先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

白糠のアイヌ文化をライブ配信 料理に祭り、踊り… ユーチューブで14日 町と地元アイヌ協会

2021-02-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/10 18:12
 【白糠】町と白糠アイヌ協会は14日午前11時から、白糠に伝わるアイヌ料理や祭り、踊りなどを動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信する催し「ウレシパシラリカ~北海道白糠町からアイヌ文化を世界に!」を行う。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同協会は今後も動画での発信に力を入れていく。
 白糠アイヌ協会の磯部恵津子副会長ら十数人が出演し、町内のアイヌ文化拠点施設「ウレシパチセ」から生中継。白糠に伝わるアイヌ料理の「チェプオハウ」(サケ汁)の作り方や、アイヌ文様の刺しゅうが入ったマスク製作の様子を紹介する。コロナの影響で本年度は関係者のみでの開催となったししゃも祭りなど「三大祭り」のVTRも流す。
 アイヌ古式舞踊のステージライブや視聴者へのプレゼントもある。動画はユーチューブの「白糠町ウレシパシラリカ」のチャンネルで見ることができる。来年度は「フンペ祭り」などの祭りもライブ配信する予定だという。
 町の担当者は「コロナ禍で現地に来てもらうことができない中、動画を通じてアイヌ文化への理解を深めてほしい」と話す。(今井裕紀)
☆ウレシパのシは小さいシ、チェプオハウのプは小さいプ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/510236

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅する気分で選べる「マスク」。北海道から沖縄県まで全国47都道府県で作られたマスクを、2月10日(水)から3月9日(火)まで、新宿高島屋にて販売。『マスクラボラトリーplus』。

2021-02-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/10 12:33
■2021年2月10日(水)~3月9日(火)             
■新宿高島屋 2階 特設会場 (東急ハンズ側エスカレーター前) 
※2月24日(水)は全館休業日とさせていただきます。
新型コロナウィルス感染症予防策としてマスクが手放せない生活が続いていますが、新宿高島屋では、少しでも楽しく、お好みのマスクを着けてお過ごしいただきたいという想いから、全国47都道府県で作られたマスクを一堂に集めて販売致します。
昨年8月中旬から約1ケ月間、全国15以上の都道府県の伝統的な染織技法で作られたマスクを集めて販売したところご好評いただけたことを受けて、今回は、47都道府県に産地を広げて、各地の染織技法で作られたマスクをはじめ、個性的なマスクを揃えるほか、新進クリエーターが手掛けたマスクも販売致します。
かつて旅をしたところ、いつか行ってみたい土地・・・旅する気分でお気に入りをみつけてください♪
バレンタインデー、ホワイトデー、さりげないプレゼントにもおすすめです。
※品数には限りがございます。売り切れの節はご容赦ください。
※商品の内容が変更する場合もございます。
販売するマスクの一例
●47都道府県で作られたマスク
[画像1] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/450_271_2021020918393160225853a3644.jpg
金襴(広島県)
[画像2] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/500_378_202102091840146022587e0a1ca.jpg
丹後ちりめん(京都府)
[画像3] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/450_212_202102091840316022588f241c0.jpg
こぎん刺し(青森県)
[画像4] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/450_291_2021021011590060234bf45341d.jpg
アイヌ刺しゅう(北海道)
[画像5] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/450_338_2021021012005660234c6820b5f.jpg
有松絞り(愛知県)
[画像6] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/450_254_2021021011595060234c261434a.jpg
丹後ちりめん(京都府)
●クリエーターが制作したマスク
[画像7] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/450_259_2021021012051260234d6866824.jpg
鈴木ひょっとこ 
[画像8] https://user.pr-automation.jp/simg/327/45041/450_369_2021021012055760234d95d54d3.jpg
libellule japon teizo  ※Tシャツとマスクのセットで販売
※お問い合わせ先:TEL03-5361-1111(新宿高島屋代表)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/510113

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<ウポポイ オルシペ>9 シキナとウッシ 儀礼に活用、用途など紹介

2021-02-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 02/10 05:00
 昨年12月から開催しているテーマ展「収蔵資料展 イコロ―資料にみる素材と技―」は第2期(2月2日~3月21日)を迎えました。今回は、このうち「シキナ」(ガマ)と「ウッシ」(漆)の二つのコーナーについて紹介します。
 「シキナ」では、出入り口や窓にかけたり敷物にしたり、儀礼の場をしつらえるものとして用いてきたござを展示しています。ガマを材料としたござについて、さまざまな分析装置による分析や試みを交えながら紹介しています。
 (ケースに入れずに展示する)露出展示のござ3枚は、「製作者」「製作地」「製作年」が分かるもので、製作技法や伝承経路、資料の地域差や時代性について調査研究したり、資料や技法を復元したりする際に役立ちます。
 「ウッシ」では、一年を通じて行うさまざまな儀礼で用いる漆器を展示しています。漆器と一口で言っても、その種類や形状などはさまざまです。本展示は漆器の全体像について、コンピューター断層撮影装置(CT)画像による構造分析を交えながら展示しています。
 漆器は主に本州方面との交易によって入手したものです。中には和人による製作であるものの、アイヌ民族が使うことを前提とした漆器も見受けられます。
 例えば、儀礼に使うタカイサラ(天目台)やトゥキ(杯)、イクパスイ(酒をささげる祭具)の中には、同じ模様構成で組み合わせになっていると思われるものがあります。漆器は確かに交易品かもしれません。しかし、そこには儀礼という大事な場面で、この三つをひとそろいで用いるアイヌ民族独自の用い方も見られます。
(文・ナアカイ貴規=国立アイヌ民族博物館研究員、写真・赤田昌倫=同研究員)
※「オルシペ」の「シ」は小さい字
※「イコロ」のロは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/509890

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化伝承 川村兼一氏死去

2021-02-11 | アイヌ民族関連
NHK 02月10日 12時05分

旭川アイヌ協議会の会長で、アイヌ文化の伝承や普及に取り組んだ川村兼一さんが9日、がんのため亡くなりました。69歳でした。
川村兼一さんは旭川市出身で、旭川アイヌ協議会の会長としてアイヌ文化の伝承や普及に取り組むとともに、市内にある「川村カ子トアイヌ記念館」の館長も務めていました。
4年前の平成29年には、北海道大学が研究目的で保管してきたアイヌ民族の遺骨の返還を求める訴訟を起こし、翌年、和解によって返還を受けました。
妻の久恵さんによりますと、川村さんは去年11月に体調を崩して市内の病院に入院していましたが、9日午前9時前、大腸がんのため亡くなったということです。
69歳でした。
川村さんとともにアイヌの儀式を執り行うなど親交のあった「大雪と石狩の自然を守る会」の寺島一男代表は、「旭川のアイヌの中心的な存在でアイヌ文化の伝承に熱心に取り組まれていました。とても残念です」と話しています。
【大学生に講義も】
川村さんは10年ほど前から、地元の旭川大学でアイヌ文化やアイヌ語の講義を行っていました。
館長を務める「川村カ子トアイヌ記念館」に学生を招き、展示物について熱心に説明することもあったといいます。
旭川大学の山内亮史学長は「川村さんは若い人にアイヌの歴史や文化を知ってもらいたいという強い思いを持っていました。上川地方のアイヌを代表する人で、亡くなってしまったことに喪失感を抱いています」と話していました。
【記念館は通常どおり】
川村さんが館長を務めていた旭川市の「川村カ子トアイヌ記念館」は、10日も通常どおり開館しました。
新型コロナの影響で来館者はほとんどいませんでしたが、それでも1人でも多くの人にアイヌへの理解を深めてもらいたいという故人の遺志を継いでのことです。
川村さんの妻で副館長の久恵さんは「本当はあと10年20年、頑張ってほしかったです。残された者として地域のアイヌのために伝承活動を頑張って続けていきます」と話していました。
川村さんの葬儀は、アイヌの伝統にのっとって12日に旭川市内で行われるとことになっています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210210/7000030449.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする