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大賞は「チェプオハウ風」…アイヌの食文化をぎゅっと詰め込んだおにぎりが登場

2021-02-26 | アイヌ民族関連
HTB 2021/02/25 19:25

アイヌの食文化をぎゅっと詰め込んだおにぎりが道内のスーパーと飲食店の2社で販売されます。 レシピを作ったのは高校生です。
鮭とばやキノコなど道産食材がふんだんに使われた具沢山のおにぎり。
その名も「チェプオハウ風おにぎり」。
去年11月、道内の高校生や大学生らを対象に行われたおにぎりのアイデアコンテストで大賞に輝いた作品です。
考案したのは静内農業高校の2年生。
生鮭ではなく鮭とばを使うことで食感が楽しめるよう工夫したり、アイヌ民族が食べてきたものにこだわって作ったといいます。
佐藤涼さん…「オハウというアイヌ民族の言葉が使われているとおり、アイヌ文化に興味を持っていただけたらなと」「北雄ラッキー」ではきょうから、「いただきコッコちゃん」では来月1日から期間限定で販売される予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef824b127b1e37c3806e0b1b9170477a3233502c

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静内農高生の大賞受賞おにぎり商品化

2021-02-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/26 05:00
静内農業高の生徒が考案し、商品化された「チェプオハウ風おにぎり」
 静内農業高(日高管内新ひだか町)の生徒が考案し、昨年11月に道経連などが開催した道産食材のおにぎりコンテストで大賞に輝いた「食彩の秋!チェプオハウ風おにぎり」が商品化された。アイヌ民族の伝統料理に着想を得た品で、食品スーパーの北雄ラッキー(札幌)が25日、稚内店を除く道内全店で発売。イーストン(同)が展開する焼き鳥店「いただきコッコちゃん」の札幌市内2店舗でも3月1日から販売する。
 サケの汁物「チェプオハウ」をイメージし、サケトバやキノコなどが入った具だくさんな一品で、酒類・食品卸の国分北海道(同)が製造する。北雄ラッキーのおにぎりは1個203円で、3月末まで販売。「いただきコッコちゃん」の北1条店と新道東店では、同14日まで、おにぎりにチェプオハウを付けて418円で提供する。
 同校2年の佐藤涼さん(17)は25日に札幌市内で開かれた商品発表会で「多くの人がアイヌ民族について知る機会になれば」と話していた。
◆「チェプオハウ」の「プ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/515380

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24 地名が語りかけるもの

2021-02-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/25 11:00
 「ちょうまんぶ?」「せきたん?」「きょうぶ?」
 神奈川県で生まれ育った自分にとって、北海道新聞記者として最初の試練は道内の市町村名でした。昨春の入社当初は大半のマチの名前を知らず、珍妙な読み方を連発していました。
 1年近くたって渡島管内長万部(おしゃまんべ)町、後志管内積丹(しゃこたん)町、オホーツク管内興部(おこっぺ)町と、全自治体を正確に読めるようになりました。道内の自治体名の約8割はアイヌ語の音などに漢字が当てられたといい、難しい理由が分かりました。
 道内の人にとっても、読みづらい道外の地名はあるでしょう。
 檜山管内江差、奥尻両町を舞台にした映画「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」の一場面。渥美清さん演じる寅さんは、実家の住所「東京都葛飾区柴又」を書いた紙片を、亡き友人の娘すみれ(伊藤蘭さん)に渡します。道内から一度も出たことがないすみれは「葛飾(かつしか)」と読めず、口ごもってしまいます。
 区ホームページ(HP)では、区名は「『かずら』が多く繁茂していたから」、「『かつ』は丘陵や崖の意味、『しか』は砂州などの低地という意味で土地の様子から」といった説が紹介されています。
 土地の歴史や文化が息づいている地名は、少なくありません。記者の出身地である神奈川県でも各市町HPを見ると、真鶴町(まなづるまち)は、相模湾に突き出た真鶴半島の形が羽を広げたツルの姿に見えるため。秦野(はだの)市は、平安末期に地名を名乗った波多野氏が由来という説などがあるそうです。
 道内の地名と、その背景を知る。それはマチの成り立ちと、マチに根を張って生きる人の思いを感じ取ることにつながっていくのでしょう。(杉崎萌)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/514052

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アイヌの伝統工芸支援を目的としたモノづくりプロジェクト 藍染ストールやオブジェなど販売

2021-02-26 | アイヌ民族関連
WWD 02/25

 一般社団法人阿寒アイヌコンサルンは、アイヌ文化の伝承と工芸作家の支援を目的としたモノづくりプロジェクト「アカン アイヌ アート&クラフト→ネクスト(AKAN AINU ARTS & CRAFTS → NEXT)」から、さまざまなコラボレーターを招いた新作商品を開発した。2021年初夏の発売をめざす。
 札幌の印刷会社zabo.incと作家の郷右近富貴子による藍染ストールや、彫金作家のAgueとブランドディレクター鶴本晶子によるガラスのショープレート、札幌のセレクトショップ、ファビュラス(FAbULOUS)と木彫り作家の瀧口健吾によるキツネのオブジェなどがそろう。
 同プロジェクトは昨年、北海道阿寒湖温泉を拠点とするアイヌ工芸作家の活動支援とブランド化を目的に始まった。さまざまなコラボレーションを通じて、伝統を重んじながら現代的な感覚を商品に取り入れている。
 加えて、伝統工芸品の技術を生かしたサステナブルな取り組みとしてアップサイクルプロジェクト「チカㇻイタ」をスタートした。第1弾として、阿寒湖アイヌコタンの木彫り作家たちが、廃棄予定だった北海道産白樺の間伐材を原料とする木の皿に文様を一つ一つ彫り上げ新たな作品を生み出した。
 阿寒アイヌコンサルンはアイヌ民族の自主的な経済活動を促進し、人種や民族に基づくあらゆる障壁を克服した共生社会の実現と多様な文化の発展を目指す。
問い合わせ先
AKAN AINU ARTS & CRAFTS → NEXT(一般社団法人阿寒アイヌコンサルン)
0154-65-8973
https://www.wwdjapan.com/articles/1177687

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