先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「刃牙」を阿寒湖温泉の魅力に 釧路出身・板垣恵介さん観光大使に

2021-02-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/16 18:32
 【阿寒湖温泉】NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構は、人気格闘漫画「グラップラー刃牙(ばき)」シリーズを手掛けた釧路市出身の漫画家板垣恵介さんを阿寒湖温泉観光大使に任命する。20日午前10時から、任命式とサイン会を阿寒湖まりむ館(釧路市阿寒町阿寒湖温泉2)で行う。
 阿寒町商工会青年部などは昨年8~9月、阿寒湖温泉で中学時代を過ごした板垣さんの協力を得て「バキ原画展」とサイン会を開催。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により観光客が落ち込む温泉街を活気づけようと開かれた同展には道内外からファンら約1800人が訪れ、大きな反響を呼んだ。
 原画展用に描き下ろされたアイヌ民族の神話の始祖神「アイヌラックル」のTシャツなどは商品化され、展示された原画や人気キャラクター「範馬(はんま)刃牙」の等身大フィギュアは現在も同館に並ぶ。同機構は「阿寒湖温泉の観光をさらに盛り上げてほしい」と、板垣さんに大使就任を打診した。
 同機構が大使を任命するのは初めてで、「阿寒湖温泉の新しい魅力として刃牙を発信し、観光客の回復と地元商店街の活性化につなげたい」としている。サイン会は阿寒湖温泉商店街で販売する「アイヌラックル」など刃牙関連商品の購入者が対象。
 また、19日午後7時半から結氷した阿寒湖上で開かれる催し「阿寒湖氷上『カムイへの祈り』カムイコオリパク」の中で、板垣さんが阿寒湖温泉に応援メッセージを送る。(熊谷知喜)
◆「カムイコオリパク」の「ク」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/512093

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帯広市一般会計853億円 新年度予算案 アイヌ文化振興に力

2021-02-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/16 05:00
 【帯広】帯広市は15日、2021年度予算案を発表した。一般会計は20年度当初比1・8%増の853億4400万円で過去最高となった。アイヌ文化への理解を深める「アイヌ文化とのふれあいゾーン形成事業」に1500万円を計上するなど教育環境の充実を重点に位置付けた。
 アイヌ文化関連の事業は国のアイヌ政策推進交付金を活用する。帯広百年記念館内にあるアイヌ民族文化情報センター「リウカ」のホームページ(HP)を一新し、十勝のアイヌ文化に関する記述を充実させる。また、アイヌ語で動植物を紹介する看板をおびひろ動物園や市野草園に設置し、リウカのHPにリンクできるQRコードを記す。
 新型コロナウイルス対策は新年度予算案とともに3月の定例市議会に提出する20年度補正予算案分と合わせ、1億9600万円を充てる。感染防止のため市税などの支払いにキャッシュレス決済を導入する事業に2300万円を計上した。
 歳入は、市税が同4・8%減の216億4400万円、地方交付税が同0・4%増の140億300万円を見込む。
 馬券販売が好調なばんえい競馬会計が大幅な伸びを示し、一般と特別、企業会計を合わせた予算案総額は同7・0%増の1751億2千万円と過去最高になった。(古谷育世)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/511799

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平取町二風谷の岩山「オプシヌプリの伝説」 アイヌ伝承の絵本新装 主婦団体制作

2021-02-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/16 05:00
新装版の絵本と別冊を手にする、かえーるCLUBのメンバーと遠藤光江さん(前列中央)
 【平取】町内の主婦でつくるまちづくり団体「かえーるCLUB」(山本敦子代表)が、アイヌ民族の伝承が残る町二風谷の岩山・オプシヌプリにちなむ絵本の新装版を制作した。従来の日本語に、英語とアイヌ語を併記。さらに使われているアイヌ語の意味などを掲載した別冊も新たに作り、アイヌ語を学び始める人たち用の教材などとして広く活用してもらいたい考えだ。
 オプシヌプリは、アイヌ語で「穴あき山」の意味。山頂近くのくぼみはかつて直径約14メートルの丸い穴で、アイヌ民族に生活文化を伝えた神オキクルミが矢で射抜いた跡だと伝えられる。明治期に上部が崩れたが、夏至前後の数日間、沈む夕日がくぼみにすっぽりはまり、美しい光景になる。
 絵本は、町民有志でつくる「伝えたい物語実行委」(遠藤光江代表)が2010年に制作した「オプシヌプリの伝説」。攻められた集落を守るためオキクルミが放ったヨモギの矢で穴ができた伝説を、キツネの母子が回想する物語で、モノクロの版画で描いている。
 新装版はA4判35ページ。新たに2言語を併記したほか、アイヌ文様のデザインも施した。別冊はB5判22ページ。絵本に登場する単語の意味や発音、品詞の一覧が掲載されている。
 アイヌ民族文化財団(札幌)の助成を受け、1300冊制作した。町内の小中学校や図書館などに配布するほか、町外のアイヌ語研究者や大学などにも送る予定だ。山本代表は「多くの町民の手で作られた素晴らしい絵本。後世に残し、町内外の多くの方々にオプシヌプリを知ってもらうきっかけになれば」と話す。
 抽選で10人に無料で郵送する。申し込み、問い合わせは山本代表(電)01457・2・2466へ。(川崎博之)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/511741

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌの食材を使ったイタリアン?!「北海道ガストロノミー」とは

2021-02-17 | アイヌ民族関連
フィガロ 2/16(火) 21:08
フランス発祥のレストランガイドブック『Gault & Millau Japon (ゴ・エ・ミヨ ジャポン)』。ミシュランと並ぶ世界的なレストランガイドで、これまでも多くの料理人の才能を発見してきた。本書の2021年版が2月17日に刊行されるにあたり、2月15日に「ゴ・エ・ミヨ ジャポン2021」の受賞者が発表された。
中でも注目したいのが、「明日のグランシェフ賞」を受賞した高尾僚将シェフだ。彼は北海道・札幌のレストラン「TAKAO」のオーナーシェフ。その料理の特長は、北海道産の食材にこだわり、特にアイヌの人々が口にしていた食材を駆使して、まったく新しい味わいをつくり上げること。その原点は、修業時代にフランスで学んだ「テロワール」を考えることにあるのだという。彼の提唱する「北海道ガストロノミー」の思想とは?北海道で撮影されたシェフのインタビュー動画から、その土地に秘められた美味しさの魅力を知ろう。
TAKAO
北海道札幌市中央区南3条西23-2-10 Condo Maruyama KIRARI 1F
tel:011-618-2217 
営)18時~23時
休)日
要予約
https://ha00100.gorp.jp/
https://news.yahoo.co.jp/articles/11b7617f82d83803c9ec5742304f9accf427bff3

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする