さん(63)=愛知県豊田市で2020年12月4日午前7時57分、太田敦子撮影
https://mainichi.jp/articles/20210219/ddm/012/070/041000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奄美「方言の日」 コミュニティーFMが方言の特別番組

2021-02-19 | 先住民族関連
MBC 2/18(木)
奄美では島の方言を次の世代に残そうと、2月18日を「方言の日」と定めています。奄美市のコミュニティーFMでは、方言の特別番組が放送されました。
(MC)「きゅうやフトゥバの日だりょっと。まあじん島口ば使いんしょうろう(きょうは言葉の日=方言の日です。いっしょに島口を使いましょう)」
与論島では「ことば」のことを「フトゥバ」といい、大島地区文化協会連絡協議会は2、10、8の語呂合わせで、きょう2月18日を「方言の日」と定めています。
日ごろから奄美の方言=島口を使って放送を行っている、あまみエフエムは、「シマユムタ(シマの言葉)伝える会」のメンバーをゲストに迎え、特別番組を放送しました。
奄美市の赤木名小学校は、あいさつや校内放送などを方言で行う取り組みなどを紹介。5年生の朝そらさんは、シマ唄の朝花節を披露しました。
ユネスコは2009年にアイヌ語や沖縄方言、奄美方言など、日本国内8つの地方の言葉を消滅の危機にある言語と発表しました。これまで、様々な学校で島口を教えてきた伝える会のメンバーは、方言は文化だと話します。
(シマユムタ伝える会 保宜夫会長)「言語というのは文化ですので、奄美の場合は八月踊りとかシマ唄とか方言で使われてますので、子どもたちが方言を伝え、そして奄美の文化のシマ唄八月踊りを残すためにも伝承というのは必要」
(あまみエフエム 渡陽子さん)「開局当初から、島の心がこもった島口を守ろうと特別番組を2月18日に毎年行っている。私たちも島口に挑戦しようという試み」
消滅の危機を乗り越え、いかに後世に島口を伝えていくか。奄美の人々の模索は続きます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b65389c3f0ff01b65ca76ff685dcbd1c288c792

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする